栃木県で開かれたたりーに参加。
結果は1位。
…お。
初優勝です。
ヤッタネ。
SS1
SS2
SS3
SS4
SS5
SS6
とはいえ、今回のラリーで成績が良かったのは、コースの一部の区間が今年3戦目に走った道と同じだった事もあり、他車に比べて有利に進められたというのが大きいと思います。
路面環境は今回の方が良くない(夏になって草木が生い茂りガードレールからはみ出してたり、路面が苔むしている)ので前回のタイムと簡単に比べることはできませんが、第3戦のラリーで今回と同タイムで走れていたら4位くらいの成績でした。
それからの3戦である程度踏めるように成長したようです。
…まあ、6戦目の結果は振るいませんでしたが(^^;
今回のナビの方と組んだのはこれで二戦目。
一戦目は息が合わずボロボロでしたが、今回はタイミングの合うところが多くなり、それが逆に合わない部分を際立たせてしまい、ラリー中に怒鳴りまくる原因となってしまいました…
自分としては「こりゃ今回もダメかな」と思ってしまっており、SS1の終わりの時にはゴールのオフィシャルと
「前ゼッケン(=ライバル)何秒でしたか?」
「(6分)01秒です」
「うちらが(5分)48秒ってことは、47秒も負けたんですか!?マジかー…」
「違う違う、君は前分(=5分)48秒だから、前ゼッケンより13秒勝ってる」
「ホントっすか!?」
みたいなやり取りをしてしまう程でした。
テンポが合わなくて自分が大差(=1kmあたり3秒近く引き離す)をつけて勝ったとは思えなかったんですね(^^;
もちろんライバルは前ゼッケンだけではありません。
今回は前回のラリーで私が1秒差でどうにか勝った方なども居り、「後ゼッケンも油断できない!」と思って戦戦恐恐…第1ステージ終了時点での中間発表を見るまでは、「結果はどうなんだ!?結果はどうなんだ!?」と緊張しまくってしまいました。
そんなに追いつめられた精神状態だったのも、怒鳴りまくってしまった原因かもしれません…
うう…
そしてサービスでの中間発表。
現時点では見事1位。
2位とは7秒、3位とは15秒、4位とは16秒、5位以下とは20秒以上の差。
よっぽどのことがない限り3位以下にはならないだろうと思うものの、安全策を取って油断した走りを見せれば一気に詰められる程度の差ではないか、とやっぱり落ち着かず。
トップで折り返したことなんて今までなかったですからね…
それに第1ステージは比較的フラットな路面だったのに対し、第2ステージは急勾配な登りヘアピンが連続する区間もあり、DC2やEK9と言ったホンダ勢とのパワー差を考えれば第1ステージよりも厳しい勝負になるだろう事は十分予想できます。
「これくらいのマージンがあれば大丈夫」とか「これくらいのマージンならこう言う走りにしないと」みたいな計算も出来ないので、とりあえず第2ステージも気を抜かず、自分の力を出し切る方向で走りました。
その結果、第2ステージ1本目で2位以下と27秒差をつけることに成功。
これだけの秒差をつけて残すはあと1本のみとなれば安全策に行きたいところではありますが、安全に早く走る練習(去年の最終戦ではこれができずに一気に順位を落とした)だとも思い、安全を見据えながら可能な限り早く走ることを意識して走りました。
結果、第2ステージ2本目(1本目と同じコースだった)で1本目より6秒(1kmあたり1秒弱)のタイムアップ。
トータルでは2位以下を49秒のタイム差で引き離し、念願の1位となりました。
とは言えSS終了後のゴール会場まで走る道すがら、
「フライングでペナルティもらったりしてないだろうか?」
「マシントラブルでリタイヤしたりしないだろうか?」
と気になって気になって…もうゴールに付くまでずっとドキドキしっぱなしでした(^^;
ゴール会場が遠い遠い…
今回のラリーでの収穫は、
1.PNを道を思い出す切欠として使うことを意識できた
2.手前から姿勢を作ることを意識できた
ということでしょうか。
今回のPNはナビとの息が合わず、コーナーの方向が違ったり、読み上げるタイミングが私の好みじゃなかったりと、「実は読まない方が良いんじゃない?」と思うような部分も多多ありました。
しかしそれでも「踏める箇所」を意識して聞くことができたので「このパターンは先が踏めるコーナーだったはず」と言った要所要所でタイムを落とさず行けたのは良かった点だと思います。
またコーナー進入時に慎重になり、突っ込み過ぎずに手前からブレーキを踏んで姿勢を作っていく事が意識できたのは、結果としてタイムロスしなかった一因だと思います。
「オーバースピードで突っ込んだら即アウトだけれども、手前からブレーキ踏んで姿勢が作れたら、浅い角度だったらステアリング戻して踏んで、深い角度だったらステアリング切り足せば良い」と選択肢を残しておくことができたのだと思います。
もちろんきちんと角度があっていれば、速度ロスをもう少し削ることができたと思うので、合えば合うに越したことはないのですけれどね。
逆に反省点は、
1.ナビと息が合わなかった
と言う点に尽きるでしょうか。
2人でやる競技なのに、片方が自分の意見を押し付けて走るだけじゃだめですね。
もっと相手のことを思いやって走りたいものですが…熱くなってくるとどうも…って、前回も言ってましたけど。
人の性格というものはなかなか治らないものです…
Posted at 2013/07/22 23:51:58 | |
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