北米純正パーツ3連メーター実装 ~追憶編~
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序章編からの続きです。
簡易配線図はこんな感じです。
アクセサリーメーター側の2・3、グランド(GND)の7・9はG33コネクタ側のそれぞれ1番と20番に繋げる事になりますので、今回はアクセサリーメーター側の配線上で配線コネクタを使って一本の配線にしてそれぞれG33コネクタ側へ配線しました。
簡易配線図の配線色は、アクセサリーメーター側は実物と合っていますが、G33コネクタ側は少し違いますので、必ずピンの番号で見る事をおすすめ致します。
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次に、G34コネクタ側の配線をしていきます。
G34コネクタ側は、21番ピンにアクセサリーメーター側の8番を配線します。そして、アクセサリーメーター側の4番をG34コネクタ側の23番に接続しますが、23番は空室になっておりますので、別途購入のコネクタピンのケーブル付きを空室に差し込み、アクセサリーメーター側の4番と接続します。
この1本だけは、緯線系用の分配コネクターで配線致しました。(別途購入の配線付きコネクターのラインが細かった為。)
追加配線付きコネクターは私のパーツレビューに詳細を載せておりますので、そちらで御確認下さい。
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それぞれ、G33・G34コネクタピンにてテスターを使い通電試験を行い、(テスターピンのグランドは、ナビ取り付け位置の奥にある車本体のアースから取る。)試験点灯を行います。
センターパネルを付けないと温度表示とコンパス動作はしませんので、センターパネルの3種類のコネクタを接続し、キーを回し、外気温の表示・ポジション点灯でのイルミ点灯の確認。)
試験点灯がOKなら、センターパネルを再度、外します。
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そして、最大の難関。メーター取り付け用の穴の加工に入ります。
まずは自作した台紙を貼り付けます。位置は、純正時計表示パネルのセンターラインと内部の構造をみてから取りました。
そして、穴をあける位置をマーキングします。
次に、純正の時計表示パネルの配線コネクタを引き抜きます。(念の為です。)
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引廻鋸で作業しましたが、体制が取りずらく、かなり大変なので、φ3のドリルでライン上に無数に穴をあけ、その穴を繋げていく感覚で開けると、多少は楽でした。自作台紙は少し間隔が狭かったせいか、メーターが入らなかったので、カッターで削って微調整します。尚、この作業の際はかなりの量の切りクズが出ますので、内部にてタオルを引いたり、粘着シートを貼ったあて紙をすると良いと思います。この作業で2人して汗だくでした。
それと画像の穴の中に見える物は、エアコンのダクトなんですが、かなり距離が近いので、気を付けましょう。
(私は、シャカリキに作業したので、穴をあけてしまいました・・・)
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同時にステー用のボルト穴(M6)もあけます。ステーを差し込んでフランジナットで仮止めします。
(→の部分が、穴が開いたエアコンダクトです。テープで隠しました。次回、メンテナンスの時にきちんと補修します。)
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メーター側の配線コネクタを穴の中から通して接続し、M6のフランジナットで固定して、本体カバーを取り付けます。純正時計表示配線コネクタを戻して、ナビ・センターパネルを元に戻して、作業終了です。
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取り付けが終わりましたら、次はコンパスの設定をします。
①”COMPASS”表示が点滅している
はずなので、広い場所に移動し、停車してアクセサリーメーターのSETボタンを長押し。表示が数字に変わったらE/Mボタンを押して”06”に合わせる。
②SETボタンを押し、表示が回転に切り替わります。
③回転表示が始まったら、ハンドルを目一杯切って車体を旋回させます。(右・左廻りどちらでもOKです。)
④1回転か2回転位回ると、表示が温
度表示に切り替わり、設定終了です。
画像はイルミ点灯時です。
これで全て完了です。大変でしたが、少し変態レベルが上がり大満足です。
今回ご協力頂きました。ランクル70先輩、そして貴重なご意見を頂きましたレトロみっく様、本当にありがとうございました。
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