
バック・トゥ・ザ・フューチャー
PART3
1990年 アメリカ
118分
監督 ロバート・ゼメキス
出演 マイケル・J・フォックス
2016.08.07(日)
大阪ステーションシティシネマ
(午前10時の映画祭7)
スクリーン11
多くの方が既にご覧になっているとは思いますが。
念のため、ご注意、以下ねたバレです。
まずは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作、最高でした。
三週続けての一挙公開でした。
パート3、ストーリーとしては、完全に「破綻」してました。^_^;
(そもそもタイムスリップ、タイムトラベル、という考え方自体が破綻してます)
再度1955年に戻ったマーティは、博士と再会を果たす。
そこで、1885年に博士がビフの先祖に撃ち殺されたという事実を発見。
それを阻止するために、1885年へタイムトラベル。
1885年に撃ち殺された博士を救いに行くということが、もう完全に
ナンセンス。
じゃあ1955年に生きているこの博士は一体だれ?
また、デロリアンは何台あったのか?
パート1で1955年に行った1台。
パート2でスポーツ年鑑を取り返しに行った1台。
この時点で2台同時に存在。
もちろん、マーティも2人。博士も2人。
そしてパート3で廃坑に隠してあった1台。
要は同時期に3台のデロリアンが存在したことになる。
おそらくこの辺りは色んなところで語りつくされていることだと思います。
こうして頭が混乱してくるようなところもこの映画の魅力でしょう。

一難去ってまた一難。ハラハラドキドキ。アクション映画の王道を踏み外しません。
一方で、ガソリンタンクを撃ち抜かれて、デロリアンを動かせなくなるなど、
そういう縛りの作り方はムチャクチャにうまい。
また、マーティ、博士、クララの乗馬が上手なこと上手なこと。
いくら馬が移動手段であった時代とは言え、あんなにウマく馬を乗りこなせる
人はそうそういなかったと思います。
疾走する蒸気機関車に追いつき、そこから列車に飛び移るなんて、
まさにスタントマンでなければ出来ない芸当です。
乗馬ウマ過ぎ!
※今頃書いても遅いですけど、マイケルJフォックスや、クリストファーロイドの
乗馬がうまい、と言っているのではありません。
1985年に生きる少年とオジサンが、西部劇の時代でよくあれだけ馬を乗りこなした
もんだ、ということが言いたかったのです。
読み返しているうちに、誤解を招きそうな書き方をしていると思い、補足しました。
8/9(火)8:55
まずは、一作目へのオマージュ。
そして数限りなく作られた過去の西部劇、アクション映画に対するオマージュが
ふんだんに盛り込まれた映画でした。
皆がどこかで見たことあるような、ないような、そんなシーンの連続。
一作目で絞り残した美味しいところを、パート2、パート3で絞り切った、
そんなところでしょう。
ファンの期待に真正面から応えてくれた最高の映画でした。
今回上映で、エンドロール終了後、中央席のグループの方から、拍手が起こりました。
恐らく、計画的になさったのだと思います。
僕もイイ映画の後は拍手したくてたまりません。
乗っからせてもらいました。
言いたいこと、以上です。
以下はスルーでどうぞ。^_^;
さて、また座席表です。
174席

木曜の晩9時。予約開始と同時に申し込んだのですが、この状態です。
この時点で中央を押さえたお客さんが拍手されたようです。

日曜日、上映直前朝9時半。満席となりました。
ビフ(タネン)なくして、この映画は成立しない、かも。
マーティ、博士、ビフ。
この主要人物と、その他全ての登場人物が極めてわかりやすいキャラクターと
同じようなエピソードで各回に現れる。その度にニヤッとしてしまう。
マーティこと、マイケルJフォックス

全編通して、とにかく動きが素晴らしかった!
二作目、三作目では、このホバーボードが大変重要な役割を果たしました。
思えば、一作目、通りかかった子供の手押し車をひったくって、一瞬にしてスケボーに
作り変え、観客の度肝を抜いたあのアクションが最後まで生きたわけですね。
観終わって、なんかさびしい感じが…。
すごく身近に感じた登場人物が、もういなくなったような気がしました。
親しかった友人が遠方へ行ってしまい、ポッカリと穴があいた、そんな感じです。
※「午前10時の映画祭7」
9月には「生きる」
そして10月にはあの「七人の侍」が上映されます。
この二作、DVDが出てます。
でもせっかくの機会です。是非、劇場で。
(大きなお世話、ですね)
以上!です。