
広瀬正のSF長編小説です。
…台風11号、こちらではまだ雨が残っていますが、風は早い時間に
収まりました…全国的には、まだ安心出来ない状態ですね…
そんな中、スミマセン、タイトルに戻ります。
「マイナス・ゼロ」
今、このブログを読んで下さっている方の
殆どがご存知なかろうと思います。
タイムスリップを題材にした最高傑作です。
先日、ターミネーターの記事に頂戴した、HーSADAさんの
コメントへの返信でちょっとこの本に触れました。
ただ、それだけではあまりに勿体ない気がして改めてご紹介することに
しました。
発表されたのは、昭和40年、1965年です。今から50年前…
ワタシがこの本のことを知り、初めて読んでから、18年です。
いずれにしても、今となっては古い小説です…
まさに、だがしかし、です。
緻密に計算され、それこそ、アッと驚く結末、古いも新しいも
ありません。
30代の技術者がふとしたことで、タイムマシンに関わることになり、
太平洋戦争末期の東京へ時間移動してしまうというお話です。
今のご時世、ネット検索すれば、ワタシのヘタクソな作文を読むまでもなく、
概略はおわかりいただけるでしょう。
でもせっかく読むなら、予備知識なしで…
さて…
芳山和子、と聞けば、筒井康隆「時をかける少女」
「時をかける少女」と聞けば、ケンソゴル…と頭に浮かぶ人。
また、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、5回観たけど、まだ何回でも
観られるよ、という人。
このどちらかにでも当てはまる人なら、ほぼ確実に楽しめるお話です。
もしも、両方ピッタリくるなら、なぜもっと早く読まなかったんだろうと
後悔すること請け合いです。
残念ながら、この条件に合わず、尚且つ30代から下の方にはチョッときびしいかも…
ただ、歴史好きの人なら問題なし、です。(…なんか制約だらけ、ですね^_^; )
自動車好きの人には、ダットサンフェートンが活躍する場面もたまらないと
思います。

(トヨタ博物館で撮りました。 ^^; )
大変お節介で恐縮ながら、この記事をご覧になった方のうちお一人でも読んでいただき、
また、その面白さを広めていただけたら嬉しいなあ、と思います。
とは言え、本はあまり人に推められて読むのもツマラないですしね…
本、と言うか、読み物好きな方、頭のスミに置いていただき、何かの
時に思い出していただければ幸いです。(^_^)
…広瀬正「マイナス・ゼロ」…
Posted at 2015/07/17 21:13:25 | |
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本 ( マイナス・ゼロ ) | 日記