『鈴鹿サーキット50thアニバーサリー・ディ。』
今年はサーキットが誕生して50年目の節目の年らしいです。
春に行われたエンジョイ・ホンダでも「永遠のライバル対決! 星野 vs 中嶋」や、夏の8耐でも豪華ゲストの来場などあって、流石やなぁと思っていました。(でも、それでこのイベントは終了なんだと)
しかし、またもや魅力的なイベントを打ち出して来ました〜♪
8耐ウィークが始まった頃、なんか9月にバリントンやケニー、スペンサーにクロスビー、ナニーニなどが来るらしい情報を聴きました。(自分はイヤな考えですが、新しく造ったレーシング・シアター内のヘルメット・ギャラリーに新たなグッズを追加する目的で歴代のレーサーを招待して、序でに展示の許可を得るんかなぁとか思ってました。←夏休みでちびっ子が大挙して来る前に体験した時に、セナやプロスト、ベルガーやマンセルのヘルメットも展示すればいいのに!ってスタッフに言ったら「本人の許可を得ないと展示は出来ないんです。」と。 レプリカをコッソリ展示はNGなんだって。)
バリントンとナニーニに会いたくて、しかもマクラーレンMP4/4もやって来ると聴き、行ってみる事にしました。 (事前にサーキットで配っていた無料招待券を持ってました)
会社でたまたま一緒に食事した先輩から「今日の中日新聞に書いてあったけど、なんか50年有効なパスが貰えるらしいでぇ。」と。
土曜は午後から仕事なので、午前中だけ行ってみました。

▲入場ゲートをくぐると、とびっきりの笑顔で50thアニバーサリーのカード(スタンプカード)を渡して呉れました♪ やったね♪ コレが欲しかったんです!!!

▲裏面を見ると2013〜2062までの枠がありスタンプを押してもらうみたいです。 が・・・年に一度って書いてあります。←当たり前か(笑)
このスタンプを一杯にするまで生きてられるかなぁ。
GPスクエアでグッズを物色して、直ぐにピットに向かいました。←時間がありません。

▲ウイリアムズとロータスの後ろに、MP4/4とMP4/5が居ました。
コレクション・ホールに毎年会いに行ってますが、やっぱりマシーンはピットが似合いました。
走行枠には間に合わないので、ブリッピング・サウンドだけに酔いしれてサーキットを後に・・・。

▲特徴的なリア。RA272には無いオーラを感じます。

▲そうそう、新潟で先行発売されていたディアゴスティーニのMP4/4が大量に山積みされてました。
衝動に駆られそうになりましたが、グッと我慢の13であった・・・・涙←どういう意味?

※キレイな写真を追加してみました。by 有馬カメラマン♪
(自分も一眼がほしいです)
H-O-N-D-A-D-N-A-H-O-N-D-A-D-N-A-H-O-N-D-A-D-N-A-H-O-N-D-A-D-N-A-H-O-N-D
明けて日曜。午前中の用事が済んでから一目散。
グランドスタンドに響き渡るエグゾースト・ノートを尻目に1・2コーナーに向かいます。
<マツダ787Bはグランドスタンドで(初めて)目の当たりにしたのですが、こんなにいい音するんだ・・・とビックリ。>
第1回全日本選手権ロードレースを再現すべく、歴代のRC達が轟音と共に。
谷口さんのマシンは金曜の特スポでミッションを壊してしまったらしく、恐縮されてました。
インタビューに熱が入り、アナウンサーに巻かれる場面もありましたが、みなさん宗一郎さんを尊敬しているのがヒシヒシと伝わってきました。
その後、Tripleさんお薦めポイントにて観戦し、S字へ。

▲50th記念タオルを拾ってしまいました with コーク・バリントン♪ ←しかし、ワタクシはこういったフカフカなタオルは使いません。

8耐英雄伝説ではRCB1000を駆る〇〇がGS1000とランデブー走行を楽しみたいと言っていたのですが、RCBがもう少しで追いつくってS字の一個目でコケてしまいました。(思わず、あ〜!もったいない!と叫んでしまいました)

爆音が遠ざかると足下で何かの声が・・・・。 コレってメジロ?のヒヨコ????
まだ上手く飛べません。 でも羽ばたいて階段を上ろうとしています。でも炎天下のコンクリートの暑さは容赦なく。 コワいのでタオルで掴んで裏の涼しい草むらに放とうかとも思いましたが、騒ぐと(自分が)虐待に思われそうなので暫く様子を見ていましたが、危なっかしい。 と、数十メートル離れた所に大人なメジロ?が飛来。
自分が居ては近寄れないので、親鳥(だと信じたい)に後を引き継ぎました。

さあ、いよいよマクラーレン・ホンダの競演♪(プログラムには永遠のライバル対決!ー星野一義 vs 中嶋悟最終決着がメイン。 たしかに伊沢くん塚越くんでは・・・。)
会社の先輩が西コースの近くに住んでいるんで「行かないんですか?」とロッカーで尋ねた時「デモンストレーションでわなぁ。」と。
確かに、往年の予選アタックのような恍惚とさせるようなサウンドは聴けません。
でも、実物が地元に来るんなら見に行かない訳には行きません。
色々考えていても、いざ実物を目の前にすると興奮してきます。
MAXではないものの、ストレートから1,2コーナーを立ち上がりS字から逆バンへとエグゾースト・ノートが響いてくるとゾワゾワしてきます。
しかし・・・ヘルメットは黄色くありません(涙)
「やっぱり居ないんだ。」
あり得ないですが、50周年にセナが来て呉れたら、こんな人数では済まなかったでしょう。
(写真はMP4/4が後方です・・・一周毎に1コーナーの突っ込みで入れ替わって呉れるんですが、トップの時にはピントが合いませんでした。 会社の同僚でアイドルと飛行機の写真に凝ってる子(一眼レフ)が撮ってくれているハズなので、明日以降バージョンアップの可能性アリ)←データを貰ってきました。自分には撮れない素晴らしい写真が一杯あって、差替えを試みましたがデータが大き過ぎてアップできません・・・涙

▲RA300。

▲RARA301。Driving by 亜久里。
めっちゃ余裕で楽しんでました。 ラルースランボルにはナニーニが乗っていい音を聴かせてくれました。

▲定番の構図ですがワタクシのカメラでは・・・。
鈴鹿は様々なF-1ドライバー、GPライダーがチャレンジングで観客も熱いと言ってくれます。
自分の事のようにうれしく感じていましたが、50年間でこんなに沢山のドライバー、ライダーが走り抜けて行ったんだと実感した一日でした。
従業員の福利厚生施設が計画されていた敷地が宗一郎さんの「オレはサーキットが欲しい。クルマはレースをやらなくては良くならない。」の一声で覆った経緯があるそうです。「田んぼ潰してはイカン。」というのも有名です。
自分は父が鈴鹿製作所務めだった為、サーキットにはよく連れていってもらいでんでん虫とかに乗りました(笑) シビックレースでは、グランドスタンドに立つと爆音が胸を圧迫してコワかった印象が残っています。
そんな感じなので、サーキットはそこに存在する当たり前の施設と思って来ましたが、レース観戦するようになり、クルマ&単車に乗るようになり、サーキットのある鈴鹿が益々好きになってます。
特にこの2日間でその想いを深める事が出来ました。

イベント終了後、余韻に浸りながらグランドスタンドで指定席を見つけました。

▲帰りにバニくんちで土曜のカーパスを受取る。
『SUZUKA MiniMoto 4Hours 2012。』

9月7日(金曜)は8日は、MiniMoto STクラスの特スポ&車検でした。

2006 予選36位 決勝47位
2007 予選92位 決勝36位
2008 予選40位 決勝23位
2009 予選81位 決勝107位
2010 予選44位 決勝64位
2011 予選22位 決勝15位

▲今回のニューカマー。 バニくんJr.(ヒロキくん)です。
SRS-Jのライダーで、こないだまでミニバイクに怖々乗っていたと思っていたのに、先日の練習走行で、エモリ(羊さんちーむのエース:元国際Aライ)の2秒落ち。 しかも数ラップで4秒も縮めたらしい・・・恐るべし。

▲ワタクシのツーリング・スタイル(笑)と違い、キチンと伏せてライディング。

▲今回もタイム計測&ヘルパーの、ゆかちゃん♪

▲今年もウイリーさんの御好意でマフラー(チタン)を新調したのですが(本日朝・・・)、キャブセッティングが上手く行かず、ストレートでミスファイヤー? 特スポの貴重な時間ですが、ピットインしてイグニッションコイルをドナーからモギ取り交換中。 シリアスな場面ですが「みんな〜コッチ向いて〜ぇ♪」の掛け声の図。
※結局、治らずキャブをゴゾゴゾ、マフラー&エキパイを昨年バージョンに戻したりと無い頭で頑張りました。
(写真の解説『羊さんちーむ』とは、
PJXレーシング・スタッフの中でも幼なじみだけでMiniMotoに出やへん?という事になり、第2回大会よりエントリーし結成されたちーむ。 もちろん幼馴染なので全員1967生まれなので、ゼッケンも67。 干支も羊なので・・・・。
上段:左から くったん。←高校の時のエモリ&バフの同級生) ヒロキくん。←バニの子供 エモリ。←幼稚園:2才からの友人 ゆかちゃん。←ひと回り違いの羊
下段:バニ。←小学校からの友人
カメラマン:13。 ←このブログのアルジ(羊かつ牡羊座)
コイツらは昔からのツレなので、勝手にアップしましたが、見つかったら削除させられるかも(汗)

自分はやる事が無くなったので、カメラを持ってピット上に。(タイムマシン展示とかのイベントが目当て)
汗を掻き掻きガラス越しに中を見たら・・・・あれ?
あれって・・・・・!!!!!
そう! '84に8耐に出場した(そして俺たちの初めての8耐体験)
無限ホワイト・ブル2があるじゃないですか!!!!
おもむろに掛け寄り、頬ずりする如く眺め回しました。
「コ、コレは、ツナギを来て出直さなければ」
で、お腹が出て、パッツンパッツンな図(笑)

▲特スポをキャンセルしてマシンと格闘しているエモリ(あの時の8耐体験は、彼と2人で、エモリにピットに向かわせホワイトブルのステッカーを貰いに行かせた経緯が・・・)をカメラマンに連れ出し、記念撮影な図。
めっちゃ汗掻いてますね(笑)

▲スタッフ曰く、先日サーキットを訪れた由良さんが「なつかしい!」と言って写真に収められたらしい。
(その場に居たかった。 あの感動を伝えたかった。)

▲我ら羊さんちーむの抜け殻な図。 (ヒロキくんだけは・・・うさぎさんちーむ????)

で、結局、日が暮れてもどうにもならず(泣)、PJXのメカニック(元TSRメカ)に電話したりしてたんですが、隣のピットからゴッドハンド♪赤井君の登場で、ドナーからジェネレーター&クランクセンサー移植をし、キル・スイッチの接触かも判らんとかで移植。 しかも隣のチームから(無断で?←オフレコ)でハーネスアッシー交換。 もう、どこまでがオリジナルなのかワカリマセン。

結局、夜の9時頃まで掛かって終了。 でも明日は雨のような・・・。
Honda - D-N-A - Honda - D-N-A - Honda - D-N-A - Honda - D-N-A - Honda - D-N-A
明けて8日(土曜)は決勝です。 朝から土砂降りでした。(夜半から雷鳴が轟いてました)

サーキットに向かう道中、監督「この雨やと、中止っちゃうか?」
実際、ホームストレート(ピットロードも横断すると足が取られるくらいの水流)は川でした。

▲羊さん達にレインの準備がありません(経済的に)・・・。 パドックのBSに走るも在庫なし。
仕方なくドライを組付けるお父さんの図。(予選に間に合いません)

▲予選アタッカーはヒロキくん。 おニューなツナギで頑張るの図。

▲しかし・・・土砂降りで赤旗終了。 93位/138台でした。

▲9時便でBSに届いたレインを予選後に装着・・・・。

▲フリー走行で感触を確かめるエモリ。

▲同じくお父さん(バニ)

▲グリッドでファミリー揃っての記念撮影の図。(ルマン式)この他にも監督、石塚くんらが駆け付けてくれました。

▲12:00に MiniMoto4時間耐久ロードレース ST クラスがウエットスタート♪ (出走台数が多いので、70位以降は12:01のスタート・・・(涙) なのでコノ集団の1分後からでした。

▲第2集団のトップ争いで意気を吐くエモリ。ひつじさんちーむはドライタイヤで予選をアタックしたので、ウエットさえ手に入れば??? この数台で第1集団を追いかけます。

スリップを使い合いながら先頭手段(遥か前方・・・)を追いますが、抜け駆けするヤツもいてペースが・・・。(1時間20分経過で雨が上がりハーフウエット、ただコース、時間によっては雨) 先頭集団に飲み込まれつつ 3'37''〜39''で廻り17周でピットイン。

▲エモの判断でドライに交換後スタートするヒロキ。(ワタクシは消化器担当だったので給油&タイヤ交換の写真はありません) 3'29''〜34''で4、5台で絡みつつ18周。

▲すごい団子のちょっと後ろ集団でアウトラップな、くったん。3'36''〜54''とばらつきがありつつ17周を全う。

▲いよいよラストライダーでバニくんの登場。 給油作業も無事終わり、あと5秒でピットアウト!というところで、オフィシャルがピットロードをクローズドに!!!!
「なに????」
「コース上でアクシデントが起こったので、マシンを置いてピットに戻って下さい。」
うちらは4番ピットだったので、もう少し速ければコースに出られたのに・・・。

ワケがワカんないのでモニターを見つめます。

お父さん、苦笑いをしていますが・・・。 (くったんだけは心情を察して心配顔)

くったんの追上げで、35位まで浮上。 しかし・・・・無情の赤旗終了(涙)

▲コレがホンネの顔です(笑)
昨日からいろいろあったし、今回はJr.も交えてのちーむなのでお父さんとしての仕事もこなしましたが、最後はドライ路面で、気温も涼しくなり、タイヤも温存されているし「よっしゃ〜♪コレからいっちょ魅せたるで〜♪」って気合いが入ってたところに、赤旗やもんなぁ。←気持ちはワカリマス。
決勝 35位/138台

▲オマケ。 隣のピットならベッテルだったのに・・・。

羊さんちーむも結成して7年が経ちました。
打上げでは、Jr.が加入した事、来年からはMiniMotoの行方が怪しいのでCBR250に変更するか? くったんの娘さんがバイクに乗りたい宣言(バランス感覚がいいらしい:中2)などいろんな話題が出て来ました。
MiniMoto は、普段のレースとは違い、おっさん達でもワイワイとお祭り騒ぎの出来る年に一度のイベントです。
来年もココに集まろう!って事で解散致しました。
※今回、ワタクシはツナギ&ヘルメットなど持ち込んでおりますが、あくまでも撮影の為であり、今回のレースではカメラマン&消化器担当しかやっておりません。
でも、ホワイトブルとの2ショットが出来て感動しています。
※ホワイトブルをはじめとする歴代のマシンを見てみたいと言う方へ。
「鈴鹿サーキット50th アニバーサリー
タイムマシン展示」
9/17(月)〜10/4(木)
10/8(月)〜10/12(金)でもやっています。
入園料だけで、イベントは無料なのでぜひ見に来て下さい。
予告編「 AirAsia Grand Prix of Japan 」

10月はMotoGPに行く予定が入っています。
どんな道中になるんでしょうか?
おしまい。