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2021年02月24日

朝令暮改:New Racing。

朝令暮改:New Racing。
      ずっと欲しかった本を

       久々に書店に出向き

       購入してしまった。

  まだ、最初の30ページしか読んでないけど。。。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

     1977年に世界GP350ccクラスのチャンピオンとなった片山敬済は
    最高峰クラスつまり500への挑戦をいますぐにでも始めたかった。
     他方、ホンダは休止していたGP参戦を再開すべく、その技術、体制、
    時期を模索していた。
     果たして両者は思惑が一致した’79年、8月のイギリスGPにホンダを
    駈る片山の姿を見出すことができる。
     が、しかし、あろうことか予選通過も危ぶまれる事態に陥っていた。
    それもそのはず、片山のホンダは2ストロークの500ではなく、
     8バルブの4スト。
    しかもピストンは「まる」」ではなく、楕円(長円形)だったのだ。
     軽量・高出力な2ストのライバル勢に、敢えて4ストで挑むという困
    難な道を選んだ片山とホンダ。
     そのマシン名「NR500」。
   「いつか勝てる」日を信じ、怯むことなく挑戦したNRと関わった人々の
     足跡、ここにー。
                   (レーサーズ NR Challenge Part1)


     

     自分がリアルタイムで知っているサクセスストーリーは
      第2期F-1の、しかもテレビ放映された'87年〜のみで

     それまでのF-2時代の挑戦や
      まして無敵艦隊と言われたRCBもNew Racingも
        モノの本で読んで、体感したような気になってただけで
      フレディースペンサーの走りも友人が毎月購入する
        ライディングスポーツを読ませてもらってるだけの
      後追いで、リアルタイムで体験した訳でないことに気づきました。

       もし、当時その場を体験していたら・・・
         冷静に見ていられただろうかと。



   RCBで耐久選手権を4連覇し(と言っても、それまでの既存のテクノロジー)
     次に10年ぶりにGPに挑戦するにあたり
              New Racingと銘打ち、挑戦しつつも
     その多くが軽量大パワーの2ストマシン相手に
      試行錯誤の連続の4ストマシーンで挑んだホンダを
                自分は素直に応援できただろうか?と。

     当時、入交さんが掲げた目標(レースプロジェクトのテーマ)
      1. 革新技術の創造
      2. 人材の育成
      3. 3年以内に世界チャンピオンに

     

      60年代にレースに携わった諸氏には、希望者であってもNRプロジ
     ェクトにはご遠慮頂いた。とあります。
      人材育成というテーマによるものでもあったが、かつての経験が新
     しいものへのチャレンジを妨げる事を案じての指示だったと

     なんか第3期F-1でも、そんなことがあって、やきもきさせられた様な
                 記憶が。。。


      社歴にしたって、本で知っただけで
    何億もの加工機械を導入したのだって、マン島TTレース宣言したんだ
って
     F-1に打って出ると宣言したんだって、まだ形にもなってないCVCCを
      発表したんだって、その場で体験した訳ではありません。
                CVCCは少しリアルタイムだったかも。。。

      今の舵取りを、我慢できず批判してしまったけど、
            どうなんだろうか?と自問自答中です。。。

           と言っても、川本さんが一番好きなんですが。

  alt
   ちなみにコッチはお金が足らず。。。レジで返却。
    一度帰宅し、ジャリ銭を握り締めセルフレジにてゲットしました。
                      ん〜 あとパート2を探さねば。

     NR500が実戦の場から姿を消して1年余が経った’83年11月
    HRCは新たなNRプロジェクトを極秘裏に立ち上げていた。
     通称名<NR250ターボ>開発コード<AZ5>
    4ストローク250ccの楕円ピストン2気筒エンジンをツインターボで武装し
     リッター600ps以上を絞り出させてモノになるならば
    ’85年の世界グランプリ500ccクラスに投入しようという企て。
     それは「NRをどうにかしたい」という開発者たちの飽くなき思いの表れ
                                  だった。
    実際にはエンジンテストまでで、車体に積まれて走ることはなく
     終わったこの計画だが、もしも実現していたなら
    同年に250ccクラスとのダブルタイトルを獲得したフレディ・スペンサーが
     楕円ピストンターボ車でどれほどの走りを見せただろうか。
    NRの夢はいまも膨らみ続けるー。
                   (レーサーズ外伝 NR Challenge Part3)



     ちなみに13がレースを観戦し始めたのが'84年の鈴鹿8時間耐久からで
    レーシングサービスセンター(RSC)からHRCに既に変わっており
     当時、NRの事など全く知らずに、むしろ転倒シーンが見たくて(失礼)
    オールナイトで解放されていない時代のレース観戦を思い出しました。
     高校生で自由席しか買えず、土曜の予選が終わると食料を持って
    悪友と2人シケイン手前の茂みに潜り込み息を潜めて一夜を過ごしました。
       (やぶ蚊に襲われ・・・2人とも散々だった記憶。。。)
     そして決勝当日。 ゲートオープンと共になだれ込んでくる観客を
    観察しながら、ここぞ!というタイミングで紛れ込み
     ベスト観戦ポイントをゲットしてました(笑)
    そして、その時に見たのがTeam Ikuzawa/無限/moon craftジョイントの
     白いマシンと知らないライダー(Joey Dunlop)との出会いでした。
    練習走行から、その変わった白いマシンが気になり、
     パンフレットを熟読し結構向こうでは有名なライダーだと知って
    急遽、自分のヘルメットを黄色く塗って(発色のためリキテックスで
     塗ったため、チジミが入ってシワシワに・・・)
      関係者に紛れてピットに潜り込み、休憩中のダンロップ氏に
    ヘンテコなオフロードのレプリカメットにサインをしてもらいました。



     
               一片の悔いなし
   NRはポジティブシンキングだったから、ずっとチャレンジしたんでしょう。
           そのチャレンジ精神が俺は好き。
   NRが良いの悪いのじゃなくて
    NRに携わった人たちは全員チャレンジャーだったということを俺は知って
   いるから。
    彼らの苦労ってライダーの比じゃないよ。
   初年度にスランスGPへ行くとき、そしてフランスGPから帰って次に行くとき
    揺られるトラックの中でNRの人たちはエンジンをバラして組立てていたん
   だよ。ヘドを吐きながら。精密機械を。
    それも寝る時間がなくて眠くてたまらない中で。
   ほぼ全員がそうやってきたことを知っているから、俺は彼らを誇りに思うし、
    俺が少しでもネガティブな言葉を吐いた瞬間、
   裏でこれほど努力している人たちに砂をかけることになると知っているから
    俺は当時からNRについてネガティブな言葉を吐いたことはない。
                                  片山敬済



     
         0:42〜 必見です。

   片山さんの話を聴いていると
    「ウィンディー」「チャンピオンライダー」とか泉優二が見せてくれた
     人間くさかった時代のGPを感じます。
            プライベーターがこっそりワークスからパーツを融通してもらったりと。。。



    今までNRに関しては、冨樫ヨーコさんの本しか持ってなかったけど
     このシリーズ。読んでおくべきかも。


    ※まだ読んでる最中なので、加筆します。
       もしかして結論も変わるかも・・・大汗
      ちなみに、パート2はまだ入手してません。。。


  alt

   本日、地元の本屋で見つけました(笑)







        小物は目の前のことで右往左往するものなのです。。。


       なんか読んでて、熱くなってきました。
        やっぱりホンダファンならどんな時だって諦めたくない。


  alt
      今回から採用のウングマークはNRとリアルタイムです♪




                僕らのHは帰ってくる!
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Posted at 2021/02/24 01:09:47

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この記事へのコメント

2021年2月24日 12:59
こんにちは。
NRの本、私も手に取りましたが購入には至りませんでした。

GPに4ストで参戦は、ホンダらしく思います。
ただそれがオーバルピストンなのか? が今思うとどうなんだろう?
レギュレーションでそうなったのはわかりますが、それが正解なのか?
それよりターボの方が良かったのでは?

GPでは苦戦しましたけど、耐久では多少結果が出ましたので、メリットはあった様ですが。

その辺りを知るのに、その本買った方がよかったかな、と今思っています。
コメントへの返答
2021年2月25日 1:18
自分にとってNRとNSXは、憧れであり孤高の存在なので、理詰めや方程式を超えた刷り込みされていて、ついムック本が出ると手元に置いておきたくなってしまいます。

’60年代末期から’70年代初頭にかけてホンダの二輪開発力は、四輪事業(特に排ガス対策、低燃費技術に人材を投入せざるをえず)に取られて弱くなっていて、CB750FOUR以降、市場をうならせるような魅力的なバイクを出せず、海外での販売が停滞気味だったそうです。

’72年に二輪専用の研究所HGAを設立し若き(若干35歳)入交さんが抜擢され、ヨーロッパ視察に行き「ホンダは再びレースをやるべき。」と訴えたそうです。(当時の社長は河島さん)

当時の500ccのレギュレーションでは2stだろうと4stだろうと4気筒まで、ギアは6速だったそうで、ホンダとしてはハナから2stNGだった訳ではなく、入交さんとしては「他と同じでは面白くない」と考えたそうです。

当時のY、Sの2st500ccレーサーのワークスマシンは、ベストで最高出力120ps、車重130kg、パワーウエイトレシオ1.08と見ており、そこから130ps、2万回転を実現できる高い吸入効率と低フリクションが望めそうな様々な吸排気バルブ形態を検討。→1気筒あたりφ18mmの吸気バルブ4つ、φ16mmの排気バルブ4つの開口面積が必要で、ピストンスピードは24m/secつまりストロークは36.0mm以下と導きだされた結果、真円の8バルブは絶望的だったらしいです。

結局はモノにはならなかったかも知れませんが、他と違うことに挑戦してくれる姿勢に魅力を感じます。

まだ全ては読めていませんが、噛み締めたいと思います。

プロフィール

「@VICKYさん。 IMAバッテリーの会社が中国に売られてから良い話を聞かないので、茨城にあるショップの再生バッテリーがいいのではないかと思います。」
何シテル?   08/20 06:04
次期候補として消去法で残ったインサイト。  そんなつもりは無かったのですがハマりました。 まさか、こんなに開発陣が拘り抜いたクルマだとは思い...
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