
「シンゴジラ」 2016年日本 119分
監督 庵野秀明
出演 長谷川博己
2016.09.22(木)秋分の日
イオンシネマ4DX
先週、木曜日のお話です。
公開からだいぶ経ちますが、やっと「シンゴジラ」観てまいりました!
クルマでひとっ走り、近所のショッピングモールの映画館です。
面白かった!楽しかった!(^_^)
料金は2人で4,200円!
日頃、夫婦50歳割引きで2,200円に慣れておりましたので、
チョッとビックリ!
しかしながら、初めての4DX、値打ちあり!、納得、でした。
以下ネタバレです。
予告編も見ず、全く予備知識なしで行って来ました。
直近の日本映画には裏切られっぱなしだったので、何の期待もしてませんでした。
せっかくの秋分の日なのに天気悪い。
それこそ、映画でも見るか、近所でしかも4DXやし、とそんな気持ちでした。
もともとゴジラにはあまり興味がなく、第一作目のゴジラも観たことがありません。
(それがよかったのかも知れません)
また、この監督さんの映画も観たことがありませんし
「エヴァンゲリオン」、言葉としてはよく聞くのですが、知らないのです。
とまあ、それこそ全く白紙の状態でスクリーンを眺めに行ったわけです。
とにかく度肝を抜かれました。

たまげました。
最初に出て来た進化する前のゴジラ、気色悪かった~。
なんかニョロニョロしてトカゲみたいやし、もう何やねんコレは?でした。
え~、これがゴジラなのか?と思いました。
会議ばっかりやってるのですが、その中身や、ゴジラに関する難しい分析結果は
何を言うてるか全くわかりませんでした。
しかし、実際にこんなことがあったら、こんな展開になるんだろうなあ、
それが実にうまく、リアルに伝わってまいりました。
柄本明さんが、「殿、ご決断を」みたいなご家老風でよかった。
大杉漣さんもちょっと気が弱いけど人のいい感じの総理大臣で好感が持てます。
この方の英語、下手だ、とおっしゃる方もいらっしゃいますけど、
僕は上手に喋ってたなあ、と思います。
あれを下手と言い切る人が羨ましい…。

しかしながら、英語で話す必然性は全く感じませんでした。^_^;
英語に対するコンプレックス。
英語をペラペラ喋ってるとカッコいいというイメージ。
なくなりませんなあ。
こんな風に外来語でも何でもうまく取り交ぜて進化しながら、感情の機微を
伝えることの出来る日本語は素晴らしいと思います。
日本におったら、全てこれで事足りるから、なかなか外国語は身につかんなあ。
英語を始め、他の国の言語を知らないと手に入らない情報、って一般人には
ないですからね。
脱線、脱線。^_^;
口から吹き出した火炎で首都の街並みを一気に焼き払った容赦ない感じ。
背ビレや、尻尾からまでも光線を発した時には腰が抜けそうになりました。
最新兵器にもビクともしないゴジラ、先日みん友さんに教えてもらった、
三毛別羆事件のヒグマのイメージと重なりました。
この手の映画に全く馴染みのない私は、文句なしに凄いと思いました。
圧倒されました。
何もわからんままの方が楽しめるのかも知れない。
今回はそう思いました。
エンドロールで流れている音楽で、昔の特撮映画や、ウルトラQから始まる一連の特撮
ドラマを思い出しました。
この監督さん、恐らくはそういう作品群を見て育ち、大きな影響を受けて作る側になったんでしょう。
そしてついには、これだけのレヴェルまで到達した、そう考えると、グッと来ました。
一方、こっちは志とは無縁のままダラダラと生活し、冴えないオッサンになった。
そう考えるとさらに、グッと来ました。^_^;
以上!です。(^_^)
Posted at 2016/09/30 11:03:42 | |
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