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2014年12月04日

5型と6型の違いを見比べる。

5型と6型の違いを見比べる。 代車であるゴルフ6コンフォートラインと別れ、ようやく退院し戻ってきた相棒、R32。

あれから1週間。R32を改めて乗ってみるとグレードの違いとは異なる、5型と6型との根本的な質感の違いを感じました。特に遮音性の違いは大きく感じました。どこが違うのか、どこを改善したらいいのか。幸い5型と6型はシャーシ構造が同じ。6型は5型を徹底的に見直して煮詰めた完成形なので「違い=改善点」。違いがわかれば対処する場所が分かります。

webを見ていると5型と6型の違いを詳しく記したサイトがありましたのでそのサイトを参考にしながら
目で見える範囲の違いをさらに細かく調べてみました。

※途中文章にレポート表現を多用します。ご了承ください。

参考Webサイト…http://engine-online.jp/special/SP0910_VW_GOLF.html

【インテリア】
↓6型

↓5型

5型も6型も前方に見える視界の広さは同じ。しかしパネル形状の変更で感覚的、心理的な違いがある。
5型はウィンドパネルが張り出してるため感覚的にフロントノーズの見切りがしにくい。5型はボンネットの長いクルマに乗っているような感覚がある。
その点、6型ではウィンド下端までの見通しがよく視界が開けスッキリした印象がある。そのため6型の方が車間や車幅感覚をつかみやすい。

内装はダッシュ周りの広々でスタイリッシュな5型に対し6型は質実剛健なインパネながらメッキパネルを要所要所に当てがって上質にみせている。

6型はセンターコンソールがが中央の空調部分の上まで垂直に近い角度で起立しているので至近距離ではやや閉塞感がある。5型はダッシュボード全体が上部にかけてラウンドしているのでインパネの閉塞感を感じさせない。

↓6型

↓5型

5型では中央の吹き出し口のさらに上方に間接空調用の吹き出し口、もしくはアクセサリートレイがあったが6型では無くなりスッキリしている。

インパネのパネルの合わせが6型になって飛躍的に上がっている。そのため車体振動時のパネルの鳴きが少なくなっている。
特に印象的なのはエアコンルーバーのはめ込み精度と作りの頑丈さ。5型よりブレード1枚1枚がしっかり出来ていてとても精巧にはめ込まれているのでブレード鳴きが殆どない。
また5型のメーターパネル付近から発するカバーの鳴きが頻発するが6型ではパネル形状が変わり、はめ込み精度が上がったため鳴きの心配がない。

↓6型

↓5型

ソフトパッドの使用率は6型になって大幅に増え、パッと視界に入る範囲では安っぽさを感じさせる部分はなく全体的に質感が高い。5型ではインサートパネルより上の樹脂パネルの質感は良好だが下のパネルの質感の低さが気になる。

↓5型

↓5型

内装パーツで5型が6型より優っているのはシガーソケットパネルとコンソールボックスのノブ部分くらい。5型では一部のグレードながらメッキパネルを使用しているのに対し6型は全グレードで樹脂パーツ。

↓6型

↓5型

シフトゲート両サイドの三角型コンソールフレームの内側が肉抜きされてる5型に対し、6型では密閉。5型のセンタートリムとシフトゲートは独立しておりコンソールフレームの作りが凝っていてスポーティー感がある。対して6型は堅実な作りという印象。

ステアリング調整機構について。5型ではステアリングロックレバーを緩めた途端にステアリングが自重でストンと最下部に落ちてしまうので上下の微調整をするのにかなりコツが要るが6型ではロックレバーを解除してもその位置が維持されるので微調整が容易。ただしテレスコピック調整は結構力を入れ(押し込む、または引っ張る)ないと動かないのが難点。

【エクステリア】
↓6型

↓5型

↓6型

↓5型

5型にはあったフロントドア側の内側を一周するシール材とドア断面部の下半分に取り付けられている黒樹脂パネルを6型では廃止、代わりにドア下辺部分にシール材を追加。ドアシル部分の隙間を密閉しドア閉め時の振動を抑えた。

↓6型

↓5型

またリアドアの前端側にシール材を追加、フロントドアとの隙間を無くし効果的に気密性を上げ、同時に開閉音に質感が増した。

↓6型

↓5型

↓6型

↓5型

リアドアもパッと見では5型のドア下回りの作りの方がしっかりして見えるが6型はシール材の配置位置を見直し5型のフロントドア同様、ドアの内周りを一周するシール材を外しドア断面部の黒樹脂パネルも取り外してシール材をドア外側端部に取付け、ドアシル部分の隙間を密閉し効果的に気密性を上げた。同時に開閉時の質感が増した。

このドア部分の仕様変更による効果は大きく、一見コストダウンしているように見えるが実際には効果的に機能を向上させた仕様に作り直されていることがわかる。

↓6型

↓5型

テールゲートのヒンジは5型では頑丈な鋳物を使っていたのに対し、6型ではプレートを凸型に折り曲げて上下で噛ませた一般的なものを採用。ただし開閉のフィーリングはどちらもほとんど変わらない。コストダウンと軽量化が図られた部分。ここにもコストダウンと機能面向上が効果的にはたらいている。

↓6型

↓5型

リアウォッシャー噴射口の位置が5型ではワイパー根元にあり上に噴射するタイプだったのが6型ではハイマウントランプ部分に噴射口が付いていて下に向けて噴射する仕様に変更されている。
これについては6型では噴射口からの液垂れが一部指摘されてますがこの点5型はその心配なし…、ではなく5型も液垂れします。液はそのまま下のトランクオープナーの方に流れ込みます。

↓6型

↓5型

5型に有った給油カバーの電動オープナースイッチが無くなり、6型ではカバーを直接押し込んで開けるタイプに。コストダウン箇所のひとつなのだがこの部分に関しては賛否が分かれるところかもしれない。個人的には少なくとも外からは開けられない、内側からのワイヤー式にして欲しかった。

↓6型

ボンネット内側の手前両端、ちょうどフロントライトの上部部分に接する部分にシール材を配し気密性と制振性を高めた。

↓6型

↓5型

↓6型

↓5型

ドアミラーの形状を大きく変更。6型で風切り音を抑える形状に。また5型では気休め程度にしかおりたたまれなかった格納機能が6型ではしっかり出来るので自動洗車機に掛けても安心。ただし5型に比べ横のサイズが大きくなりAピラー寄りのカバーに厚みがあるためドアミラーによる右前方の閉塞感と死角の増加が気になった。


こうして違いを見てみると5型の作り込みの高さが逆に浮き彫りになったような気がします。
最もそれが効果的に機能しているわけではないということも分かってしまいましたが…。

ドア周りとボンネット内側のシール材の追加はすぐにできそうなので近々施工してみようと思います。
久々にチューニング熱が高まってきた…。 〜( ̄^ ̄)V


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Posted at 2014/12/04 20:22:21

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