2009年06月21日
一人ラリー行程。
1.奥多摩から塩山(国道411)
久しぶりの柳沢峠。
東京側の道が良くなってきた所為もあって、前よりも多くの車が行きかうようになってました。
天気の良い奥多摩街道は走っているのが気持ち良いんですから当たり前といえば当たり前。
そんな景色を楽しむのは結構なんですが、できれば後ろが詰まっていたら道を譲ってくれる余裕も持ってもらいたいものです(^^;
2.塩山から甲府(県道31)
昼間の国道140は混むと判断し、こちらも久しぶりの太良峠を走ることに。
山間部の集落に通じる重要な県道なのですが、正直ここを生活道として毎日使っている方が居ることに驚きです。
たまに通る身としてはこういう面白い道が残っているのはうれしいのですが、山間部の集落の方方の生活を考えればもう少し整備されるべきだと思います。
大鷲の生活する森を保存するんだとかなんとかって運動があるため全線の拡張はがづらいそうですが、せめて塩山方面への道の整備くらいはされるべきかと。
3.甲府から韮崎(県道6号)
甲府に抜けた時点で14:00を過ぎていたので(集合は16:30)、高速道路に乗る為に韮崎に移動。
ETCがあれば双葉から乗れたのでしょうが、付いてないので仕方がありません。
料金も割高なので二度残念。
4.韮崎から諏訪(中央自動車道)
諏訪まで行けばあとは下でも十分じゃないか?と思って一旦諏訪で降りる事に。
5.諏訪から岡谷(国道20号)
が、諏訪湖周辺の交通事情を知らなかった私には大打撃。
思った以上に時間を食った事に加え、松本周辺も混むだろうと推測して岡谷から改めて高速を使うことに。
6.岡谷から豊科、安曇野スイス村(長野自動車道、県道310)
「豊科ICを降りたら目的地まで2分」と案内書には書かれていましたが、時速何キロで飛ばせば2分で行けますかね?
7.SS区間
18時から21時まで走行。
計測結果から順位が確定したのは24時、直ぐに表彰式が始まり終了したのが25時前。
8.安曇野スイス村から扉温泉(県道57-国道143-県道67)
大人しく高速を使って帰れば良かったのですが、せっかくここまで来たのだから帰りははじめて走る峠を通って帰るか、ということで扉峠と和田峠を走ることに。
扉峠までは県道67を使ったのですが…ここ、ホントに県道なんですかね?というような道でした。
まあ峠らしい峠だったので私としては嬉しい限りでしたが。
道幅は1車線ですれ違いできるだけの幅はあるものの左右は落石や草木が生い茂って使えず。
しかし道にはまたげる程度の落石しかなく、わざわざ降りて落石をどける必要が無かったのも嬉しいところ。
ステアリングをグリグリ回していると運転してるな、って実感します…それならジムカーナでもやればいいのに。
9.扉温泉から諏訪(県道67-ビーナスライン[県道460-県道194]-県道40)
気分を良くして県道67を走りきって扉峠に到着…できればよかったのですが、扉峠手前から濃霧になったのでロービームで走行。
それでも道幅が狭かったときは良かったんです。
ガードレールや壁が目印になって道の方向が分かるので。
しかし扉峠から先、ビーナスラインの道幅の広さと言ったら…といっても高高二車線の道路なんですけど、山奥の二車線道路ってのは何時一車線になるか分かりませんし、右側の道の形状はまったく読めなくなるので自分がどこを走ってよいのか全く読めなくなります。
じゃあ左側を意識してれば良いのかといえば、これがまたいきなり待避所があったりして左側の形状も読めなくなってしまうので、油断できません。
この時間(3時)だと人が居ないとは言え、鹿が跋扈しているのでやっぱり動くものには細心の注意が必要になります。
SSの最中も思ったのですが、やっぱりこういうところを走りたいなら追加灯は必須ですな。
10.諏訪から勝沼(国道20)
心に余裕があれば諏訪から国道299を使って麦草峠と十国峠を抜けて秩父に抜けるルートを使いたかったのですが、和田峠の霧に精気を吸われまくった為に心に余裕が無くなり、大人しく帰ることに。
諏訪で精気を回復するために30分ほど仮眠し、そこから勝沼まで直行。
それでも高速を使わないところが貧乏性。
11.勝沼から八王子(中央自動車道)
運転中に眠くなってきたので、途中のSAに車を停めてまた仮眠。
30分でも寝るとすっきりするもんですが、バケットシートでの仮眠は体には悪そうです(^^;
と言うわけで、ノンストップと言うわけにはいきませんでしたが、走行距離600kmとなりました。
先週・先先週と茨城の方まで500kmのドライブをしていて「まあこれくらいの距離運転するなら大丈夫だろ」と思って今週も同じような感覚で居たのですが、やっぱり平野ばかりの関東内を500km走るのと、山間部を含めて600km(そして霧)走るのとでは、疲労度が全く違いますね。
認識を改めて再度挑戦。
Posted at 2009/06/22 02:37:02 | |
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雑記 | 日記
2009年06月20日
第一回アルペンクライムに参加。
ラリーのナビとして2戦ほど参加させてもらいましたが、やっぱり自分で運転したいもの。
とは言えラリー用のレギュレーションで車を弄るにはいろいろと不都合があるし、別途ナビゲーターを探さないといけなかったりと、意外とハードルが高いのが実情。
ならば、1人で参加できる公道を走れる競技なんてないものか、と思って探していたところ、このイベントを見つけることができました。
内容は山間部の公道を貸しきってのタイムアタック。
全5kmのコースを3本練習し、そこを前半・後半・通しの3本のタイムアタックの総合タイムを競い合うと言うもの。
イベント名が「クライム」とついている様に、登りのみで下りは走りません。
これは大きな事故がおき辛いようにとの配慮。
フロント荷重がかかり辛くて曲げ辛いものの、リアが出辛いのでスピンし辛いし、ブレーキングに失敗しても自重でとまりやすいと言う利点があります。
参加料は18000円。
県戦レベルのラリーの参加料が36000円であることを考えると、1人当たりの参加料としては同じくらい。
問題は何本SSを走れるか、ってところにかかってくるのですが…そこら辺は参加してみないとわからなかったので、先ずはためしに出てみよう、と言うことで参加しました。
結果として、練習として通しを3本(うち1本は下見)、本番として前半・後半・通しで3本の計9本走ることができましたので、一晩で6~8本程度のハイアベレージ区間(=準SS)を走ることになるラリーよりも走ることができたと考えれば、参加料も納得です。
場所は長野県安曇野市。
東京在住の私にとっては道中も山道になるので移動も楽しく、個人的には総行程600kmのラリーみたいなもんでした。
とは言え高速道路も活用してしてますが(^^;
開催場所の情報や動画・画像をアップロードしようと思ったのですが、主催者側の方の話を聞く限り、「公道を利用したイベントの情報を不特定多数の人に見える場所に置くと、法律的にはまったく問題がなくても文句をつける人が居て、そういう人達が騒ぐと開けるものも開けなくなってしまう」と言う事だったので、詳細は伏せます。
分野は違いますが、最近アダルトゲームに「倫理的に問題がある」との一言で一層の規制がかけられるようになりましたし、ゲームで行われている行為にさえ「現実での女性に対する倫理観を捻じ曲げることになる」等と問題視をする人が居るならば、きちんと道路の占有許可を取った場所で行っているこういうイベントに対しても「公道を走る為の倫理を喪失させる事になる」等と問題視する人は普通に居そうです。
車を使っている以上どんなに気を払っても事故はおきますし、事故がおきれば怪我をする人も出ます。
その上普通に車を使っている人には想像できないような走り方をするんですから…まあ理解してもらうのは非常に難しいでしょうね。
親にはサーキット走行でさえ「危ないことはやめろ」と言われる始末ですし(^^;
なのであまり臨場感が伝わってこないようなイベント報告になってしまいますが、ご容赦を。
道は良好。
少なくとも好んで走ったりする道に比べたら、砂は浮いてないわ穴は開いてないわ岩は落ちてないわグレーチング(=道に横たわる排水溝)は無いわコンクリートによる簡易舗装がないわ…そして道幅も二車線と幅広なので、サーキットと言っても良いくらいです。
少なくとも、最近走った林道が
・グレーチングの蓋が無いので真っ直ぐ走れない
・単なる水溜りに見えるけど、周りのアスファルトの形から推測するにソレは穴なので踏めない
・道の真ん中にはバンパーよりも高い場所まで伸びてる草が生えている
・道幅いっぱいまで草木が生い茂り、走っていると常に草が擦れている音がする
・判別できない凹凸により、アクセルを踏んでいったら思いっきり跳ねる
・富士サファリパークを走ってるかと思うかのような鹿の群れに出くわす
だった私にとっては、この道はホントに別世界。
とは言えやっぱりサーキットではなく峠道。
違うのはそのコース形状で、スピードを出して走ることを前提としていない峠道ならではと言った感じのコース(急勾配の6連続ヘアピンとか)が独特で非常に面白い。
走る車は排気量によってクラス分けされています。
2500cc以上のCクラス、1500cc以上のBクラス、それ以下のAクラス、の計3クラス。
ターボやSC等の過給器が付くと排気量が1.7倍されるので、エボやインテはCクラス、そして私はBクラス。
同クラスにはインテやシビック、スターレットターボ等がひしめき合うクラスなので120馬力の4AGでは非力感が否めませんが、SC付きのAW11だとCクラス、つまりエボやインテと競い合う事になってしまうので、それよりは戦いやすい相手といえます。
パワーの差は「急勾配の登りなんだからリアにトラクションのかかる後輪駆動が有利じゃー!」と言う意気込みでカバー。
…まあ意気込みだけでは勝てませんけど(^^;
このイベントにあわせたわけではないのですが、参加する前にAW11の仕様を変更。
前後バンパーとボンネット、トランクをTBS製のFRPパーツに替えてみたのですが、この効果が非常にすばらしいものでした。
これによってコーナリングでのトラクションの掛かり具合が大幅にアップし、コントロール性も向上しましたし、軽くなったおかげで最近やわらかすぎると感じていたフロントも登りには丁度良い感じになりました。
あまりの楽しさで毎週末はドライブ三昧になるほどです。
おかげですべきことが滞りまくってますが(^^;
なのでこのイベントもせめて半分以上に入ってやりたい、とか意気込んでみたのですが…問題はドライバーの腕。
Aクラスが1台だけだったのでBクラスと合わさった結果、同クラスには私を含め4(スターレットターボが2台、SCヴィヴィオが1台)がエントリー。
1台がリタイアしたためにどうにかビリは免れたものの、タイムはトップ(=SCヴィヴィオ)から1キロ2秒も遅れをとるほどで、まあ相手になりませんでした。
勝負にならなかったのは
・道を知らない(参加16台のうち、14台が地元)
・追加灯が無い為に横が見えないし、スピードが上がってくると先が見えない
・そもそもドライバーの腕が無い
等の理由が挙げられると思います。
特に3番目が顕著に現れていたのは…1度コースアウトしてぶつかってしまい、バンパーをバリっと割ってしまった事からも分かりますorz
小雨がぱらついたり止んだりして路面状況が微妙に変わってきていることに加え、幾度目かのヘアピン手前のアスファルトの感覚が他のところと微妙に違っていることをすっかり忘れていて、他のところと同じ感覚でブレーキ踏んでフロント入れて行こうと思ったら、ズリっと滑ってそのまま。
外側にエスケープゾーンがあったのでそこに車を突っ込めれば良かったのですが、そこにはギャラリーの人(若しくは監視役のオフィシャル)が居たので突っ込むわけにも行かず、諦めて大自然との触れ合いを受け入れることにしました。
久しぶりのクラッシュ…走行に支障が無かったから良かったものの、「調子こいてると事故を起こす」という事を改めて思い知らされました。
走行に支障が無かったから良かったものの、遠出先で事故って動けなくなっていたら一大事でした。
やっぱり仕様を変更したら走りなれた場所で確認の為の練習をすべきでしたね。
相手にならなかったのは残念でしたが、次回はもっと接戦になれるよう頑張ってみたいと思います。
次回は9/12。
ラリーの地区戦の練習としてきている方が多いようですけれども、私のような奴も気軽に参加できる大会ですので、興味がある方は一度参加されてはどうでしょうか。
詳細は「チームりんどう」のサイトに載ると思います。
Posted at 2009/06/22 00:43:44 | |
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イベント | 日記