アクセルペダルとブレーキぺダルを踏み間違えての
事故がいつまで経ってもなくなりません。
自分も毎日オートマチック車を運転しておりますので
とても他人事は思えません。
どうして事故が起こるんだろう、なぜなくならないんだろうと
いつも考えています。
以下はあくまで仮定のお話としてお読みください。
事故の原因を断定しているわけではありません。
また事故を起こされた方を攻撃する意図など不遜な気持ちは
金輪際ございません。
クルマを運転している限り、自分も加害者となる可能性から
逃れることは出来ないと思っております。
少し前に、足でアクセルとブレーキを操作する自動車の構造
そのものに問題があるんじゃないのかという視点でブログを
書いたことがあります。
その考えは今までも変わっておりませんけれども、今日ふと
思いました。
何か根本的なところで見落としていることがあるんじゃないのか。
踏み間違いをする人たち、お若い方、ご年配の方、男性、女性、
の別にかかわらず、クリープを知っているんだろうか。
もちろん、クリープを入れないコーヒーなんて、のクリーミング
パウダーのことではありません。
アクセルを踏まなくても自動車がジワジワっと動くアレです。
事故を起こしたみなさんはクリープを利用することを知って
いたんだろうか。
事故が多発するコンビニの駐車場。
位置を決めるために低速で切り返しをする時、あの人たちの
足の動きはどうなっていたんだろう。
もしかして、ごく低速の時でも前進後退の都度アクセルを踏み、
停止の時にブレーキ、とせせこましいことをしていたんではなかろうか…。

(単独だったそうです。自分がこうなる可能性はゼロではない…。)
通常そのような時、右足の位置は殆ど常にブレーキ上にあり、
クリープするクルマをブレーキでコントロールしながら切り返しを
することになると思うのです。
そこにブレーキとアクセルの踏み間違いが起こる余地はありません。
あり得ないはずです。
ブレーキで速度をコントロールしていれば、とっさの時はそのままブレーキを
ガツンと踏めば済む話です。
ところが、動かす時はアクセル、止まる時はブレーキ、と刷り込まれている
人たちならば…。
つまり、ごく低速でも、右足は常にアクセルを踏んでいる。
だから、ペダルを踏み替える、というアクションが必要になる。
クリープで進めるほどの状況でもアクセルに足を置いていることが
間違いの始まりなのではないでしょうか。
(もし、そうしていれば、の話です。)
認知症がどうこうの前に、オートマチック車のクセ、操作方法を
知っているのかどうか、その確認が必要なのでは…。
ウチのクルマのエンジンブレーキはどこについているんでしょうか、
という人もいらっしゃるようですから、案外ビックリな事実が
あるような気もします。
もしかして、本当に知らないんじゃないだろうか……クリープを…。
もちろんこれが全てとは申しません。
でも原因の一つではないだろうか、と思った次第です。
冒頭申し上げましたように、あくまでも僕の思いつき、仮定のお話でした。
すでに書いておられる方がいらっしゃいましたらご容赦ください。
以上、です。
04:39追記
ミニバイクを運転しているオバサンで、交差点近くなどで低速になると、
ステップから足を外して両側に広げてバランスを取る方がいらっしゃいます。
あのような、何か根本的な間違いがオートマチック車の運転にも潜んでいるのでは
ないでしょうか。