
Wiggle 自転車購入の感想
自転車のキズ等ほぼ無くて概ね満足しています。
ただ一カ所、運送中のキズではなく組立時の取り扱いで引っ掛けキズがあったのがちょっと気になりました。
完成車のWiggleの詳細内容と違ったところで良かった点は「ベーシックなフラットペダル」付属であったものが「LOOK KEO」ペダルに変更されていたところでした。定価22000円のペダルなのでお得でした。
また、詳細内容と違って良くなかった点は、「Selle Italia SLR MONOLINK サドル」付属であったものが、「Selle Italia SLR標準レール仕様」のサドルが取りついていたところです。
モノリンクサドルに興味があったので楽しみにしていたのですが2本レールの標準タイプが取り付いていました。これは詳細製品が違うことでクレームものかもしれませんが、まあ、私なりに良しとします。
ペダルのプラス分とサドルのマイナス分で差し引きゼロといったところでしょうか(^_^;)
調整部分では、ブレーキの引きしろがあまり取れていなかった点と、F,Rディレイラーの調整が出来ていませんでした。
この部分は自転車乗りであれば調整できる部分なので苦ではありませんでしたがちょっと残念に感じた部分でした。
付属でペダルレンチと携帯工具が付いていました。
開梱してユーザーが組み立てる部分は
1.ハンドルをステムに取り付ける
2.サドルの高さを調整する
3.Rディレイラーをフレームに取り付ける
4.ホイールを取り付ける
5.ペダルを取り付ける(チューブ型のグリス付属でした)
という作業なので、この付属の携帯工具とペダルレンチがあれば自前に工具を用意する必要が無く、誰でも組立ができるようになっています。
これは購入者の事を考えていて親切でしたね。
(私のバイクの場合はISPカットでノコギリが必要でしたが(^_^;))
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LOOK 795 LIGHTの特徴
標準的なロードバイクと比較するとかなり奇抜なスタイルの795 LIGHTです。
このバイクの特徴を私なりにまとめてみました。
・スタイル
ステムのトップ部の高さからトップチューブがそのまま伸びているステムの出っ張りが無いデザイン
他のロードバイクではあまり見かけない異端的(奇抜)なスタイルなのでかなり目立つフレームとなっている
賛否両論好みが分かれるデザインだが、私的にはステムからトップチューブラインの形状が美しく非常に気に入っている
・フレーム
TTバイクでは流線型の空力特性に優れたフレーム形状は当たり前になっているが、ロードにあえてエアロ形状フレームを提案している
ヘッドチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ、シートステーの断面が全て翼形状の空力特性を意識したエアロ型になっている
ヘッドチューブはこけし形状の中間が括れているタイプになっており、トップチューブは三角形の薄型形状で空気抵抗を削減している
Di2のジャンクションAをトップチューブ内に隠せる取り付け箇所がある
手で引っ張るとフタにジャンクションAが取り付き、簡単に取り出せるようになっている
フレームには通常のシートステーに取り付けるリアキャリパーの他、BBの下側に取り付くダイレクトマウントキャリパー対応となっている
裏から覗くと取付用のタップが取り付いているのが確認できる
ヘッドチューブの正面から(Fブレーキ以外の)全てのワイヤー、配線を通すようになっており、極力ケーブルを隠したフレーム構造になっている
フレーム単体で購入した場合、LOOKオリジナルの 「エアロステム」「ZED2(クランク)」「E-POST2(シートポスト)」が初めから付属される
・AEROSTEM(エアロステム)
角度が+17°から-13°までの範囲で調整が可能
ハンドルの角度が勝手に変更されないように内部はギアの歯になっており、ギアの噛み方で角度が変更できるようになっている。
ギアの噛み合わせを一コマ変更すると私のバイクのステム長110mmで、ハンドル高がおよそ3~4mm(程度か?)移動する。
・LOOK ZED2 (クランク)
左右一体成形のカーボンクランク
フレーム取付時はBB穴に一体型クランクの左側クランク部を穴に通してクランプする
標準チェーンリング、コンパクトチェーンリングの変更が可能
クランク長170mm、172.5mm、175.5mmの変更が可能
・E-POST2(シートポスト)
モノリンクサドルにも対応したシートポスト
取付コマを入れ替えることで標準レール、モノリンクとどちらのタイプの取り付けも可能
この部品の内側にDi2のバッテリーをぶら下げて取り付け、シートチューブ内に納めることができる
付属のスペーサで数mmから**mmまで高さを調整することができる
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LOOK 795 LIGHT 2015 完成車 仕様
フレーム: 795 LIGHT(M)
ブレーキレバー: Shimano Dura Ace
フロントディレイラー: Shimano Dura Ace
リアディレイラー: Shimano Dura Ace
ブレーキキャリパー: Shimano Dura Ace
チェーンセットタイプ: コンパクト
チェーンセット: ZED 2 bb 65 LOOK 50 x 34 // 52X39 chainrings
チェーンリング: LOOK 50T, 34T
チェーン: Shimano Dura Ace
カセット: Shimano Dura Ace 11-28T
ハンドルバー: 3T ergonova team stealth carbon
バーテープ: LOOK GRIP
ステム: LOOK AEROSTEM
シートポスト: LOOK E-POST 2
サドル: SELLE italia SLR
ホイール: MABIC AKSIUM WTS wheelset
タイヤ: MABIC AKSION 700x23
ペダル: LOOK KEO BLADE2
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LOOK 795 LIGHTの感想
この795 LIGHTのコンポはデュラエースのワイヤーで組んでいます。
アウターケーブル(3本)を全てヘッドチューブの正面から挿入するスタイルで外観的にはスッキリとしており、見ていて美しい部分です。
ですが、カーボンハンドルの中を通って出てきたアウターがすぐにヘッドチューブに通るルートになるので、この間のワイヤーの動きに余裕が無く(ハンドルがきれる長さはとってありますが)、3本のアウターケーブルの硬さがあるため、ハンドルの動きが制限されてしまっています。
他のバイクのようにハンドルに抵抗が無いフリーの状態にならず、ハンドルを切るとケーブルの反作用でハンドルがゆるいチカラでバネのように正面に自然に戻ってしまいます。
ネットで調べてみると”795 LIGHTはDi2が良い”と書かれている理由は、ヘッドチューブの中にアウターを通しにくいことが理由の一つのようですが、ここのことも言っているのかもしれません。
実際、乗ってみるとコーナーでハンドルがオーバーステア気味になるのでこのままではちょっと違和感があります。
この795 LIGHTのケーブルルーティングはかなり難しいらしく、簡単な整備で済まないらしいとのことです。その必要性があったら覚悟を決めてケーブルを通し直すしかありません(^_^;)
まだ数百キロくらいしか乗っていませんが既にヘッドチューブとケーブルの付け根にストレスが掛かっているようで、ちょっと気になっている部分です。今後なんとか修正してみようと思います。
それとは別にZED2のクランク長が可変できるのが気に入りました。
ZED2クランクはペダルの取付部分にオニギリ型のコマが別パーツで取りつくようになっておりそのオニギリの偏芯した箇所にペダルタップが切ってあります。オニギリ型の△の形なので、取り付ける方向でクランク長が170mm、172.5mm、175mmと変更できるようになっています。これは良く考えられています。
170mmのクランクを使っていましたが、以前から自分は172.5mmの長さであるべきだろうと思っていましたので、今回初の172.5mmにセッティング。試乗した結果、非常に自分に合うペダリングなのを感じ取ることができました。
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