
アタマではクルマのことばかり考えているのに、
また別のお話です。
降ってわいたようなプレミアムフライデーとも
全く関係ありません。^_^;
(それにしても、ハッピーマンデーとかプレミアムフライデーとか
ようそんな言葉思いつくなあ・・・)
突然ですが、かつて、パスポートサイズ!というCMがありました。
まだ若々しさが残る浅野温子さんが持っているカメラ、今となっては何じゃこりゃ、
ちゅうような大きさですが、当時は、もの凄く小さくてビックリしたことを
ハッキリ覚えています。
絶滅してしまった8㎜ビデオカメラ。
よくぞこんな小さなサイズでこれだけの映像が撮れるもんだと、
当時は衝撃でした。

1992年、25年前に買いました。
セットで15万円ぐらいしたと思います。
家庭用ビデオカメラが登場する以前、動画を撮影するには8ミリフィルムカメラが
一般的だったと思います。
(当時、動画、なんていう言葉を使っていたのかな)
※昭和の話です。これ自体が昔過ぎますね・・・。
一般的、といっても、8ミリカメラを持っている人自体が、かなりのマニアの部類に
入ったと思います。
(僕と同世代から少し上の方なら、憶えておいでかと存じます。
当時の週刊誌には、8ミリフィルムに焼き直した映画のダイジェスト版的な
ものの広告があったことを。
アダルトなものもあり、オッサン同士が集まって、映写会を開いていた、
なんてことは、今の人には信じられないと思います。)

※音は録れないんですよ!
その昔、扇千景さん(ご存知でしょうか)が、「私にも写せます」というキャッチフレーズで
コマーシャルをしていた、8ミリカメラ、フジカシングルエイト。
その当時、一本のフィルムで3分位しか撮れなかったように記憶します。
一般庶民には高嶺の花でした。
しかも撮影後に写真屋さんへ持って行って現像してもらう。
そんな手間ヒマかけての動画でした。
もちろん、我が家にはそんな贅沢品はありませんでしたが。
世間では普通のカメラそのものが結構珍しい時代が長かったと思います。
うまも、いや、しかも日常的にパシャパシャ写真を撮るなんて新聞記者さん
くらいだったと思います。
中学、高校の修学旅行でカメラを持って来ているものは、クラスに1人か2人だったと思います。
※1960年代後半から1970年代、自分の知ってる頃の感覚で書いてます。
その時代から幾星霜、電話にカメラがついて、しかも動画が撮れる、
その当時誰が想像したことか。
お話を8ミリビデオに戻します。

今となっては骨董品。

最先端のカラー液晶ビューファインダー付き!
しかし、真っ昼間の明るいところでは、目が慣れなくて見えない見えない。
パスポートサイズから20ン年!
全国の家庭の、押し入れの奥で、あるいは本箱の片隅で静かに悲しく眠っている
であろう8ミリビデオテープ。
再生しようにも、機械が壊れてしまった人も多いのでは。

(お子さんのいる家庭ならこんなもんじゃないと思います。)
VHSはまだ何とか対応する機械があります。
しかし、8ミリビデオは難しい。
中古の機器が出回っていますが、明らかに商品本来の価値からはかけ離れた
値段になってます。
新品のビデオカメラの実勢価格から考えると明らかに異常です。
レンタル機器も結構な金額です。
DVDへのダビングをしてくれる業者さんもありますが、手間が大変。
もしも出来るなら、1万円から2万円の間で、イヤもう、9,800円で、
再生のみで結構ですから、8ミリビデオのデッキを製造販売してもらえないでしょうか。
ムリなんでしょうね。
それにしても懐かしいなあ、「It's a ○○○y !」
以上!です。
週末、晴れるといいなぁ~(^-^)
Posted at 2017/02/24 14:04:44 | |
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