1人で観て来た「ゴジラ-1.0」、
あまりにも面白かったので、ウチ嫁ハンを連れて、
2回目の鑑賞となりました。今回は4DXにしました。
これで、ウチでは思いっきり中身について語れます。
このブログにもネタバレ、となることも書いてみますね。
核心となる部分にも触れますので、ご注意ください。
映画は、海上を飛ぶ戦闘機が、南方の島にあると思しき滑走路に
着陸するシーンから始まります。
機体はボロボロ、滑走路もボコボコです。
飛行機から降りて来たのは、神木隆之介クン演じるところの敷島少尉です。
特攻に出たものの、エンジン不調、で整備を受けるために緊急着陸したのです。
整備兵の橘から、機体に異常がない旨を告げられ、特攻から逃げたことを
示唆されます。
この2人の出会いが終盤見せ場の大きな伏線となります。見事です。
海にたくさんの深海魚が浮かび上がり、不吉な予兆を感じさせます。
その晩、突如、巨大生物「ゴジラ」が現れ、部隊は騒然となります。
橘は、零戦に装備された20ミリ機関砲でゴジラを撃つよう敷島に懇願します。
怪物のあまりの凄まじさにためらう敷島を橘は急き立てます。
怯えながらもなんとか座席に潜り込み、機銃の狙いをゴジラに定めたものの、
恐怖のあまり引き金を絞ることが出来ません。
そうしているうちにゴジラは、隊員を咥えては放り投げ、踏み潰して行きます。
飛行機から脱出した敷島も衝撃で意識を失います。

明け方目を覚ますと、周辺にはたくさんの遺体が横たわっています。
整備兵でただ1人生き残った橘から激しい口調で責められます。
皆んな死んだぞ。お前が撃たなかったからだ。
特攻から「逃げた」うえに、ここでもまた、仲間を救うことから「逃げて」しまった。
この重い罪の意識を引きずって復員した敷島少尉とゴジラとの度重なる遭遇、
これが物語のキーとなります。
まあ、とにかくゴジラの暴れっぷりが凄い。
銀座の街をことごとく破壊、破壊、破壊します。
走る電車をくわえて放り投げます。

この後、まさか体操選手なみの演技を披露することになろうとは。
(もしかしたらそうなるんじゃないかな、と思わせる展開です)
以下は思いつくままに書き殴ります。
この映画、最近の作品にしては珍しく、2時間ちょっとに
まとまっているので、大変観やすい。
スケベなシーンが全くないので、子供連れ、初めてのデート
でも安心して楽しめます。
ゴジラ、冒頭のわりかし早いところで登場します。
思いっきり暴れたくります。

残虐ではありますが、血まみれのシーンは意外に少ない。
銀座でゴジラが暴れるシーンに、橋爪功さんが何の前触れもなく一瞬だけ登場します。
(1回目も2回目もエンドロールに名前を見つけられませんでした)
敷島のオートバイがカッコよかった。
4DXは僕のようなジイさんにはこたえます。
疲れました。
ノーマルで十分です。

コトー先生、グッと来ることおっしゃいますよ。
何だか危なっかしい模型を使った作戦シミュレーションは
「バックトゥザフューチャー」を思い出しました。
まあそれにしても、幻の戦闘機「震電」の登場は衝撃!でした。
これは凄い!
(僕はこの飛行機、知らなかったんですけどね)
終盤、「永遠の0」を彷彿させる展開と見せ場。
息を飲むシーンです。
まさに「生きて抗え」。
タネ明かしには思わず手を叩いてしまいました。
いやあ、よかった!

ホント面白いですよ。
そりゃもういろいろと、あり得ないでしょう、といったツッコミ
どころは満載です。それも楽しみながらご覧ください。
(そもそも、ゴジラがあり得ません、から)
とにかく劇場へ行こう、です。
(でも2回でお腹いっぱいになりました)
以上!です。(^_^)
Posted at 2023/11/12 21:39:53 | |
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