中途半端な緊張感が続いています。
とりあえず現時点で感染していない(たぶん)ことに
感謝するばかりです。
現実から離れて能天気なウダ話です。
好きなクルマとして、いつもアタマの中にあるのは、
日本車、
トヨタ2000GT、 コスモスポーツ、フェアレディSR311、
スカイライン2000GTR、、ホンダS800。

初めて実物を身近で拝見したのは、みん友さんの愛車でした。
外車、
ベンツ300SL、フェラーリテスタロッサ、 MGA、ジャガーEタイプ、
ポルシェ356、アストンマーチンザガート、トライアンフTR4。

ネットから拝借。
実車を拝むことは未来永劫ないでしょう。
ホンマかっこエエわあ…。
うっとりします。
(これを見て、ウチ嫁ハンは、カワイイ、と申しました)
いずれも40年前、運転免許を取った頃に知ったクルマです。
その時すでに大昔のクルマ、価格的にも絶対に手の届かない
雲上のクルマでした。
全てに共通するのは、ヘッドライトが丸目だということです。
どのクルマも精悍でありながら、イカツい顔ではない。
自分の中ではカッコよさのベースがそこにあるので、現行のクルマで
本当に心惹かれるものは、1台も、ありません。

セブンイレブンで目についた雑誌です。
パラパラとめくって…。

このページだけで買いました。
右ハンドル!本国仕様やん。
本文に「幌を上げて」風を感じながら、と書いてあるのですが、
「幌を下ろして」ではないかと…。
このトライアンフTR4には特に思い入れがあります。

大藪春彦大先生「蘇える金狼」。
18歳の時に読んだこの本。
トライアンフTR4って、どんなクルマなんだ?
今みたいにチャイチャイと検索したら、写真からスペックから
すぐに判る時代ではありませんでした。
初めて写真を見たのは本を読んでずいぶん経ってからでした。
この小説が書かれた昭和39年の東京オリンピック当時、
トライアンフTR4は新車で170万円くらいだったようです。
現在の貨幣価値に換算するといくらなんだろう…。
感覚的に、おそらく500万ではムリで、800万は下らないと思います。
自家用車そのものが超贅沢品、スポーツカーは限られた
「お大尽」のものでした。
ウチには自転車すらありませんでした。
※ちょっと調べてみましたら、当時の物価水準は
現在の1/10程度だったようです。
じゃ、170万のTR4は、1700万円?(@_@)
トラが(なんて通ぶって)1000万超えとは、にわかに
信じがたいけれども、
ただあれか、1ドル360円の時代やから、輸入品は
べらぼうに高かった、ということかな。
輸入そのものが自由ではなかったということもあるのだろうか。
とにかく今とは条件が違い過ぎてようわからん…。
シビレるなあ…。
TR4よ永遠なれ…。

ウチのロードスターです。
ハードトップが素敵でしょ。
まさか世の中がこんな大変なことになろうとは夢にも思いませんでした。
去年のうちに買っておいてよかったとしみじみ思う今日この頃です。
さて、これからますます厳しい状況になりそうです。
明日の食費、来月の家賃、何よりも我が命の存続が第一です。
自転車操業、その日暮らしの身分では、このクルマで遊ばせて
もらえるのも時間の問題です。
車検は来年4月まで残っています。
今年の税金さえ払えば、あと1年、眺めて楽しむだけなら
何とかなりそうです。
以前乗っていたRHTに引き続き、楽しませてもらいました。
困った時が来れば、いつ手放しても悔いはない…かな…
…やっぱりあるかな…汗。
Posted at 2020/05/05 09:16:50 | |
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