恐縮です。
30年近く前に、モーターレビューという雑誌がありました。
短い間で廃刊になったのだと思います。
当時、創刊号と その次の2冊だけ買いました。
今も大切に残してます。
旧車を特集した本は結構たくさん買いましたが、
このモーターレビューは異色な感じがしました。
ちょっとカッコつけた感じの内容でした。
この2冊はスポーツカー、GTカーの特集で、私が好きなクルマがたくさん
出ています。
スポーツカーとは、GTカーとは、というお題で、評論家の方々が
コメントを寄せておられます。
いま読み返しても結構いいこと書いてあります。
さて、これ以前も以降も、数え切れないほど色んな場で取り上げられたであろう
2台の名車。
ため息をもらしながら見た写真、読んだ記事です。
モーターレビューとは別の話になります。
学生時分に、1960年代のスポーツカーについての思い出を綴られた1冊の本を持ってました。
残念ながらいくら探しもその本は出て来ません。
その中でホンダS800のことを、
「おとぎの国から来た魔法使いのようだった」
と書いてあったことが忘れられません。
(…もしかしたら、少し違っているかも…
ああでも確認のしようがない…)
僕の中で国産オープンカーとして心に焼き付いたのは、このホンダS800と
、いきなりですが日産フェアレディSR311の2台です。
実際に走らせたら、運転しにくそうな感じ、乗り心地が悪そうな感じ、
持ち主以外はエンジンかけるのも難しい感じが大好きでした。
(あくまでも想像です…)
いま思えば、どちらもその当時から見てわずか10年ちょっと前のクルマでしたのに、
すでに遠い過去のものとしての印象が強かったことを憶えています。
もう中古車としては簡単には手に入らない感じです。
80年代初頭、国産の2シータースポーツカーは生産されてませんでした。
国産車黎明期には結構たくさんあったのに、どうして作ってくれないんだろうと、
いつも思っていました。
ユーノスロードスター、ビート、カプチーノが出て来たのはそのあと
随分経ってからのことになります。
…と感じてましたが、実際は10年かからずだったんですね。
あ、忘れてました。
84年にトヨタからMR2が出た時は衝撃でした。
でも、いざ出ると、現実には買えませんでしたが…
1960年代のクルマとはかなり違う雰囲気でしたが、
日常生活から乖離した感じはよかったなあと思います。
すみません、ウダウダ書きました。
要は、1960年代の国産スポーツカーはカッコよかったなあ、
中でもとりわけ、ホンダS800とフェアレディSR311が
よかった、というお話でした。
失礼いたしました。
※スミマセン、追加しました。
フェアレディSR311と、蘇える金狼、朝倉哲也のトライアンフTR4です。
Posted at 2015/02/02 20:50:55 | |
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