2月になりました。
年明け早々から世間では、想定もしなかった大きな出来事ばかりです。
関係方面の皆さんのご苦労は察するに余りあります。
傍観するだけの身としては、ただただ頭の下がる思いです。
昨年の暮れから、謹慎の意味でブログの投稿を控えておりました。
「恥を忍んで…。」
迷いは残りますが、ひとまず再開させていただきます。
書きなぐりの駄文ですが、生存報告といった意味合いで容赦ください。

修理に出していたロードスターは年明け一番に還って来ております。
まずは、脱輪現場から携帯の電波が届く所まで僕を運んで
下さった方に心より感謝申し上げます。
(2km近くありますので、歩くと30分はかかります)
おかげさまで迅速に関係方面への連絡をとることができました。
本当にありがとうございました。
かえってご迷惑であろうと思い、あえてお名前はお尋ねいたしませんでした。
どうか失礼の程ご容赦下さい。
(お読みいただいているかも知れない、と勝手に想像しております)
こうして見ず知らずの方のご厄介になったり、道を塞いで進路を
妨げたりなど、たくさんの方にご迷惑をおかけいたしました。
少し迷ったのですが、現場の写真を載せることにしました。
他山の石としてご覧ください。
僕の間抜けな行為がある種「実験台」として事故防止の
一助とでもなればと考えます。
落ち葉が積み重なったコーナーで、雑なアクセル操作を行ってしまいました。
ご覧のとおり側溝に脱輪、身動きが取れなくなりました。
幸いなことに人様を巻き添えにすることもなく、器物を損壊する
こともありませんでした。
哀れロードスターのみが激しく損壊いたしました。
左側の前輪が外れて横を向いてます。
これを見た時には、廃車を覚悟しました。
自動車免許をもらって40年、初めての事故です。
(軽微なもらい事故は1度だけありましたが…)
もしも人身事故であったら…。
自動車専用道路なんですが、ハイカーさんが歩いていることもあります。
いま思い出しても身体が震えます。
現場を横目に通って行かれるドライバーの皆さんには
大変なご迷惑をおかけしました。
頭を下げながら、申し訳ないやら、恥ずかしいやら、情けないやら、
苦痛の時間を過ごしました。
調子にのっておかしな運転をすると、とんでもない
しっぺ返しを喰らうことを思い知らされました。
駆け付けて下さった業者のお兄さんは実に手際良く片付けて下さいました。
それでも完了までに正味1時間半かかりました。
お仕事とは言え、誠実な働きぶりに心打たれました。
事故発生からだと約3時間。
かなり寒い日でしたが、晴れていたので助かりました。

そのままディーラーさんへ運んでもらいました。
この姿を見て、自分の愚かしさに恥じ入るばかりでした。

ちりじりバラバラにされました。
とにかく前輪の惨状が痛痛しい…。
入念にチェックしてもらいましたところ、ボディそのものには
さほど傷みもなく、骨格部分にも修正を要する歪みはありませんでした。
「これは直ります!」と言ってもらいました。

夥しい数の交換部品が必要となりました。
修理代は、まさかの大台を軽々と超えて、購入時の本体価格とほぼ同じ…。
保険がなければ修理は不可能、廃車にするしかなかったと思います。
終始素晴らしい対応をして下さった○○○損保さんに感謝です。

まさに「完璧に」仕上げていただきました。
脱輪現場で廃車を覚悟したロードスターに、再び乗ることが
出来るようになるなんて思いもしませんでした。
大阪マツダの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
見事に蘇ったロードスターです。
大切にします。
「生兵法」は怪我のもと、身の丈に合わないことは二度としません。
気持ちの良い景色を見て気分転換、写真を撮って帰る。
初心に帰って、地味で大人しい運転に徹します。
ムダにスピードは出さない、ノンビリ走ろう、これに尽きます。
最後までお読み下さった皆さん、ありがとうございます。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
以上!です。(^_^)
Posted at 2020/02/01 08:49:09 | |
哀車ロードスター(出戻り) | 日記