
今週は寒かったので、未だに桜が咲いてます。
なので、花見に行ってきました。
近場のジョイフルホンダで買い物をしつつ、隣のIHIの工場の桜を楽しみました。
人間、そうやって桜を見ていると頭のネジがおかしな方向に回ってしまうようです。
荷物(棚を作る目的で木材を購入していた)があるというのに
「そうだ…奥多摩に行こう」
と思い立ち、そのままドライブすることに。
途中板金屋に寄ってカルチャーショックを受けつつ(別記)も、そのままドライブを続け、ツーリングマップルを読んで気になっていた後山林道を走ってみることにしました。
「そのまま三条の湯に入ってくるのもいいなぁ…あ、入浴セット忘れたわ。ま、なんとかなるか。」
と、最初はそんな事を気にしていましたが、要らぬ心配でした。
「今日は荷物があるから飛ばさないぞ。心理的なリミッターになるね。」
と、最初はそういう風に思っていましたが、浅はかでした。
舐めてました、林道。
以下、そんな後悔をする前の私の話。
後山林道へ向かおうと奥多摩街道を塩山方面へ走ってる最中、ふと気になることが。
それは「右・峰谷」と書いてある標識。
何時も何時もこれを見ては
「峰谷ってどういう場所だろう?」
と疑問に思っていたので、今日みたいに時間のあるときにでもちょっと確認してみるかなとツーリングマップルと相談したところ、どうやらグルっと一周して奥多摩街道に戻ってこれるとのこと。
ならば行ってみるか!とステアリングを峰谷方面へと切りました。
で、そんな峰谷の街中を延延と走った結果、舗装が途切れたところでとった写真が今日の日記の写真です。
ちなみに方向的には、写真の向こう側の山を越えると青梅市内だと思われます。
その後、ダートに突入。
「む、ツーリングマップルにはダートが有るなんて書いてないんだけどなぁ…ええと、林道峰谷線?…載ってないや」
と地図を確認した後、これが下山ルートにつながっている道だと信じて突入。
明からに道は上へ上へと、北へ北へと続いています。
南に行かねば奥多摩街道に合流できないんじゃ…と言う疑念を振り払い、ずんずんと道を進みました。
いや、振り払ったと言うよりも、振り払われたと言うほうが近いかもしれません。
何故なら、まともにモノを考えられるような道ではなかったからです。
岩盤むき出しの路面。
その上に無造作に散らばる落石。
走るたびにアンダーガードから「ガコ」とか「ズガン」とか音がし、乗っている方は足で踏ん張っているからまだしも、荷物が10cmくらい浮くのはザラ。
スタックの可能性もあるのでゆっくり走るのも考え物と、載っている荷物をいたわって走ることもできませんでした。
加えて道は右手が壁、左手が崖の状態。
もちろんガードレールなし。
天気通いので、どこまで落ちれば止まるかが一目瞭然。
落ちないことを前提に走ったところ、いきなり前に道を塞ぐようにトラックが停めてありました。
おいおい、何でそんなところに停まってるのよ?と思ったのですが、よく考えたら林道ってのは林業用の道路なんだから、作業車が停まっていても仕方がないというか当然なんですよね。
ちなみに林道ってのは道交法の適用外らしいです。
まあ、道交法を無視した走りができるならしてみろ、って感じの道ですが(^^;
とりあえず作業をされている方に地図を見せながら
「この道はこれですかね?」
と尋ねたところ、
「ここは地図に載ってないなぁ。地図に有るこの道は釣り場を左に曲がった道だと思うけど…ここら辺に通り抜けできる道は無いぞ?何処も彼処も行き止まりだ」
とお返事いただきましたorz
…計ったな、昭文社ぁ!!
単に地図の見方間違ったんじゃね?orz
と言うわけで(?)、そこからユーターンすることになったのですが、この時ほどKK3でよかったと思ったことはありませんでした。
何故なら、道幅がAW11の全長よりも短いからですorz
良かった…AW11で来なくて本当によかった…
ま、AW11で着ていたら、走ろうと思わない道ですが。
さて舗装路まで戻ってきたものの、なんか負けた気が。
地図が嘘つくはずねぇよ!と思って、先ほど工員の方が言っていた釣り場の道を左へ曲がっていきました。
地図が真実ならこの先は奥多摩街道に続いている!
と信じて突進。
途中地元の方に道を尋ねたところ、
「OK」
と答えてもらったので、信じて走行。
途中からさっきと同じようなダートになったものの、地図と言葉を信じて走行。
で、裏切られるorz
その時、心の底から
「もう、ここから、帰りたく、ない」
と弱音が湧き上がりましたが、熊出没注意って看板もあったし、気が立ってると言う春だし、と言うことで気力を振り絞って帰路開始。
どうにかこうにか戻ってきて、
「ツーリングマップルに載ってない道は、人が走れる道じゃないってこと」
と言うことを理解(遅)。
大人しく奥多摩街道へ戻りました。
途中にあった「この先林道」みたいな脇道には目もくれずに。
でもこの考えも甘かったです。
「ツーリングマップルに載ってる道は、バイクで通ることを前提としている道」
だと言うことに、何故思い至らなかったのか。
何故なら、やっと見つけて走った後山林道も、先ほどの林道と同じくらい酷かったからです。
さっきの道と違うのは、ワイヤー状のガードレールがあるのが安心材料ってくらいですか。
途中の大きな水溜りで
「WRCごっこじゃー!」
と盛大に泥水跳ね上げながら悦に至る気力も有りませんでした。
加えて
「まあ道は書いてないけど、三条の湯までは林道が続いてるんじゃないか」
と言う僅かながらの希望も「ここから徒歩、ここはユーターン場所」と言う看板によって粉砕されました。
帰路、ライダーの方とすれ違いましたが…こんな道を好んで走る方が居るんですねぇ、と感心しました。
私は二度と走りたくないですorz
とまあ、自分の経験不足を痛感した一日でした。
ちなみに載っていた荷物の大半は結構痛んでましたorz
大反省。
あ、でも一人反省会を開いた、奥多摩街道の「手打ちそば きり山」のメニュー「鮎(稚魚)のてんぷら」は絶品で、運転の疲れを吹っ飛ばしてくれました。
今日一番の収穫ですかね(^^;
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Posted at
2008/04/04 21:23:31