• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

13のブログ一覧

2021年02月28日 イイね!

真打登場!? GB350。

真打登場!?  GB350。

       経済的にも
       体力的にも
   ローインパクトな250ccあたりを
    色々妄想してたんですが

  もしかして13にとって真打なのか???


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■




    数ヶ月前、インドで気になるバイクが発表になったことを知りました。
            ハインネスというメーカーなのか?
              しかし、名前が『CB350』

    

        日本ではとっくに絶滅したデザイン。
         空冷のフィンも、クランクケースの丸みも
        '90s以降のCADがデザインした無機質なカタチとは一線を期す。
         いいんじゃないの♪
        むしろロイヤルエンフィールドもいいなぁと思っていたけど
         品質的に心配があったけど、これなら・・・と。

     

        そして、まさかの日本人の設計者。
         こういうタイプでもGOサインが出たんだ。と云う驚き。
        インドメインで、当地の要請からロイヤルエンフィールドに
         真っ向から勝負と云うか、ここまで似せていいんかよ(笑)

        色々最新の電子デバイスも盛り込みつつ
         現地のニーズに合わせたデザイン。

        そうです。 こういうのを我々は待っていたのです。




       あれから数ヶ月。
         どうやら日本では『GB』の名前が復活するようです。


     alt
       自分が免許を取ったばかりの頃
        買うならコレ!と決めていたバイクが GB400 TTでした。
       オフ車で実績のあるRFVC単気筒エンジン。
        オイルラインがクランクケースを抱くように設置され
       どこから眺めてもいいカタチのエンジン。
     alt
       買うはずだったのに・・・
        当時、ノストラダムスに影響されて
       コンバイン・カタストロフが起こったらオフ車じゃないと
        逃げられないと
       当時、逆輸入車だったオーストラリア仕様のXR250Rを
                         買っちゃいました。
        しかも鈴鹿の店では手に入らないので
         京都の店で(笑)
     

       結局、乗ることはなかったので
        余計に心に残っている一台です。




     単車に乗らなくなって、ずいぶん経ちますが
         自分の中では ライダー > ドライバー なんです。
 

   去年の暮れ頃に、夜中に滋賀のドライブインの街灯の下
    トリプルさんとダベリングした時
     「大きいの乗れるのも、そろそろ最終かなぁと思い
       トライアンフ売って、国産マルチ買ったんよ。」と。
    ヤツはインサイトは降りてしまったけど
            ライダーは降りていません。

    「僕も、手頃なん(250ccくらいの)が欲しいなぁ。」って。


       お金があったら、MOTOGUZZI V9 BOBBER
     alt


          ちょっと厳しいけど NC750X
     alt


       クルーザーは乗った事ないけど Rebel250
     alt


        MCして軽くなったという CRF250L S
     alt


     色々妄想してたら、なんとGB350として国内販売されるらしい。
     

     このエンジンで、GBはないと思うけど、なんかうれしい。

     どんな感じなんやろう。

       あくまでも妄想は膨らみます。

      今まで、小型と大型しか乗った事ないので
        350ccって、気合入れやんと乗れんのかなぁ。



         エンジンタイプ 4 Stroke, SI Engine
         最大出力 15.5kW @ 5500 rpm
         最大トルク 30N-m @ 3000 rpm
         Fuel System PGM-FI
         ボア・ストローク 70mm X 90.5mm
         Compression Ratio 9.5:1
         Starting Method Self
         全長 2163 mm
         全幅 800 mm
         全高 1107 mm
         ホイールベース 1441 mm
         最低地上高 166 mm
         車重 181 Kg
         シート高 800 mm
         タンク容量 15 L

         ブレーキシステム Dual Channel ABS
         ブレーキ (Front) Disc 310mm
         ブレーキ (Rear) Disc 240mm
         タイヤサイズ(Front) 100/90-19M/C 57H
         タイヤサイズ (Rear) 130/70-18M/C 63H
                ※現地仕様:H'ness CB350





              超ロングストローク♪



     alt
          今まで唯一経験したビッグシングル。

     
        果たしてGB350は、どういうバイクなんだろう。





      ※2021/4/8 千葉で関係者向け試乗会があった模様
     

             のっけからサウンドにドストライク。

        まさにレシプロ機のサウンドじゃん。
         モトグッチV7にミストラルほどじゃないかも知れんけど
        メーカーが出して来た割には出木杉な音。

        こういう急かされず、田舎でもおばちゃんたちを怯えさせず
         かつ乗ってる本人にはその気にさせる音が良いんです。
        マフラー替える必要なんてないんじゃないの???
     これくらいが良いんじゃないのか?と(実際聴いたわけじゃないけど)

        ヘッドフォンで聞いたら・・・ヤられます。いや、ヤられた。

           GBってネーミングは賛成しか寝るけど
            良さげじゃまいか!!!
             2トーンが欲しいけど
            キャンディレッドかなぁ。。。
      

        リターンするか? しないかは・・・経済次第(泣)



            以上 あくまでも妄想日記でした。
Posted at 2021/02/28 21:10:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 単車 | 日記
2021年02月24日 イイね!

朝令暮改:New Racing。

朝令暮改:New Racing。
      ずっと欲しかった本を

       久々に書店に出向き

       購入してしまった。

  まだ、最初の30ページしか読んでないけど。。。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

     1977年に世界GP350ccクラスのチャンピオンとなった片山敬済は
    最高峰クラスつまり500への挑戦をいますぐにでも始めたかった。
     他方、ホンダは休止していたGP参戦を再開すべく、その技術、体制、
    時期を模索していた。
     果たして両者は思惑が一致した’79年、8月のイギリスGPにホンダを
    駈る片山の姿を見出すことができる。
     が、しかし、あろうことか予選通過も危ぶまれる事態に陥っていた。
    それもそのはず、片山のホンダは2ストロークの500ではなく、
     8バルブの4スト。
    しかもピストンは「まる」」ではなく、楕円(長円形)だったのだ。
     軽量・高出力な2ストのライバル勢に、敢えて4ストで挑むという困
    難な道を選んだ片山とホンダ。
     そのマシン名「NR500」。
   「いつか勝てる」日を信じ、怯むことなく挑戦したNRと関わった人々の
     足跡、ここにー。
                   (レーサーズ NR Challenge Part1)


     

     自分がリアルタイムで知っているサクセスストーリーは
      第2期F-1の、しかもテレビ放映された'87年〜のみで

     それまでのF-2時代の挑戦や
      まして無敵艦隊と言われたRCBもNew Racingも
        モノの本で読んで、体感したような気になってただけで
      フレディースペンサーの走りも友人が毎月購入する
        ライディングスポーツを読ませてもらってるだけの
      後追いで、リアルタイムで体験した訳でないことに気づきました。

       もし、当時その場を体験していたら・・・
         冷静に見ていられただろうかと。



   RCBで耐久選手権を4連覇し(と言っても、それまでの既存のテクノロジー)
     次に10年ぶりにGPに挑戦するにあたり
              New Racingと銘打ち、挑戦しつつも
     その多くが軽量大パワーの2ストマシン相手に
      試行錯誤の連続の4ストマシーンで挑んだホンダを
                自分は素直に応援できただろうか?と。

     当時、入交さんが掲げた目標(レースプロジェクトのテーマ)
      1. 革新技術の創造
      2. 人材の育成
      3. 3年以内に世界チャンピオンに

     

      60年代にレースに携わった諸氏には、希望者であってもNRプロジ
     ェクトにはご遠慮頂いた。とあります。
      人材育成というテーマによるものでもあったが、かつての経験が新
     しいものへのチャレンジを妨げる事を案じての指示だったと

     なんか第3期F-1でも、そんなことがあって、やきもきさせられた様な
                 記憶が。。。


      社歴にしたって、本で知っただけで
    何億もの加工機械を導入したのだって、マン島TTレース宣言したんだ
って
     F-1に打って出ると宣言したんだって、まだ形にもなってないCVCCを
      発表したんだって、その場で体験した訳ではありません。
                CVCCは少しリアルタイムだったかも。。。

      今の舵取りを、我慢できず批判してしまったけど、
            どうなんだろうか?と自問自答中です。。。

           と言っても、川本さんが一番好きなんですが。

  alt
   ちなみにコッチはお金が足らず。。。レジで返却。
    一度帰宅し、ジャリ銭を握り締めセルフレジにてゲットしました。
                      ん〜 あとパート2を探さねば。

     NR500が実戦の場から姿を消して1年余が経った’83年11月
    HRCは新たなNRプロジェクトを極秘裏に立ち上げていた。
     通称名<NR250ターボ>開発コード<AZ5>
    4ストローク250ccの楕円ピストン2気筒エンジンをツインターボで武装し
     リッター600ps以上を絞り出させてモノになるならば
    ’85年の世界グランプリ500ccクラスに投入しようという企て。
     それは「NRをどうにかしたい」という開発者たちの飽くなき思いの表れ
                                  だった。
    実際にはエンジンテストまでで、車体に積まれて走ることはなく
     終わったこの計画だが、もしも実現していたなら
    同年に250ccクラスとのダブルタイトルを獲得したフレディ・スペンサーが
     楕円ピストンターボ車でどれほどの走りを見せただろうか。
    NRの夢はいまも膨らみ続けるー。
                   (レーサーズ外伝 NR Challenge Part3)



     ちなみに13がレースを観戦し始めたのが'84年の鈴鹿8時間耐久からで
    レーシングサービスセンター(RSC)からHRCに既に変わっており
     当時、NRの事など全く知らずに、むしろ転倒シーンが見たくて(失礼)
    オールナイトで解放されていない時代のレース観戦を思い出しました。
     高校生で自由席しか買えず、土曜の予選が終わると食料を持って
    悪友と2人シケイン手前の茂みに潜り込み息を潜めて一夜を過ごしました。
       (やぶ蚊に襲われ・・・2人とも散々だった記憶。。。)
     そして決勝当日。 ゲートオープンと共になだれ込んでくる観客を
    観察しながら、ここぞ!というタイミングで紛れ込み
     ベスト観戦ポイントをゲットしてました(笑)
    そして、その時に見たのがTeam Ikuzawa/無限/moon craftジョイントの
     白いマシンと知らないライダー(Joey Dunlop)との出会いでした。
    練習走行から、その変わった白いマシンが気になり、
     パンフレットを熟読し結構向こうでは有名なライダーだと知って
    急遽、自分のヘルメットを黄色く塗って(発色のためリキテックスで
     塗ったため、チジミが入ってシワシワに・・・)
      関係者に紛れてピットに潜り込み、休憩中のダンロップ氏に
    ヘンテコなオフロードのレプリカメットにサインをしてもらいました。



     
               一片の悔いなし
   NRはポジティブシンキングだったから、ずっとチャレンジしたんでしょう。
           そのチャレンジ精神が俺は好き。
   NRが良いの悪いのじゃなくて
    NRに携わった人たちは全員チャレンジャーだったということを俺は知って
   いるから。
    彼らの苦労ってライダーの比じゃないよ。
   初年度にスランスGPへ行くとき、そしてフランスGPから帰って次に行くとき
    揺られるトラックの中でNRの人たちはエンジンをバラして組立てていたん
   だよ。ヘドを吐きながら。精密機械を。
    それも寝る時間がなくて眠くてたまらない中で。
   ほぼ全員がそうやってきたことを知っているから、俺は彼らを誇りに思うし、
    俺が少しでもネガティブな言葉を吐いた瞬間、
   裏でこれほど努力している人たちに砂をかけることになると知っているから
    俺は当時からNRについてネガティブな言葉を吐いたことはない。
                                  片山敬済



     
         0:42〜 必見です。

   片山さんの話を聴いていると
    「ウィンディー」「チャンピオンライダー」とか泉優二が見せてくれた
     人間くさかった時代のGPを感じます。
            プライベーターがこっそりワークスからパーツを融通してもらったりと。。。



    今までNRに関しては、冨樫ヨーコさんの本しか持ってなかったけど
     このシリーズ。読んでおくべきかも。


    ※まだ読んでる最中なので、加筆します。
       もしかして結論も変わるかも・・・大汗
      ちなみに、パート2はまだ入手してません。。。


  alt

   本日、地元の本屋で見つけました(笑)







        小物は目の前のことで右往左往するものなのです。。。


       なんか読んでて、熱くなってきました。
        やっぱりホンダファンならどんな時だって諦めたくない。


  alt
      今回から採用のウングマークはNRとリアルタイムです♪




                僕らのHは帰ってくる!
Posted at 2021/02/24 01:09:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 想い | 日記
2021年02月23日 イイね!

籾糠山のトンネル。

籾糠山のトンネル。

  YouTubeで観て、へぇ~。っと思ったので


        今回も懲りずに



      コピペ・ブログです(笑)




■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


     alt
      お金を出して時間を買うか?
        時間は掛かっても、楽しい道を選ぶかは人それぞれ。

        そんな自分に お勧め動画として上がったのがコレ。
                   ↓
                   ↓
                   ↓
     

                 そしてコレ。
                   ↓

     

     籾糠山(もみぬかやま)は、岐阜県飛騨市と大野郡白川村にまたがる
     飛騨高地の標高1774mの山である。

     由来は、飛騨の匠が天生峠(あもうとうげ)近くの山中で木の人形を
     作り、稲作を行わさせた時に、精米した籾と糠が風で飛んで積み重な
     り山となった伝説より(のちに木の人形が埋葬された山が、北側にあ
     る人形山であるとも伝えられている)

     てっきり先人達は、籾糠山の地盤が脆いことを知っていて命名したのか
                            と思いました。。。
     で本題は、籾糠山の中を貫く東海北陸自動車道の飛騨トンネルについて
                                  である。

     ちなみに飛騨市から白川村を結ぶ国道360号線の天生峠区間は例年11月
     から翌年5月または6月まで冬季閉鎖が実施される豪雪地帯であり、雪解
     けと共に往路やガードレールの破損箇所の補修工事が行われる為、更に
     閉鎖期間が延長されることも多く、実質1年のうち2ヶ月間しか通行出来
     ないこともありマニアの間では「酷道」とも言われている。



  alt


              東海北陸自動車道
  一宮JCT(名神高速道路)から北上し、岐阜市や関市(東海環状道)といった濃尾平野
  の街を抜けて小京都と名高い観光地の高山市(中部縦貫道)や、世界遺産にもなっ
  た合掌造りの白川郷を通り最終的には富山県砺波市の小谷部砺波JCT(北陸道、
  能越道)までを結ぶ総延長約190kmの高速道路。
   尾張〜飛騨〜越前を南北につなぐ地域間の移動に欠かせない交通ルート。
  1964年(昭和39年)7月1日東海北陸自動車道建設法公布され、1986年に岐阜各務
  原ICから美濃IC間が開通したのを皮切りに、中間の山間部よりも需要が見込め、
  かつ建設工事が比較的容易な両端の平野部から少しづつ開通距離を伸ばしていきま
  した。
   初開通から20年ちょっと経った2008年、未開通区間であった「飛騨清見IC」
  から「白川郷IC」が開通し北陸と東海地方の最短直線ルートが完成。


  alt

             総工費1兆2190億円
   道路公団の民営化を進めていた2000年代初頭、「不要で無駄な高速道路」と
  して槍玉に挙げられ要らない交通事業の代名詞ともなっていた。
   営業係数224(100円稼ぐのに224円費用がかかる)の全国の高速道路中最悪の
                                    数字。
  建設時期が新しいため、トンネルが多用され坂やカーブが少なく走りやすい反面、
  山間部は土木技術の粋を結集(※1)された豪華な道路。しかも相場の2倍3倍とい
  った破格の値段で用地買収されていたり、コスト削減が可能な部分も特に削られ
  ないなど、  当時の道路公団の希薄なコスト意識から費用はどんどんとふくら
  んでいきました。
   また、様々な地域の思惑から幾度となく計画ルートが変更され、結果として時
  間とお金が想像以上にかかってしまった。
   計画ルートでは国道156号線沿いをそのまま北上し、高山方面には「中部縦貫
  自動車道」を接続させる予定だったが、一部の猛反発で高山方面に「立ち寄る」
  ようなルート(我田引水)に変更された。
  (当初より9km長くなるものの工費は想定とそこまで大きく変わらないだろう
                           とされていた。が・・・)

     alt

   ※1
   旧高鷲村の鷲見川にかかる橋梁である鷲見橋の設計を担当した日本道路公団名
  古屋建設局の構造技術担当者は現地のV字谷と山壁を見て度肝を抜かしたといふ。
   この区間ではルート線形がR=600のカーブを描くため構造的に不安定になる
  アーチ橋は不可とされ、近辺に安定した工事車両用道路が確保できず長尺の金属
  製桁が搬入できない事から、現場で打設できるコンクリートを素材とする事が決
  まる。
   地形的に何工事が予想されるため橋脚の本数を抑える事とし、消去法的に採用
  されたのが4径間連続ラーメン橋であった。
   1997年11月より鹿島建設の請負で始まった工事では工期短縮と工費削減、環
  境保護のため、高強度コンクリートと高強度鉄筋を使用した同社の新工法である
  スーパーRC構造で「大口径深礎基礎」を実現したほか、作業場の安全性確保と作
  業効率向上のためラチェット型の油圧昇降装置を備えた「自昇式型枠足場」が用
  いられた。
   2年の工期を経て完成した鷲見橋は長さ436m、橋脚高が日本一となる118m
  で、それまで日本一の座にあった与島高架橋(瀬戸大橋)79mを大幅に更新して
  いる。
     alt

   また同時期に隣接する全長198mの本谷橋でもピー・エス(現ピーエス三菱)
  の施工によって日本初の張り出し架設工法による橋波鋼板ウェブを用いたPC3径
  間連続ラーメン箱桁橋が建設され、軽量化による施工効率向上や工費削減を実現
  し土木学会田中賞を受賞している。

  これらの橋梁が設計段階にあった1990年代初頭は第二東名高速・第二名神高速
  プロジェクトが動き出した頃(これらも同様に山岳道路となる事が確実視されて
  いた)で、そちらに投入される可能性のある新技術を試す場として東海北陸道が
  抜擢された経緯がある。。。
   実際に鷲見橋・本谷橋いずれの技術も両高速道路に採用されている。




  alt

             想定外の工費:飛騨トンネル
   東海北陸道の最後の開通区間であった飛騨清見ICから白川郷IC間に存在する
  全長約1100mの長大トンネル。
   山手トンネル、関越トンネルに次ぐ日本で三番目に長いトンネルで2007年に
  貫通。(掘り始めた1996年から10年の歳月をかけて造られた)
   籾糠山周辺はトンネル掘削の前例がなく、手探りの状態でスタート。
  いざ掘り始めたところ予想以上に軟弱地盤で、白川方坑口から約1km程度掘り
   進んだあたりから、想定外の「不良地山帯」に突き当たり、高圧大量の湧水
  による「水圧」と土かぶりの「土圧」(最大土かぶり1000m強)により、
   工事は難航。
  まさに、水と土との”壮絶な闘い” かつ 豪雪地帯&山岳地帯という過酷な環境。
   日本の優れた土木技術を持ってスラ「20世紀最後の難工事」と呼ばれるほど
  の大変な工事となってしまった。
   その為、この区間は特別加算料金が設定されていて、通常の1.6倍の料金が徴
  収される(TEC搭載車を除く)。







  トンネル掘削機
  alt
   避難坑(先進抗)用TBM:「天生太郎(フルシールド型)」:直径4.5m
                         (旧称の天生トンネルから)
    TBMの形式:フルシールド型
    掘削径:φ4.5m
    本体の長さ:8.85m
    全長:約130m
    重量:310t(本体)、147t(後続台車)
    設計製作:三菱重工業
    作業担当:飛島建設・鉄建建設JV ←(青函トンネル、八甲田トンネル、
         安房トンネル、ひだトンネルなど難工事を完工し「水力のトビシマ」
         「防災のトビシマ」の異名を持つ。リニア中央新幹線の伊那山地
         トンネル、南アルプストンネル工事のJVにサブとして参画)

     幾多の水抜き坑を設置しカッター部分を改良しながら掘削を進め
     て来たが、貫通まで残り310m地点で土圧により潰れて停止。
     (シールド部分が破壊され、もはや修復不可能な状態)
     掘削に関する委員会が開かれ、トンネル掘削機が使用できない箇
     所はNATM工法による掘削を行う。 
     alt
     そして・・・天生太郎の側壁部分はトンネルの一部として
             そのまま
残される事となる。

  alt
               cf.NATM工法
   新オーストリアトンネル工法(New Austrian Tunneling Method)ナトム
  主に山岳部におけるトンネル工法のひとつ。
   掘削部分にコンクリートを吹き付けて迅速に硬化させ、岩盤とコンクリートを
  固定するロックボルトを岩盤奥深くにまで打ち込み、地山自体の保持力を利用し
  てトンネルを保持する理論、および実際の工法である。
  (MATAは長大山岳トンネルが多数建設されているオーストリアで、1960年代
   にラディウラウス・フォン・ラブセビっつ、レオナルド・ミュラー、フランツ
   ・パッヒャーらの3人が提唱。)
   日本では熊谷組が導入し1970年代から施工されるようになる。
  当初は固い岩盤を持つ山岳トンネル施工に用いられたが、現在は多種の関連工法
                     と併せて軟弱地盤や都市部でも用いる。




  alt
  本坑用TBM:「夢天生2000(改良オープン型)」:直径12.84m
  (国内初採用の大断面TBM←仕様書や技術基準など何も存在しない)
        TBMの形式:改良オープン型
        掘削径:φ12.84m
        本体の長さ:19.5m(全長178m)
        全長:約160m
        重量:1950t(本体)、1000t(後続台車)
        設計製作:三菱重工業・川崎重工業・コマツ・日立造船JV
        作業担当:大成建設・西松建設・佐藤工業JV

     天生太郎が掘り進んだ避難坑の掘削データにより、夢天生2000
     も軟弱地盤に埋もれるなどしたが、危険に阻まれながらもなんと
     か掘り進んだ。
     alt
      が・・・貫通後に、ほぼ同じ場所で土砂に埋もれてしまい、
       外壁がトンネルの一部分として山中に残されている。






     alt

      飛騨トンネルを走ったら
              自ら盾となった勇姿が見れるんだろうか。
      ETCカードに期限が切れた13にはハードルが高いけど
                    一度通ってみたいトンネルです。



     alt

                 貫通石。
      一時期、長良川SAに期間限定で展示されていたらしいです。




  
          でも、やっぱり 下道の方が魅力的です・・・笑
             こういう景色にも出会えますし。


     ちなみにリニア中央新幹線がアルプスを貫くトンネルを掘削する
           そうですが、山かぶり厚って2000m超えるんじゃ。。。
      どれくらいの圧力が掛かるのか知りませんが
          また幾つかの掘削マシーンが犠牲に・・・なるのか?

         静岡県の湧水の件も絡み、いろいろ大変そうですが
             一度リニアは体験してみたい。










                  以上
Posted at 2021/02/23 00:04:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月19日 イイね!

あつ森 やったことはないですが。

あつ森 やったことはないですが。
  最近見つけたお気に入りのサイト。

  最初っから少しづつ拝見してんですが

  あつまれどうぶつの森って

           面白いんですか?



■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


  以前、ペンションひらがなにて、Wiiのゲームを少しだけやらしてもらったことがあり
  ますが、あつまれどうぶつの森って、なんか流行ってんですよね?

    知らんけど。

     なんせ、未だにゲームセンターに入ると
       補導されんじゃないか?と、胸がドキドキする13ですので
                   ゼビウス以降、ゲームなんて知りません。




     
       本編とは趣旨が違うなぁとは思いつつ見てたんですが
                      なんか動きがかわいい。

     
            こんな遊びもできるんだ。と感心。


    ゲームにハマるヤツってアホじゃない?って内心思ってました。が。。。

      暖かくなってコロナが収束したら
               民宿ひらがなに行ってみるとするか。



                  おしまい。
Posted at 2021/02/19 02:20:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月18日 イイね!

ものづくり no 良心。

ものづくり no 良心。
      先日、日本でも有数の企業が

    メーカーからの仕様に対する改ざんで

      ニュースになっていました。

   日本の良心はどうなってしまったんでしょう。

  汚れているのは土なんです。  誰が・・・以下自粛。←違うだろ。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


  数年前にも結構好きだったシートベルトのメーカーが過去にわたり
      データ改ざんをし、世界的な賠償もあり消滅してしまいました。
   商品なので、納期があり、思惑通りに行かないことがあったとしても
                最低限の保障されるべき内容があると思います。
   内容を詳しく見たわけではないので、無責任発言ではありますが
    会社なので利益を出さないといけないのはわかります。
   検査工程において、法規と実情に合致せず、法的にはNGだけど
    品質には全く問題ない。というんなら目くじら立てるまでもない。

  日本の企業というものは、生真面目というくらい品質にはこだわってきたんじゃ
   ないのか?と感じてきました。

  どうして、こんな風になってしまったんでしょう。

    「汚れているのは 土なんです。」

    「なぜ…誰が世界をこんな風にしてしまったのでしょう…。」

    「そなたそれを自分で…。」


     
      こういう職人さんは、自分のやった内容に誇りを持ってると思います。

     


     
       大企業ではありませんが、こういう職人さんは
        自分の仕事に責任と誇りを持っていると思います。
        (手を抜くなんて考えたこともないと思います)



     



     



     



     

  僕の大好きな大いなる中小企業の社長が交代するそうです。
    世の中が混沌とし、何が正解なのか答えが明確にわかりづらいポイントに
      果たして正しい船頭を準備する自浄能力はあるのだろうか。


  自分は、アマちゃんとよく言われますが、
   政治家にも良心はある。と信じ、学生時代にサーキットでウエイターを
    やっていた時に、明日、県知事が食事に来ると知り
   こういう政治をやって欲しいと、前の晩に徹夜(というには大げさですが)で
    嘆願書っぽい手紙をしたためたんですが、勇気がなくて渡せませんでした。
    (母校のOBでもあり、維新の志士のような志を持っていると思ってました。
      が、その人が知事の任期中、県の中を引っかき回しただけで
        去っていき、今は早稲●の教授に落ち着いていますが
                   なんの期待もできない人物でした・・・)

  
                 時は流れ

   東日本大震災が発生し、2日目に福島第二原発が爆発した時に
   価値観が崩壊し、パニックになりました。
          政治家には、もう良心はないのか?

  山梨の友人宅に泊めてもらった時に、いろいろ話し、
   政治家なんて昔から信じられないと言われ、さみしく思いましたが
    実際に現場を見てみると、人のために動いている政治家は
     自分の目には確認できませんでした。


      昨年からコロナ騒ぎで世界中が大混乱ですが
           NHKを含むマスコミは国民に恐怖だけを植え付け
               本当の情報を流さなくなってしまいました。
       実は個人的にはNHKは好きでしたが、
        今はラジオのPM10:00 からのアナウンサーの声を聴いていると
                 怒りを覚えます。
    アメリカの地でも、マスコミとガーファが偏向報道をし
     一部の人の思惑通りに物事を進めようとしている風に感じます。

    なんか、話の方向が違うところに行きそうですが、
            日本人の良心はどこへ行ってしまったのか。





    浪花節が好きな友人が居りますが、せめて自分だけでも
              良心は無くしたらあかんと思いました。




                おしまい。


         ※追記
              MCされたヴェゼルを拝見しました。
                悪くわないし、おおっ!という部分も確かに存在します。
              が・・・いつぞやアコードがマツダ車と区別が付かなかった時代を
               彷彿とさせる顔つきと、トヨダのハリ●ーみたいなリアで
                       いいんかよ!!!
              デザイナーが前面に演出されて、おしゃれに装ってるけど
                       彼らにポリシーはあるのか、疑問です。。。

            Hondaヨォ。 大丈夫なのか?

Posted at 2021/02/18 01:32:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | ニュース

プロフィール

「ガンシップ発艦っ!」
何シテル?   06/12 06:09
次期候補として消去法で残ったインサイト。  そんなつもりは無かったのですがハマりました。 まさか、こんなに開発陣が拘り抜いたクルマだとは思い...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/2 >>

 1 2 3456
78910 1112 13
14 151617 18 1920
2122 23 24252627
28      

リンク・クリップ

ガンシップの秘密の母子手帖:2024/7/20〜編。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/07/24 19:07:56
 
Club e-TEC 
カテゴリ:insight owners club
2022/11/14 18:20:32
 
道半ばへ の リンク集。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/08 08:25:06

愛車一覧

ホンダ インサイト ホンダ インサイト
【personal hybrid】 現行車の消去法(単車より排気量が小さくMTである) ...
その他 BROMPTON その他 BROMPTON
【Brompton】 旅先の小回り&パドック裏での足使用。 サイクルコンピュータを付けま ...
ホンダ アクティトラック ホンダ アクティトラック
やっとHっちなクルマになりました。 うちの軽トラでは初のエアコン付き! 顔つきが既存の ...
ホンダ インサイト (ペジテの)ガンシップ (ホンダ インサイト)
【HN-ZE1型2番艦 通称:ペジテのガンシップ】 古い友人からの預かりものです。 CR ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation