鳥羽一泊旅行外伝。
鳥羽のお話、これで終わりにいたします。
クルマは全く出てまいりませんので、ご容赦下さい。m(__)m
ちなみに江戸川乱歩に興味のない方はスルーして下さいね。^_^;

少年探偵団シリーズ、小学生の頃、夢中になって読んでいました。
(写真は江戸川乱歩館所蔵の本です。僕のものではありません。)
なかでも「大金塊」「奇面城の秘密」は最高傑作だと個人的に思っています。
※いま読み返しますと文字しか目に入って来ませんが・・・(汗)
こややし少年が肌身離さず持ち歩いていたとされる探偵七つ道具、
万年筆型の懐中電灯、万能ナイフ、縄梯子、BDバッジ、欲しくてたまりませんでした。
緊急連絡用の伝書バト、ピッポちゃんも…。
※長らくポッポちゃんだと思ってました。
確認しますと、ピッポちゃんが正しいようです。
そして、

現地の案内板で見つけました。
ここに江戸川乱歩が住んでいたわけではありません。
乱歩と交流のあった画家さん、岩田準一さんの生家、
あくまでも、ゆかりの家、です。

追跡の目印にBDバッジをばらまきたくなります。
「鳥羽みなとまち文学館」がメインの施設名称、
江戸川乱歩館、はその中にあります。

入館料は300円でした。
江戸川乱歩の小説家としてのデビュー作「二銭銅貨」にちなむ展示物。

施設の雰囲気に合わないダジャレ。
(奥まで手をつっこむのは銅貨(どうか)やめて!と書いてあります)
「二銭銅貨」には度肝を抜かれました。
何度読み返しても面白い!

・・・う~ん・・・これは・・・

探偵ナイトスクープの、「パラダイス」的な要素もあります…。
入館時、案内の方に
「ドッキリ、はあった方がいいでしょうか?」と
訊かれました。
「せっかくですからお願いします。」と
お答えいたしました。
後で、「ドッキリしましたよ!」と
伝えましたところ
「やったぁ!」とおっしゃいました。
ちなみにご案内下さった方は、岩田準一さんのご令嬢さまでは
ないかと推測いたします。
乱歩と岩田さんの交流を題材に小説も書かれているようです。

こんな看板もあって、昭和のレトロな雰囲気も漂っております。
鳥羽へ行かれて、もし時間があれば散策ついでに、
という程度のノリでちょうどいいと思います。
江戸川乱歩に興味がない方にとっては、全く・・・
かも知れません・・・。
ところで、

これは僕が大切にしている雑誌です。

明智小五郎、少年探偵団、そして怪人二十面相が活躍する舞台として、
東京の閑静な住宅街、塔のある洋館などがしばしば登場します。
自分の暮らしている環境とは全くの別世界に、どんなところなんだろうと、
想像を膨らませたものです。
少年探偵団もの以前の作品にも昭和初期の雰囲気と、江戸川乱歩独特の
おどろおどろしい世界が描かれており、これもまた大好きです。
「白髪鬼」「大暗室」「魔術師」「吸血鬼」など数々の傑作がありますが、
思い出そうとしても忘れられません。
それにしても、鳥羽で江戸川乱歩に出会うとは意外でした。
ところで、

少年探偵団、怪人二十面相がお好きな方で、もし、この本をご存知でないなら、
是非、これは是非、ご一読をおすすめいたします。
怪人二十面相の生い立ちから、明智小五郎との対決までを独特の視点で描かれています。
時代背景として太平洋戦争も織り込まれてあり、実に読み応えがあります。
しかしながら、二十面相、そして明智小五郎の人物像の解釈については好みが
分かれるかも知れません。
個人的には、一連の少年探偵団ものに対するこの上ないオマージュになって
いると思います。
ぼ 、ぼ 、僕は…「怪人二十面相・伝」が大好きです。
休み明けは本当にダルい。
水曜日からたった2日半なのにとても長く感じます。
明日はノンビリするぞ~(毎日ノンビリしてるけど)。
以上!です。(^_^)
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Posted at
2017/08/18 11:07:13