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MakotoExigeのブログ一覧

2021年02月07日 イイね!

Exige冬場のトラブルメンテ その2

Exige冬場のトラブルメンテ その2アムステルダムは雪、-5度、寒すぎてガレージ作業する気にならず。。。

前回からの続き、多少進捗あるのでここで記しておきましょう。

以下のトラブルを幸か不幸か発見してしまいました。

1)オイルクーラホース接合部からのオイルにじみ
2) ヘッドカバーのオイルリターン配管のヘッド接合部からのオイルにじみ
3) エンジンブロックのオイルにじみ(ではなくエアコンコンプレッサーと断定)
4) SCブラケット折れ破損
5) スレーブシリンダーの取り付けスレッド破損(SCブラケットと共締め設計)これが一番の難題!

上記修理と共に以下の作業を計画;
5) エンジンオイルフラッシ&交換、
6) ヘッドカバーガスケット類総入れ替え&カムシャフトリフトボルト交換
7) エアコン撤去(といってもとりあえずコンプレッサーのみ撤去)
8) スレーブシリンダ交換(ブーツ切れ発見、丸ごと買った方が安い)
9) ブレーキ・クラッチフルード交換
10) 油温センサーオイルパンへ移設
11) オイルクーラライン総入れ替え

ヘッドカバーからのオイルにじみはブローバイオイルのリターン配管結合部ガスケット周辺から発生。


そしてシリンダーブロックからオイルにじみ・漏れかと思っていたのは、入念に下からチェックしたところ、エアコンコンプレッサーであると断定した。

コイツを撤去して様子を見ることとする。

色が宇宙人の血が混じっているようなミドリ色交じりなのでまず間違いないのでは思う。

多分Oリングの劣化かねじの緩みでしょう。

ショップにも相談したが、一発返事でその通りだ、と。

Oリング交換してガス再注入も考えたが、撤去して軽量化することにしました。
短いベルトはLotus純正品部品番号あり、その到着待ち。



というわけで、部品や工具到着待ちの間にできることところからやってみた。
まず、エンジンオイルフラッシュし、オイルクーラホース類を撤去。

フロントオイルクーラ前部のホースを外して、オイルを抜くためにオイルクーラのネジ下部クラムをカットします。

私のオイルクーララインはリコール対策品に無償交換されているが、取り外してみると、その構造はS2000に装着したANフィッティング構造と比較して、漏れ易いとうか簡易的な構造に見える。

今後別の場所で同じ症状が発生する可能性も、より強固な構造のANフィッティングラインに交換することにしました。

ここで悩んだのがLotusはBSPとかいうあんまり使われてない英国規格を使っており、コイツを米国規格のANに変換するアダプターが必要なことが判明。これはまた別途。

今後はオイルクーラ内のオイルも簡単に抜けるようになります。

以上はオイルホース結合部の問題であることが前提で、オイルクーラ自体の付け根部であったらこの努力は自爆(笑)となってしまいます。

私の場合、フロントスプリッター入れてるのでこの部分をカットしても空力影響はありません。







オイルサンドイッチプレートも取り外さないと、サーモスタットが邪魔で工具入りません。

さらにクソ重い!


なのでMishimotoのアルミブロックサンドイッチプレートに交換予定。


そしてショップから戻ってきたSCブラケット。
前回の溶接よりうまくやってある。TIG溶接とかいう方法でやってくれたらしく、さらに強化されているらしい。

頼むからもう折れないでくれ。


取り付け部のスレッド修理だが、その場所がミッションブロックのバルクヘッド前にあり、最大の難関。チャレンジするが、狭所用工具待ちなので後日報告します。

それから、、、、油温センサーをオイルパンに移設完了。
以前はサンドイッチプレートに装着しており、オイルクーラ通過前or後の温度を検出しているかよくわからなかったので今回はより実績値測定できるはず。(変わらない、というみんともさん情報もらったが)


それから、、、エンジンヘッドカバーガスケット類、総入れ替え。



部品番号は拡大すれば見えるはずです。

近くのトヨタディーラにオーダしたら中一日で早速到着。

すげえ、さすがトヨタだああ。Lotusとは違うぞ。。。笑



それから、2ZZGEセリカやMRSへの2ZZGE載せ替えコミュ二ティーでよく議論となっている、カムシャフトリフトボルトも交換してみます。前期型2ZZGEだとこのボルトが弱く、ガンガン回してると折れてV-Tecにはいらないという症状が出るらしい。。。。(トヨタ・ヤマハに怒られるな、笑)


私の2ZZGEは対策ボルトが入っていることは事前に調べてわかってましたが、サーキット専用車でもあるのでこの際、摩耗度チェック&交換してみることにしました。

この二つのボルトです。


ちょっと摩耗してた。まあ変える必要もなかったのでしょう。
ちゃんと"V-tec"入ってるしね。左2本、走行約60000Km弱。



おまけ。カムシャフトの擦れ具合。ヘッド自体はネットで事前に調べた動画や画像と比較しても私のエンジン内部は比較的キレイなことが分かった。
定期的なオイルフラッシュの効果、でしょうか。

走行約60000㎞弱のカムシャフト。サーキット専用車だけど、こんなもん?
Microlonもやったんだけどな。




メインブロックとタイミングチェーンカバーの接合部に液体ガスケット塗って、ヘッドカバーのせて、規定トルクですべてのボルトを丁寧に締め付けて終わり。結構簡単。



まだ続きます。

Happy Lotus and Honda days!
Posted at 2021/02/07 21:08:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | パーツ・整備関連 | 日記
2021年01月11日 イイね!

Exige 冬場のトラブル・メンテ開始

Exige 冬場のトラブル・メンテ開始まず冒頭の写真、どこのパーツが折れたかわかります?

このロッド周辺には、じつはP0171(エラーコード、System too lean,ガス薄すぎ)の問題で相当悩まされ、溶接修理していたのでした。

これ、スーパーチャージャーのサポートロッドです。



このロッド、SCユニットの下側を支えており、さらにSlave cylinderと共締めになってます。ボルトが緩んだり折れたりすると、クラッチトラブルも発生するというヤバい部位。

実は今回クラッチに異変を感じ、再度見てみたところ、片方のボルトはスレッドがもうダメになっており緩んでて、おまけにロッドは折れてる、としいう始末。

この図を見ればお分かりだと思うが、インテークマニホールドにSCユニットがぶら下がっており、さらにインマニの上にはインタークラーが乗っている、という設計上のムリやりぶりは否めないのではないか。
私の場合、インタークーラを大型化しており、これが純正品のほぼ倍の重さでコイツも一因と推測。もう純正インタークーラに戻ソッと。

このままサーキットを走行を続けていたら、と思うと、今回ちゃんとチェックしてみてよかった。

実はこのロッド、以前クラックが入り溶接しており、ボルトスレッドもM8斬り直し、片方はHelicoil修理してもらってます。SCユニットが暴れて、Intake manifoldにクラックが入り、エア禍吸入でP0171が出まくるという問題に悩まされたのでした。それもあっちこっちのセンサーをチェックしながら最後の最後で判明したという、難解なトラブルでした。。。

両方のスレッドともにHelicoilやり直す必要あり。
Helicoil修理されていない方はすでに規定トルクかからず、スレッド破壊されてしまっているし。。。

他のSC固定ボルトも緩んでいる可能性も否めず、周辺ボルト緩みないかもトルクレンチ使いながら調べます。

スタッドボルト化してLoctite赤でがっちり固定しみるか?
下の写真、これがバルクヘッド裏になり、鏡で映さないとまず見えない。
とっても修理しずらい位置にあります。。。。
しかし、バルクヘッド裏、これらスレッドの前にあるECU付近のハーネスの箱を外せばそれなりにスペースはできそう。しかしこんなとこさすがにドリルは入らないし、ねじの斬り直しは私の手持ち工具では困難かもしれない。


おれたロッドはショップに溶接しなおしてもらい、さらに強化してもらう。



さらに気になるオイルのにじみ。。。

フロントオイルクーラ左側前部。
フロントスプリッターがぬれていたのでチェックしたところ、ここからにじみが発生しているのが判明。

かろうじて工具が入るが、しっかり締まっていた。ホースクランプ自体の品質問題だと思うが、ショップに相談してみるしかない。(フロントオイルクーラのクランプ部分はリコールかかっており、私の個体もリコール修理してますが、このクランプ自体を変更したかは不明。千波にこの部分はクラムシェルを外さないと変えられない模様。)

でも根本的に修理しないと、こういうのはじょじょに悪化するしな。。。



フィルター周辺。この症状は前から出ており、だいぶ悪化してきた。ここは多分安物サンドイッチプレートが原因だと推測しており、ちゃんとしたサンドイッチプレートに変えてみる。



アンダートレイまでにじんでしまってます。


そしてさらに、エンジン右側。
難儀なことに、上からは目視できず、たまたま、下からのチェックで判明。
しかしどこからにじみ出しているかの目視はクラムを外さないとまず無理。
前からオイル汚れがあるな、と感じていたが、明らかに最近のオイルにじみ。
これはショップに相談してみるしかない。


上記、知見のある方、またアドヴァイスいただけると幸甚です。

SC車でレース車両やサーキットガンガン仕様はこのロッド折れたり、ボルトが抜ける、ボルトスレッドがダメになる、など時々発生するみたいです。

気を付けましょう。

春までには完全復活したいなあ。。。。

Happy Lotus and Honda days!
Posted at 2021/01/11 05:55:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | パーツ・整備関連 | 日記
2020年06月10日 イイね!

Lotus Sport CUP260 Genuine Roll-cage installed!

Lotus Sport CUP260 Genuine Roll-cage installed!実は数年前からLotusのレースカーも専門的にやってるショップにCUPカーの純正Roll cage出てきたらおしえて、とお願いしていた。

なかなか難しいなあ、と言われながら、忘れたころについに出てきた。。。。

実はSafety deviceでも入れようかと考えたこともあったが、この純正Cage形状がすきで、これ以外を入れる気にはならかったのです。

このRoll cageは実は左ハンドル用で右ハンドル用にルーフバーを取り付けなおしてもらい。サンドブラスト、白でパウダーコートしてもらいました。

重量は測ってないけど、そんなに重たい、っていう感じではなかったので15Kgもない、のでは、思います。

これでシャシー剛性上がるのか、と聞いてみると、剛性感はたいして変わらない、らしい。それだけアルミバスタブ剛性が高いのでしょうねえ。

しかし、シャシー中央部の対ねじれ剛性は明らかに上がっているように、私には見えます。

ニュルのようにうねうね路面の急激なアップダウンコーナでは、この対ねじれ剛性が重要だと思いますがねえ。

ニュルなんかガンガン攻めたあと、その帰りにボディがミシミシいっているような感じがするし、去年のニュルの帰りには、右ドアがフロントクラムに干渉し始め、フロンクラム右横ボルトにスペーサを入れた始末。

そして、ショップに預けること1か月、ようやく上がってきた。

実は、ルーフが干渉したらしい。(ルーフはSector 111)
というわけで、ルーフ一部カット、ブラケット製作にてこずったらしいです。
(シャシーがねじれてる、とは言わなかったのでよかった!)

作ってもらったブラケットはリア部がスライドピン式になっていて、前の純正ブラケットより脱着が飛躍的に楽になっていた。

では写真アップします!



しかし、、、、私のはシート固定式なので、乗り降りがさらに大変に。
乗降時、気を付けないと頭が当たるし、足をさらにグイッと折り曲げないと入れないし、出れない。(長身、メタボ、たぶん乗り降りムリ)。

なんかどんどん面戸っちくなってきた。。。

でもそういうところが、またかわいんだな(笑)。


最近はS2000ばっかりだし、コイツも早く走らせてあげよう!

Happy Lotus and Honda days!
Posted at 2020/06/11 05:47:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | パーツ・整備関連 | 日記
2019年11月10日 イイね!

P0171 エンジンチェックランプ調査報告 3 Lotus Exige

P0171 エンジンチェックランプ調査報告 3 Lotus Exige過去1年にわたりLotus ExigeのエンジンチェックランプP0171に悩まされ続け、ついにその原因を見つけました。

過去のブログはこちら。

Intake Manifoldに生じたクラックが原因でした。

作業を依頼したLotusディーラによると、SCを固定するブラケットのボルトのひとつがなくなっており、スレッドを切りなおした模様。
よってSCユニットが暴れ、その振動によりマニフォールドにクラックに入ったと推測できます。

これで、Shortterm fuel trim、アイドリングも安定し、気持ちいい!!



ほぼ1年、あーじゃない、こーじゃないを繰り返しましたが、これにて一件落着!!

これも、わたしのExigeはエンジンマウントも4個ともInnovativeのほぼリジッド強化品が入り、振動の激しいニュルブルグリングを年に何回か、過去5年にわたり走り続けた代償でしょう。。。

Happy Lotus and Honda days!
Posted at 2019/11/10 05:58:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | パーツ・整備関連 | 日記
2019年08月30日 イイね!

P0171 エンジンチェックランプ調査報告続き Lotus Exige

P0171 エンジンチェックランプ調査報告続き Lotus Exige前回の対処で解決したと思ったものの、しばらく走ったらまた出る。。。。

いつもの通り、P0171 System too lean。

要は通常のガソリン噴射量に対して空気が多すぎて、そのためにECUが異常にガソリン噴射量をあげなくくてはならず、それがECUが許容する範囲を超えた、ということである。

ここ最近はアイドリング後、走り出してすぐに出るようになり、症状は悪化するばかり。

Short Term Fuel Trim(についてはこちら)はアイドリングで+29%(つまりECUが通常より29%ガソリン噴射量を増やし、適格な空燃比14.7:1を保とうとする)まで上がるようになってしまい、どこかに異常があるのは確か。。。


これまで、キャッチカンの取り回し、排気系、電圧系をチェックしたが、いくらLotusの気まぐれECU(?)と言えども、どこかに原因はあるはず。

あれこれネット上でワインチビチビやりながら走りまわった結果、今回はインテーク側を徹底的に調べてみることにした。

先ず、疑わしきはMAFセンサー。

以前、ブレーキクリーナで適当に吹いた程度だったので、今度はキャブレタークリーナで入念に気合入れることにする。以前にO2センサー新品購入したが、原因はO2センサーではなかったことが後から判明したので、今回は新品交換はせずに気合いの洗浄で対応することにした。

でもたいして汚れてもいないんだな、コレが。。。。



奥に見えるのがセンサーらしいので、これがちょっと汚れていたのでキャブクリーナできれいになりました。



エアクリーナはReverie製です。SCが効くとものすごい音する。


さらに、Intake manifoldのバキューム漏れはないか確認するためにこんな細工をしてみた。

アイドリング状態でブレーキクリーナ、キャブクリーナぶっかけ、吸気漏れがあるかをチェックしてみる。



これを見ていただきたい。
ブレーキクリーナぶっかけ攻撃すると、アイドリングが若干不安定になり、STFTもプラスとマイナスに大幅に振れることが判明。この動画では特に3:45あたりからご注目、一気にアイドリングがおかしくなります。



恐らく、スーパチャージャのどこかから吸気漏れを起こしていると推測できる。

丁度車検がくるので、ショップに見てもらうと思うが、どなたか知見がある方、ぜひアドヴァイスいただけるとありがたいです。

>ショップに出した後に別途報告します。

それから、ECUをCUP255仕様にしたら、ブローバイオイルが220馬力の時よりたくさん出てる。

これまで太い配管の方はほとんどオイルでてなかったのに、今回はしっかりオイルが出ていた。そして細い配管の方もよりオイルが取れてる。

なぜ?



そしてついに来た。



F1 Spa Francorchamps, Honda 頑張ってほしいですね。

Happy Lotus and Honda days!
Posted at 2019/09/01 05:48:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | パーツ・整備関連 | 日記

プロフィール

オランダ、アムステルダム在住makotoです。 2014年5月にExige S2 UK仕様をドイツにて購入。 2018年6月にS2000 UK仕様をUKにて...
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