2019年6月23日(日)第16回富士山国際ヒルクライム(ふじあざみラインのレース)に参加してきました。
2週間前のMt.富士ヒルクライムでは目標タイムに及ばなかったので落ち込んでいましたが、そんな気持ちでいたら次のこの激坂「あざみライン」に挑戦できません!!
気持ちを入れ替えて臨みたいと思います。
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コース概要:
あざみライン400m地点~11.8km須走新五合目
全長11.4km 標高差1200m
平均勾配10% 最大勾配22%
2019年 今年の参加者です
エキスパート(上級者):9名
男子A (中学~22歳):16名
男子B (23歳~29歳):21名
男子C (30歳~34歳):16名
男子D (35歳~39歳):33名
男子E (40歳~44歳):43名
男子F (45歳~49歳):47名
男子G (50歳~59歳):63名
男子H (60歳以上 ):15名
フェミニン(年齢区分無し):5名
MTB (区分無し ):12名
総参加人数280名
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参考までに、去年の参加者がこのようになっていました。
2018年参加者
参加人数 完走/出走
・エキスパート(上級者):11名 7/8
・男子A (中学~22歳):22名 19/20
・男子B (23歳~29歳):17名 19/19
・男子C (30歳~34歳):20名 16/16
・男子D (35歳~39歳):30名 29/29
・男子E (40歳~44歳):40名 30/30
・男子F (45歳~49歳):43名 42/45
・男子G (50歳~59歳):42名 46/46
・男子H (60歳~) :15名 19/19
・フェミニン(年齢区分無し):5名 5/5
・MTB (区分無し ) :12名 5/5
総参加人数 257名
(参加者リストと出走で誤差がありますがざっくりと(^^;)
去年と比較すると、私が入っている男子G(50歳~59歳)が他のグループと違い+21名とかなり参加者が増えています。
もしかして、去年私の「富士山国際ヒルクライム ダメダメ奮闘記」を読まれた同年代の方達「自分ならコイツよりやれる!」と奮起させちゃったんでしょうか(^^; どうかわかりませんが・・・。
ということでライバル多し!!
私にとって余計目標の上位50%が難しくなってきました(^^;
朝から天気が怪しくて、前日から何度も確認している天気予報も降水確率50%~60%から晴れる気配がありません。
ウェットの中、勾配15%の途中にあるあの大きいグレーチングをクリアするのか・・・。
ここのレースって雨でもグレーチングの上にゴムシートを敷いてくれていないんだよな・・
滑って落車しないかな・・
コワイな・・・。
ただでさえ、勾配がきつくて足つき無しで完走できるのか危ういのに、これでもかのダメ押し雨予報とは・・・。
もー、神様は試練を与えてくれます!
そんな雨のレースを覚悟して、早朝6時30分からの当日の受付会場に向かいました。
路面は濡れていましたが、取り敢えず空は何とか頑張ってくれています。
やはり撮影にいいポジションはチャリダー撮影スタッフもわかっていらっしゃる(^^;
被ってしまったりして。
駐車場に到着すると、去年一緒に参加した「Hくん」と合流できました。
2人で受付けを済ませ、ゼッケン、計測チップを受け取り自転車を降ろし早速準備に入ります。
お互いバタバタと準備作業をしていたところ、Hくんから
「morning houseちゃん、ニッパ持ってない?(モジモジ(^^;)」
え? どうしたの?
「凄く恥ずかしくて言いにくいんだけど
(モジモジ(^^;)
計測チップのインシュロックをスポークと一緒に止めちゃった・・・・」
(◎_◎;) え・・・
(〃艸〃)ムフッ
え~なにそれ! 恥ずかしすぎ!(2人して大爆笑!!!!!!)
おもしろいブログネタを投下してくれますHくん。
「面白すぎ!写真撮らせて♡ ブログあげちゃうぞ」
と言って了解とった写真がコレだったんです。
イヤですねー、50も過ぎるとこんなおっちゃんになっちゃうんですね~。
老眼になりつつあり、手元が見えにくい?
そりゃあわかりますがスポークと一緒に止めますか?
走りに来たんですよね?荷造りじゃないんですよね?(^^;)
ニッパを持っていなかったので、Hくんは自転車の前輪を持ち上げて受付まで行ってました。(そのかっこが笑える)
無事、出走できる自転車になりました(^^;
ゼッケンOK! 計測チップを正しく付けて(笑) 私は準備完了。
Hくんも完了!?
では、スタート前の空いている時間で試走に行ってきます。
Hくん
「じゃあ、オレ試走してくるから」
「え? Hくん、ジャージのままじゃん、もしかして?」
「そう。ちょっと走ってくる ('◇')ゞ」
そうです、去年もそうでしたがマラソンランナーでもあるHくん、
自転車レース1時間30分前なのに、"試走"で「ジョギング」に行ってしまいました。
(◎_◎;)
確かに、試走には間違いないんですが・・・・
でも、なんか大きく間違っている気がする。。
ワンパンマンじゃ無いんでしょうが『(マラソンがマジモードで)趣味で自転車をやってるものだ(片手間)』なのか(^^;
私も趣味で自転車をやってますが掛ける比重がこの人とは違うのかも。。
独りぼっちで霧がかかったコースに入って勾配7%~を試走してみます。
スタート位置から1.3kmほど上ったところに残り10km看板があります。
1.5kmほど上ってきたんですが、周りに誰もいなくなり霧が深く前が見えなくなってきます。
今日はレースの日ですか?
誰もおらず心細くなってきたので折り返して戻ります。
試走を終え、会場に戻ってきました。
駐車場を見回してみると、去年一緒だった みんカラの"Z"さん が長野から参加しており今年も無事合流できました(^^)/
「86と一緒に写真撮りましょうよ」
打ち合わせ無しでしたがなぜか去年と同じポーズ。。
去年一緒だった海鮮丼さんがいませんが(´・ω・`)
"Z"さん、自転車も降ろさずのんびりしているようだけど試走しなくていいの?
「自分、いつもノーアップの人間だから出走ギリギリまでゆっくりしてます」
みんな試走に行ったりローラーとか踏んでいるのに、慌てない人もいるんですね。
お互いの健闘を称え合い一時別行動に。
時間が迫ってきてHくんとスタート前のGグループに並びます。
"Z"さんは30代前半のCグループでしたが、Gグループの私の場所に気が付いてくれました。
時間まで暫しの団欒。
私、蜂みたいなカッコですが、"Z"さんは「Red Beco」赤べこでしたー(^^;)
スタート数分前
Fグループの後ろの方達とGグループの先頭の方達
私、このレース参加者選手全員を尊敬しております。
こんな天気でも、気合の入りかたが他のレースとは明らかに違い、全員がトップを目指してメラメラと燃えている”超坂バカ”のオーラを感じます!
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Gグループ、8時46分スタートしました。
初めだけ元気なわたし、スタート直後に続く果てしないストレート。
まずは先頭から数えて10番目で同期させます。
1.5kmまでは周りに合わせていけたのですが、何せ勾配が10%~とキツイ!!
試走を含めていつもこの辺りからイヤになってきます。
(参加費を払ってなんでこんなきついことをしなきゃならないんだ
参加するんじゃなかった
ここでやめて家に帰りたい
この先10kmもこんなこと繰り返していられない(>_<)・・・)
弱気になっている自分がいます。
やっぱり、こう思ったら負けですよね、
次第に同期から外れ、後続から徐々に抜かれ始め順位を落としていきました。
2kmのところでHくんが抜いていきます。
お尻ポンポンと叩き(着いてこい!)と促しますが、ほんのちょっと頑張れただけでとてもスピードが合わない。
「先行って・・・」
思いっきり抜かれていきました。
(あぁ、Hくん・・・行かないで。。)
次第に勾配がきつくなってきます。
自分が苦手なところは急勾配。
頑張っているんだけど、やっぱり抜かれる確率のほうが多い。
どちらかと言えば平坦路のほうがまだ頑張れる。
自分のことはわかっているので「鳥の壁」のところまで抜かれながらも我慢して、勾配が緩くなってきた平坦路で頑張りますが、いつものようにスピードが乗らない。
(こんなに厳しかったっけな?)
そして・・
一気にスピードダウンしたのがやっぱりココ、第1関門所「5.6km地点馬返し」
ここからがふざけたような勾配20%以上の坂道が続きます。
ここで自転車乗りの「激坂あるある」をひとつ。
あるコーナーを回ったところから激坂が始まるとします。
激坂なので、あるところまでしか道が見えず、その先が見えなくなりますよね。
大概その先にあるのが私たちの知っている「天国」がある。
勾配が緩くなっているので道の先が見えなくなっているんですよね。
殆どのサイクリストは急勾配があっても激坂のてっぺんを目標に頑張れるんです。
ところがここのあざみライン!
ストレートの15%以上の急勾配が見えても、その先はコーナーになっていてコース先が見えない。
とにかく現在の激坂をクリアすることだけを考え、次のコーナーの先はなんかいいことあるんじゃないかと期待するんですが・・
大間違いです!
コーナーを曲がっても同じ急勾配の坂道があるだけです。
いや、それ以上の激坂が見えて追い打ちを掛けます。
そう、これがあざみラインのつづら折れ!
オマケに恐れていた急勾配途中のグレーチング!
運が悪かったのか、私達のGグループ。
そこを通る前から急に雨が強く降ってきて、グレーチングは濡れ濡れ状態。
とっくに息を切らしているんですが別の意味で心拍が上がります!
(滑ってしまうのか!?)
あまりに危険なため、注意を促す運営スタッフが立っており
「グレーチングが滑りやすいので気を付けてくださーい!」
と、声掛けをしていました。
私の2台前にいた選手はうまく通り抜けていました。
1台前の選手はグレーチング手前で足を着き、安全をみて歩いて渡ることを選択。
自分はどうする!?
私は足つき無しでレースを終わらせる目標があるので、足つきは許しません。
グレーチング前で加速して(情けないゆるいスピードですが)なんとか無事クリアすることができました(^^;)
殆どが「ハアハア」の荒い呼吸ですがこの時ばかりは「うーっ!」と声が出たほど。
そんなあざみラインですが後半に待っている緩いコーナーをクリアした後のちょっと下っているストレートがあるんです。
(やっと楽になるー)との自分の思いもあったところで、同じペースで進んでいた隣の選手から声を掛けられました。
「ここからが天国ですよね」
(この人も同じなんだ!)
「そうですよね、これを待ってました。30km/h超えるんですよね!」
二人して今まで10km/hそこそこでしたが
同じスピードで加速し高速ストレートをクリア!
(のちのデータを見ると35km/h(ホント(^O^;)?)は出ていたようです)
その後の激坂でこの人には抜かれてしまいましたが(^^;
いよいよ終盤。
パイロンが見えてきて最後の右コーナー。
ギャラリーも多く、賑やかな声が聞こえてきました!
(やっとここまでこれた!やめないで良かった。ゴールが切れる!)
目標タイムより遅いのは既にわかっています。
でも自分なりに最期まで頑張ってみます!!
賑やかな声がさも私の声援のように聞こえてきて、101%の力をふりしぼり・・・
ゴール!!!!!!
\(^o^)/
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ゴール後すぐのわたし
既にCグループでゴールしていた"Z"さんに撮ってもらいました。
ホントにシンドイ、このコース。
いつもこのスタイルから30秒は動けないんですが、後からゴールする皆さんがおりますのでそそくさと移動してまたこのポーズで呼吸を整えました。
わたしのあざみライン
おわた・・・・
今日の山荘「菊屋」さんは大繁盛!
ゴールした選手皆さんに「しいたけ茶」を振る舞い、それを頂いた皆さんがお店の中でユックリとくつろいでいました。
Hくんと私のゴール記念写真
"Z"さん
"Z"さんの今年の意気込みは凄かったようです。
去年が1時間00分4秒でちょこっとオーバーしていたのでこれをクリアするために
57分を目標にしていました。
目標にはギリ届かなかったようですが、無事58分でゴールし1時間切りを達成!!
30代前半のCグループで4位に入りました。
おめでとうございます!!
私は今回「あざみラインスペシャル」でリアスプロケを32Tを入れて臨みましたが・・
"Z"さんもスペシャルです、私の32Tスプロケを上回る
36T!!!
見せて頂きました。 34T-36T
で、でかい!!
36-32-28・・・のシマノMTB向けのデオーレXTのスプロケだそうです!
もちろんリアディレイラーも対応のスラム MTB用に交換。
もしかして、ここまでしないと上位に食い込めないのか!?
確かに周りのバイクを見渡すとそれぞれのかたが工夫を凝らしています。
このレースに参加する選手は軽量化、駆動系をカスタムしている人たちが多いですね。
まず、普通の状態(34T-28T)ではレースにならないですからね
(もちろん自分比)
レースが始まる前の会場からNHK「チャリダー☆」のスタッフと、チャリダーの「猪野学さん」「星 恵莉奈さん」「ふるやいなやさん」「牧野ステテコさん」がおりました。
ゴール後にメンバーが集まり、賑やかにチャリダー☆の撮影が行われていました!
こんな"超激坂"に挑戦する女性メンバーも凄いと思いましたが
一緒に走ってみて皆さん、根性あるなーと感心したほど!
皆さんが見えないところで普通の方以上に自転車トレーニングを積んでいるのがわかりました。
下山の時間にもなると霧が深くなり、寒さも増してきました。
この時まで何とか雨が降らずに持っていました。
富士ヒルクライムほどの寒さではありませんでしたが、選手皆さんも雨を想定して防寒対策をされていたので凍えるような方はいなかったようです。
皆さんの心がけがスバラシイ!
下山スタートして途中で雨に降られます。
でも皆さんの雨対策は万全。
二か所の休憩ポイントで停車します。
下り急勾配のため、カーボンホイールのかたが多いことでしょうし、前の下山グループとの車間、安全を見てホイールを冷ます時間に充てています。
無事、会場に戻ってきました。
さあ、公式のリザルトが会場で発表されています。
どうだったでしょう?
1時間13分49秒!
去年の1時間12分をクリアすることができず、1分遅れました! (>_<)
46位/57人
残念!
上位50%なんて程遠い・・・・
50%だったら50代でも 28位/1時間04分 でなければいけません。
なにそれ・・・
去年とは違い、50代は人数が増えて厳しくなってきた模様です(汗)
今年の大会のようにこの先もこのように続くんじゃ無理ですね(^^;)
じゃあ、もう一つの目標の1時間10分切り(せめて一桁分)を目指そうじゃないですか!(^^;)
Hくんは1時間10分58秒で去年の1時間12分をクリア!
試走でジョギングしていた(^^;) Hくんを抜くことができませんでした。
やっぱ速いなあ。
今年の参加賞はポーチでした!
富士ヒルの布袋より使えそうです(^^;
私、今回タイムを落とし、目標が遠のきました!
来年もまたやるしかないな・・・・
まだまだまだまだ
私のあざみラインの戦いは続きそうです。
(50代でこれ以上速い人の参加はもう勘弁して♡、心折れますから(^^;なんて・・・)
遅くて恥ずかしいんですが私のデータです。
走行時間はスタート前とゴール後の時間も含みますので正確ではありません。
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イイね!0件
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