
僕はカローラツーリング(2020年式前期型)を購入した際、敢えてディーラーオプションのナビソフトを導入しませんでした。
その理由は「せっかくディスプレイオーディオが導入されたんだから、
Apple CarPlay経由でスマホを接続してGoogle MapやYahoo!カーナビを使う方が通信料のみで利用でき、更に最新の道路地図で運用できる」からでした。
しかし、今回購入したカローラクロスには
ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusが標準装備されており、半ば強制的にナビソフトが入っています。(GR SPORT、Zに標準装備)
更にコネクティッドナビは
初度登録日から5年間無料で利用できる(6年目からは有償)ので、その料金はたぶん車体料金に含まれているのであろうと思います。
とは言え、これまでGoogleMapに慣れ親しんだ身としては、今まで通りカープレイ運用でいいかな~と思っていたのですが、このコネクティッドナビ(車載ナビ装着車)の
驚愕の機能を知ってしまいました!
【驚愕の機能その1】
・現在地周辺の最新地図をトヨタスマートセンターから取得して表示し、
ルート案内時にはルート沿いの最新地図も取得。
・トヨタスマートセンターから
プローブコミュニケーション交通情報(実際に走行している多数の車両から収集した「走行位置」や「車速」などのビッグデータを活用して生成される、極めて高精度なリアルタイム道路交通情報)に基づく「現在地周辺の交通情報」および「高速道路・一般道路の渋滞予測情報」を考慮した最適なルートを配信。
・ルート案内中もトヨタスマートセンターで定期的なタイミングで最適ルート探索を行い、より短時間で目的地に到着できるルートがあれば、新しいルートを提案。
これだけでも凄くないですか?
これって
日本の半分以上はトヨタ車と言われるぐらいの数多く走っているトヨタ車(笑)のうち、コネクティッド車載ナビ装着車からのリアルタイム走行情報をトヨタスマートセンターが入手して、最適かつ最新のルートを提案するって事ですよね?
トヨタ、ヤバいw
【驚愕の機能その2】
更に驚いたのが、ブログタイトルにもなっている「
先読みエコドライブ」機能です。
先読み?どういう事?
・先読みエコドライブを設定する
メインメニューの設定(歯車)マークにタッチします。
⇒サブメニューの[車両カスタマイズ]にタッチします。
⇒[走行支援の設定]にタッチします。
⇒[先読みエコドライブ]を設定します。
これによって先読みエコドライブが機能し始めます。
・何ができる?
過去のドライバーの行動をデータベースに蓄積し、どこで減速・停止をするかを予測します。減速・停止行動を蓄積した地点に対して減速支援を行うことで、駆動用電池の充電量を増やすことができます。
運転者のペダル操作や車速から、いつも同じ場所で減速・停止している場所を減速支援地点として蓄積し、ナビゲーションシステムに自動的に登録します。
登録された減速支援地点は地図上にアイコン表示されます。また、自車位置が減速支援地点に接近すると、アイコンの強調表示に切りかわります。
お前、俺を監視しているのか~!(笑)という下劣な話はさておき、要するに、
① 先読みSOC制御(目的地予測)
日頃の走行データから、自宅や職場など「長時間駐車する場所(目的地)」を車が自動で学習・推定し、目的地が近づくと、車が「もうすぐ駐車するから、今ある電気を全部使い切ってしまおう」と判断し、積極的にモーター(EVモード)で走って
バッテリー残量をあえて減らす制御を勝手にやってしまうw
② 先読み減速支援
あなたが「いつもこの交差点で曲がる」「この一時停止で必ずブレーキを踏む」という
減速の履歴を、ナビの位置情報と紐づけて車が覚え、その場所に近づいたときにアクセルを離すと、通常よりも回生ブレーキ(発電ブレーキ)を強めにかけ、より多くの電気を効率よく回収するらしいw
③ 先読みEV/HVモード切りかえ制御(ナビ案内時)
カーナビで目的地を設定して走っている際、この先のルートにある「渋滞エリア」「長い下り坂」「高速道路」を先読みし、この先に「渋滞」があれば、渋滞中にエンジンがかからないように
手前で電気を多めに貯め、逆に「長い下り坂」があれば、下り坂で大量に発電できることを見越して、
手前で電気をガンガン使ってバッテリーに空き容量を作ってくれるんだって(マジすか)
この機能によってもたらされるメリットは、
・普通のハイブリッド車は、目の前の状況に応じて電気を充放電するが、先読みエコドライブは「
未来の発電・消費予定」に合わせて動くため、エネルギーの無駄(バッテリーが満タンすぎて下り坂のエネルギーを回収できない等)が一切なくなり、実燃費が上がる。
・先述の①「目的地予測」でバッテリーを減らして駐車しておくと、次に車を動かすとき(翌朝など)、エンジンは「エンジンを温める(暖機)」と「空っぽのバッテリーを充電する」という2つの仕事を同時にこなすことができ、これにより、エンジンが最も効率の良い高負荷で一気に回り、暖機運転の時間が短縮され、結果として「冬場でも暖房が早く効くようになり、無駄なアイドリングが減って燃費が落ちない」という絶大なメリットが生まれる。
つまり
ユーザーが何も意識せず普通に運転しているだけで、カローラクロスのコンピューターが裏でCANデータをフル活用し、1滴のガソリンも無駄にしないよう緻密な計算をしてくれているわけです。
カロクロ、賢い!
しかしこの機能には条件があって、ここでいう地図とは、トヨタ標準搭載の「純正ナビ(車載ナビ/コネクティッドナビ)」の地図のことを指し、僕のように
Apple CarPlayのGoogleマップやYahoo!カーナビを利用している輩には提供されないのですwww
なぜなら、
車載のハイブリッドシステム(CANデータ)と、スマホのGoogleマップのデータは、裏で一切繋がっていないからです。
じゃあ、もうナビは
純正ナビ一択じゃね?
と思ったアナタ、半分正解w
残り半分についてがブログタイトルの後半、
「音声認識」機能です。
この前、
門司港レトロに写活しにいった時に、たまたまこの純正ナビのルート検索をやろうと思い、
「Hey!トヨタ!(笑)」
で音声認識を利用しようとした訳です。
ところが僕の音声をちゃんと認識してくれないw
言っとくけど、俺そこまで滑舌悪くないし、声もデカい(むしろうるさいまで言われるw)のに、
「目的地が見つかりませんでした」だとぅぅ!?
何度かリトライするも、別の場所(九州じゃない東北のとある場所)を目的地にしたりで、全く使えんやないかい!(と、ガチで叫んだw)
要は先読みエコドライブは賢いんでしょう、そうでしょう、なんだが、
「お前、ひとの言う事、全然聞かへんやん」
だったわけです。
それって宝の持ち腐れっていうんだよ?と小一時間問い詰めようかと思いましたが、時間の無駄なので、速攻でGoogleMapに切り替えましたw
そして何の問題もなく目的地設定が終了し、無事ナビ案内ができたわけです。
結局、
「総合的なソフトウェア能力の決定的な差」なんですよね。
なぜGoogleマップの音声認識が圧倒的に優秀なのか、そしてトヨタ(自動車メーカー)がなぜそこに勝てないのか、裏側の仕組みをロジカルに紐解くと、トヨタにとって非常に耳が痛い理由が見えてきます。
Googleは世界中から集まる膨大な音声データと、最先端のAIがクラウド上で瞬時に処理し、多少の滑舌の悪さや、騒音、曖昧な言い方(例:「近くの美味しいラーメン屋」)でも、前後の文脈から「こういう意味だな」と超高度に推測して案内くれる一方で、トヨタ純正車載用に特化された音声認識システムだと、Googleの巨大なAIサーバー群に比べれば、処理できるデータの量も学習のスピードも桁違いに小さく、発展途上のため、マニュアル通りの「正確な言葉」で言わないと、すぐに誤認識します。
また、最新のGoogleマップは、今年3月からGeminiとも連携強化したおかげで、今日オープンしたばかりの小さなお店でも、誰かの口コミやSNS、ネット検索のデータから一瞬で音声検索の対象に含めることができますが、トヨタのナビは「住所データ」や「固定の施設データ」がベースなので、ネット上の流行り文句や、新しいお店の曖昧な名前にはついていけず、「該当がありません」となってしまいがちです。
せっかくの先読み機能も、組み合わされる音声
クソ認識ソフトのせいで台無しだよ!
とは言え、せっかく5年間は無償で使える便利機能ですので、これに懲りずに使い倒してやろうかと思います。
対応機種をお持ちのユーザーさんも、是非お試しあれw
ブログ一覧 |
クルマ | クルマ
Posted at
2026/06/02 22:02:33