
長野県中部で開かれたラリーに参加。
結果、長野での初優勝となりました。
SS1
SS2
SS3
SS4
SS5
SS6
…と言っても参加台数が非常に少なかったのですけれどね(^^;
以前、「勝った奴が自分を卑下すると、負けた方方の立場が無い」と言言われていたので、以下はある程度大きなことを書きますw
今回のラリーはSS形式だったものの、1か所申告チェックがありました。
通常のチェックは「実際にそこを通った時間」なのですが、申告チェックとは「自分が何秒でここを通過したいのか」と言う事をオフィシャルに自ら申告し、その時間が公式な通過時間となると言うチェックポイントです。
こちら側が申告する分、計算の得意なナビであれば非常に小さい減点で済みますが、万が一計算を間違えると大量減点を食らってしまう事にも繋がりかねません。
幾ら早く走れても申告チェックで大量減点をもらっては勝機はありません。
ならばこの申告チェックをどうクリアするのか、と言うのが今回の大きな課題でした。
と言うわけで、今回は
第5戦で組んでいただいたナビ様にもう一度ナビをお願いして参加することにしました。
前回のラリーでは登らない止まらないと嘆いていましたが、今回のラリーはミッションもロークロスになっているし、走りにそこまで差は出ないんじゃないかな…と。
そして走りに差が出なければ、申告チェックでの小減点が他のチームに対する大きなアドバンテージになるのではないか、と言う戦略でした。
とは言え、やはり100kgのハンデは重い(^^;
タイヤ6本積んで走っているようなものですからね…私も痩せるかなぁ(T-T)
怖いのがファイナルギアに対する負荷で、よく言われているのは
「ミラージュの社外ローファイナルギアは、歯数が多い分歯が薄くなってしまっていて、結果もろく壊れやすい」
と言うものらしく、大体競技で使っていると1万キロから先はいつ壊れてもおかしくないらしいのですが…もう1万キロ以上は乗ってます。
今回は登りの区間が長い事もあり、「250kgの重量と登りの負荷でギアがポッキリ行く可能性も…」と言う心配がありました。
そう言う心配を払拭するアイテムとして、今回はミッションオイルに「OMEGA SPEC 2 75w-140」を使う事にしました。
完走できたのはこのオイルのおかげなのかはわかりませんけれど(^^;
あと助手席もバケットシートからセミバケットシートへ変更。
これでナビ様の送り迎えも完璧です。
…ってまた車重増えてるしw
と、色色今回のナビ様用に仕様を変更したついでに、フロントサスをエボ純正(3.2kg/cm)からミラージュ純正(2.4kg/cm)へと変更しました。
「ノーマルサスを潰して使うのが良い」と言う足回りとして購入しているため、今までのサスの硬さでは少し硬すぎると言う判断。
しかし本当にそれで大丈夫なのかな…と心配にはなりました。
車高は全く下がりませんしね(T-T)
さて、その結果。
ステージ1のSS1、SS2、SS3、SS4、と、全く良い所無し。
道が分からず勾配でのパワー差が聞いてしまい、ライバルであるFD3Sからどんどんタイムを離される始末。
これじゃあ不味い、どうにか逆転できないものかと思って挑んだステージ2。
ここで突然の大雨。
「よし、雨を見越して新品のA036を履いてきた甲斐があった!」と有利になったことを確信。
そして大雨によりSS5、SS6がもう川のような場所になりまして、結果FRのFD3Sにどんどん不利な状況が生まれ、この区間でどうにか逆転することに成功。
しかし残りの3本のSSは雨も小降りになりこちらの優位性は少しずつ落ちていく事になりましたが、それでも有利なことには変わらず。そして「ここが正念場」と思い挑んだ長い登りのSS7、SS8では、どうにか差を抑える事に成功。
下りのSS9で差を詰め、トップとの差は1秒。
本来のSSラリーならここで勝負はつきますが、今回勝負の分かれ目と踏んだ申告チェックで10秒の大差をつけて逆転し、結果は2位と9秒差の1位とする事が出来ました。
申告チェックに強いベテランナビと組んだ事がドンピシャでハマる結果となりました。
周囲からは「もう少し軽いナビ載せていれば十分走り勝てたでしょ」と言われたりもしますが、その場合申告チェックで大量減点をもらって結果何位になったのか分かりません。
走りで遅くなろうとも、ナビ区間できちんと減点を抑えてくれるナビの方は有難いものです。
とは言え、同日開催されていた地区戦のタイムと比べると、もう目も当てられないタイム差…
県戦で優勝したと言うのは良い結果ではありますが、上を目指してより良い走りができるよう頑張りたいと思います。
Posted at 2013/09/12 00:44:52 | |
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