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ミスターどうでしょうのブログ一覧

2015年08月25日 イイね!

列島車中泊リベンジ ~第19夜~

午前8:20。雨音がうるさくて起きる。夜中も止んだ気配はなかった。

歯ブラシを取ろうと、後部座席を手探り。この時、毛布がびしょびしょになっているのに気が付いた。
半ドアであった・・・ 隙間からシトシトと進入する雨水。くっそぉ、昨夜気が付かなかった・・・

外はちょっとトイレに行くのも傘必須。煩わしい。

出発前に道の駅の足湯に浸かっていった。日に日に痛くなる足首。よくよく考えれば暖めると逆効果な気がするけど。

ちなみにトイレの手洗い場も一箇所のみお湯が出る。恐らくあれも温泉水だろう。肌触りも明らかに違う。

県道43号から国道3号へチェンジ、北進する。
車窓を取る際、ワイパーが横切らないタイミングで押しているのだが・・・ オートフォーカスのタイムラグのせい。


走るにつれ、天候は落ち着く。


熊本まで27km。特に見たいものもなく、ただ走っただけ。このまま熊本まで行く。
地面も乾いてきた。これなら外出にも影響はないだろう。


午後3:26 熊本県 熊本市

熊本県は過去2回、訪れたことがある。
その時いただいた“熊本ラーメン”。あれが非常に美味しかったので今回も食すことに。讃岐うどん同様、計画の時から目星を付けていたのだ。

情報では熊本ラーメンの代名詞と言えばこの“黒亭(こくてい)”だそう。
店選びに迷ったら、ここに来れば間違いはないそうだ。

店員さんは愛想が良くて好印象。私は混雑時を回避したので(偶然だが)すんなり入れたが、食事時は並んでいるそうである。

“ラーメン”と米も欲しかったので、“豚そぼろ丼”を発注。

博多と同じで豚骨だが、熊本は仕込んだスープを使い切る(継ぎ足しはしない)のであの独特な香りが少ない。焦がしニンニク油が入っているので、博多よりパンチのある印象。加水率は低めで粉っぽい。

会計時にポイントカードをもらった。ラーメン1杯につき1ポイント。7つ集めると、「旨辛そぼろ入りラーメン」若しくは「玉子入りラーメン」無料。有効期限なし。さて、何年がかりで集められるだろうか!
それにしても、7杯で1杯無料はちょっとハードル低すぎでは?

店舗情報は公式ホームページにて!

腹ごなしに市内を歩いてみる。


熊本城まで歩いてきた。駅前からは歩くのには遠すぎた。


城内は前に見たので今回見送り。そもそも閉場の午後6時を過ぎていた。


クルマに戻る途中、下通アーケードで「体マッサージしませんかぁ~?どこかお疲れの所はありませんかぁ~?」と呼び止められたが、丁重に断った。
こんな繁華街の「マッサージ」ったらあれでしょ?Hなサービスじゃないの?ど○ろっくっぽくなったけど。キライじゃないけどね(笑)

確かに「体の疲れ」はだいぶ溜まってきているのは事実だ。慣れたとはいい、クルマで寝るのと布団で寝るのは大きな差。「どこかお疲れの所」と訊かれれば「全て」なのだ。
このかつてない疲れを取ってくれるマッサージとやらがあれば是非受けてみたいものだ。

布団で寝たい・・・

午後8:42 熊本市を出発 

ラーメンにスポットを宛てほぼ終わった今回。

それ以外は最初っから行く気はなかった。以前、“阿蘇山”や“米塚”も見た。
ただ、阿蘇外輪山には“ラピュタの道”という観光地があるのを知り、ちょっと後悔。ラピュタのDVDなんて何回観たことか。

道の駅きくすいにて車中泊。
今日は観光をほとんどせず、短くなってしまった。ご容赦を・・・ 旅後半以降、疲れが手伝ったのもあり、内容の薄い日が多い。

《本日の移動》
鹿児島県薩摩川内市 道の駅樋脇 → 熊本県和水町 道の駅きくすい

                                                       第20夜へ
Posted at 2015/08/26 00:02:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2015年08月22日 イイね!

列島車中泊リベンジ ~第18夜~

第18夜。
起床時間は記録に残っていないため不明。なんかすごく早く起きた記憶はあるが・・・

前回話した通り、この道の駅には「弥五郎の湯」という入浴施設がある。今日は朝風呂。併設されていると、探す手間が省けて大変ありがたい。

ひとっ風呂浴びてクルマに戻ると、一滴、二滴と落ちてくる雨粒・・・ と、数秒後にはスコールみたいな雨に降られた。 

それからこの日、ほとんど雨が降り続いた。景色には期待しないでいただきたい。

大隅半島、桜島を目指し、走り出す。やっぱり雨はやる気をなくさせる。傘出すのめんどくさいし。

桜島が見えてくる。山頂には厚い雲。

いや、まだわからない!着く頃には奇跡的に雲がなくなるかもしれない!

ところが・・・

もっとすごくなった。

もしかしたら自分の経験史上、一番の雨量かもわからない。

あ~あ~あ!わやである!もう雨にピント合ってしまって・・・


んん?自分、川ん中走ってんだ?ああ、道路かい?ここ。

途中、道で土砂崩れ現場を発見。復旧のため夜は国道通行止めになるようだ。
雨でいよいよ旅が盛り下がったら、崖のひとつでも落ちてみようか!

午後3:03 烏島展望所

ちょっと寝てしまった。あ、雨が収まってきた。見えるんでないかい?桜島。


しかし、人生そう上手くはいかない。本当なら噴煙を上げる桜島が見えるはずだった。


現在は警戒レベルが上がって近づけなくなった桜島である。今思えば、行けただけでも良かった。
自分が訪れたのち、災害や事故が起こるというジンクス。大涌谷とか川越とか・・・ 疫病神?

“烏島”はその名の通り、かつて孤島だったが大正時代の噴火で溶岩に飲み込まれて地続きになった。


この辺一帯の地面や岩が全部溶岩。この地下にひとつの島が眠っているのだ。自然の驚異。


“西郷岩”

足元に溜まっているのは火山灰。
桜島周辺では「すべりやすい」の標識の下に「降灰」と書かれた補助標識が設置されている。そこでしか見れない標識を見るのも意外と面白い。

猫によく会う旅でもある。波長が合うのだろうか?


“赤水展望広場”から見た市街地。
頑張れば橋を架けれそうなくらい近い。造らないのは大人の事情があるのだろう。

この広場、長渕剛がコンサートした場所の跡地らしい。多くにファンがここを訪れるのだとか。

午後4時25 国道220号線 桜島を出る。



猛威を振るう梅雨。これだけ降れば土砂が崩れるのも納得。
帰宅後、話を聞けばこの豪雨が全国ニュースになっていたらしい。映ってたかもわからない。


もう出来れば外出たくないな・・・
そして実は見かけによらず暑い!黙ってるだけで汗が滲む。


こう暑いと冷たいものが恋しい。そうねぇ・・・ 例えば「カキ氷」なんてどうだろう?

鹿児島で「カキ氷」って言ったら・・・ 「アレ」かな?

午後7:46 鹿児島市 天文館「むじゃき」

鹿児島名物、“白熊” 内容量750ml

天文館「むじゃき」で売っている。駐車場が無かったので近くに停車、ダッシュで買いに行った。
本来、750mlは夏季限定商品であるが、ここでは通年購入が可能になっている。
これが「通常」サイズ。(ミニサイズも有り) その昔、「これで叩かれたら死ぬで。」と誰かが言った。

食べるのに30分以上かかった。本音だと、ちょっと途中飽きてきた(笑) 味を感じる余裕がね・・・ おすすめはミニサイズ。

午後10:28 鹿児島県 薩摩川内市

道の駅へ。今日は県外脱出ならず。迂回が効いている。


薩摩川内市、道の駅樋脇に到着。
敷地内に温泉が引かれており、24時間無料で汲める。深夜でも汲みに来る人の出入りがある。神経質な人だと車中泊は厳しい環境か?足湯もあり。

《本日の移動》
鹿児島県曽於市 道の駅おおすみ弥五郎伝説の里 → 鹿児島県薩摩川内市 道の駅樋脇

                                                       第19夜へ
Posted at 2015/08/24 01:53:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2015年08月21日 イイね!

列島車中泊リベンジ ~第17夜~

若干、寝坊気味で始まる第17夜。
現在時刻8:20。天候晴れ。気温は高いが湿度は低め。

これほどの気温で注意したいのは「熱中症」。過去になったことがあるのでその恐さは重々承知している。だからこんなんなっちゃって・・・
自分はエアコンというものをほとんど使わない。せっかく来た遠い土地、窓から吹き込む空気を堪能したいのだ。(燃料節約、バッテリー負荷軽減の意味もある)
一応、暑さ対策として服に吹きかける冷感スプレー、冷感スカーフなど持参している。有ると無いとでは雲泥の差であった。車内の暑い空気は窓を対角線に開ければイッキに涼しくなる。うっかり放屁しちゃった時にも使えるワザのだ(笑)
しかし、倒れたらほ元も子もないのでほどほどに。

では、出発。

ツーリング3人組。この青空の下、風を突っ切ればさぞ爽快だろう。

でもバイクじゃ寝れないからなぁ・・・ 第一、免許もないクセに何を言ってる?

休憩は挿みながらゆっくり焦らず。
いかにも南国・宮崎の風景だ。自分が住んでいる所と同じ日本とは思えない。6月に雪が降ったそうじゃないか、北海道。


リスタート。これより田舎道となるので給油をしておく。

スタンドの店員さん、超絶に訛っていて2回も聞き直した。
「#※△$空気Я@◇☆£?」
「タイヤの空気入れましょうか?」と言っていたようで。「空気」だけ聞こえた。親切な方だった!聞き取りにくいけど。

タイヤもリフレッシュしたところで山の奥へと入っていく。エンジンをうならせながら。


午後1:44 宮崎県 綾町



綾町の“照葉大吊橋”
前日行った、の九重“夢”大吊橋ができるまで日本一に君臨していた。どうでしょう企画のひとつ、「原付西日本制覇」で軍団が渡っている。
ただし、2010年に架け替え工事が行われたので番組のは初代のものである。渡橋料200円。


九重とは違い、下の道路が潜っている。隣は“本庄川”


通路のほとんどが網目になっているので九重よりスリリングである。高さ142.0m。

足入れなきゃよかったなぁ。客観的に見ると汚い足・・・ 指も入っちゃってるしヒドイな、オイ・・・

長さ250m。


幅は僅か1.2m。
「あぁ恐ぇよォー」とヒゲが叫んだのはこの辺りか?


橋の先は遊歩道が続く。2kmを一時間。ヒルがいる。 ・・・やめよう。


あの4人もこの道を走った。
当時はまだ中坊。まさか自分で運転して来るとはね・・・


国道10号。宮崎市まで11km。


午後3:58 宮崎市内に入る

走っていると「シーガイア」の文字が目に入る。日向夏のオヤジは元気かなぁ?


チキン南蛮売ってた。遅すぎる昼食。
近くに広い公園を見つけたのでここで食べる。すると・・・


?何か来た。


“みやざき犬”宮崎県の観光PRキャラクターだそう。
行ったぞ、高千穂。イイとこじゃないか!


午後7:57 鹿児島県へ向かう。



食料調達。アイス売り場に行ったら売ってたので買ってみた。

アイスなんて久しぶりに食べる。クーラーボックスがないので基本、冷たいのは口にしない。

その後、曽於市の道の駅に到着。ついに本土最南端の県、鹿児島に入った。
道のりで言うとこの県で折り返しとなる。明日から北海道を目指す後半戦。
沖縄県?それはさすがに行かない。カラダ壊しちゃうもの・・・

とても静かな駅。幹線道路から離れていて穴場。しかも入浴施設あり!明日は朝風呂にでも浸かろうか?

歯磨き、トイレ済ませて寝る支度。
トイレの床に黒光りして長い触角の生き物いたんだけど、所謂「ゴキブリ」ってヤツですかい?生まれて初めて見た!何故か感動。こぉれがゴキブリか!

《本日の移動》
宮崎県延岡市 道の駅北川はゆま → 鹿児島県曽於市 道の駅おおすみ弥五郎伝説の里

                                                       第18夜へ
Posted at 2015/08/22 00:08:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2015年08月18日 イイね!

列島車中泊リベンジ ~第16夜~

九州で初めて迎えた朝。
今日の天気は良さそうだ。振り返れば豊予海峡の稜線がクッキリと。素晴らしい。

ただこちらの道の駅、携帯電話の電波状況がよろしくない。
この旅の間は安否の確認のため、家に現在地などを毎日知らせているのだ。万が一、事故や災害に巻き込まれても異変にすぐ気付いてくれる。友人にもこの旅のことを知らせてきた。
この時代、連絡手段を絶たれるのは痛い。


一応、出発前にパソコンのけしからんデータや閲覧履歴も消して来たし、いつ死んでも安心なのだが(笑) 遺品整理であんなモン見られたら・・・

皆さんも保存しているでしょう?そういうやつ・・・

さて、そんなバカ話してる間に準備が整った。


大分県から九州を時計周りに行くのだが、大分の街はどんなものか気になったので、行くだけ行ってみることにした。ちょっとだけ北上する。


国道10号線を別府方向。
この道を61kmも行けばアメリカ合衆国だ。(宇佐=USA) 案外行けるね。


JR大分駅。うん満足!


国道を快走。
正面の陸橋は大分マリーンパレス(うみたまご)への歩道橋。日曜日もあってか、観光客がわっさわっさ渡っていった。


“別府タワー”
さっぽろテレビ塔、東京タワー、名古屋テレビ塔、通天閣、博多ポートタワーと並んで「タワー6兄弟」のひとつ。(設計者が同じ)

そう言われれば、大通公園の2丁目ら辺に見えなくもない。

午後0:14 別府市 別府地獄めぐり

この辺りは別府温泉の源泉を見ることができる。
ひとたび車外に出れば暴力ともいえる日差しが突き刺さる。すでに地獄。


私が行ったのは“鬼山地獄”。
鬼がいる。ビーチクが漆黒。こらぁ、相当遊んだな。

他にも“海地獄”やかまど地獄”等があるのだが、入場料が割りと高かったのでやめた。

もうグッラグラである。


“鬼山地獄”では地熱を利用し、約100頭のワニが飼育されている。ワニは寒いのが苦手だそう。


ご機嫌ナナメのワニもチラホラ。


この観光客の中でワニと闘える屈強な男は自分くらいだろう。
その気になればワニなんぞ真っ二つにできる。今回はやらなかったけど。


さて、そろそろ出発。九州南下。


午後1:25 大分県 由布市 狭霧台

予定にはなかったが、非常に景色がイイので寄ってみる。


この景観はすごい。まるで手入れでもしているかのような山肌。
その山肌に雲の薄い影がゆっくりゆっくりと移動していく。


Macのデフォルトの壁紙に入っていそうな、そんな景色!


午後2:55 大分県 九重町

次は大好きな「日本一」シリーズ。もうちょっと見えちゃっているが、


九重“夢”大吊橋である。
2006年にそれまで歩行者用として日本一の高さと長さであった照葉大吊橋(宮崎県)を討ち破った新参者。
「夢」の文字に“”を使っているのが何ともニクイではないか(笑)

渡橋は有料、中学生以上500円。日本一の高さを誇る橋は値段も・・・

中央部分。足元は、


案の定、グレーチングで透けている。高さ173m。ここに小銭落としたら、もう終わりと思われたし。

公式HPでは高さの比較にゴジラ(100m)が載っているが、参考になるのだろうか?初めて知ったよ。

中央部から見た“九酔渓”。


反対側奥には“震動の滝”が流れる。


390mを渡り切り、対岸から。

中央部から通路の写真も撮ったのにまさかの保存失敗。だってフォルダに無いもの・・・

午後4:56 熊本県に入る。

何市かは忘れた・・・ 多分、阿蘇の麓のどこかだろう。


だだっ広い草原はさほど自分にとっては珍しくないが、北海道のそれとはどこか違うく思える。
どことなく、阿蘇の息吹を感じるのだ。生憎今回、阿蘇山に行く予定は入れてはいないが・・・


328号線。宮崎方面へ走る。熊本県はまた後日訪れるつもりだ。


午後6:26 宮崎県 高千穂町

高千穂峡駐車場。時間も時間で誰も居なかった。


ゆっくりと流れる五ヶ瀬川。峡谷は貸しボートで遊覧可。


“仙人の屏風岩”
若干怖いくらいの威圧感。


耳に入ってくるのは“真名井の滝”の音くらいだ。
夏季は夜10時までライトアップされるそうである。

奥まで遊歩道が続くようだが、薄暗くなってきたので引き返す。

他に人が居ないので写真撮り放題。
混んでるときにこんなとこにクルマ置いたら間違いなく怒られるだろう。


午後7:05 宮崎県 日之影町

高千穂から延岡市への移動中、これまた良さげな橋が現れた。


“天翔大橋”
アーチ橋として長さ日本一。車の道路橋としての高さも日本一。アーチスパン260m。五ヶ瀬川の水面から143m。
駐車場、綺麗なトイレあり。

お、この写真「愛車紹介」の画像に使えそうだなぁ・・・

午後7:45 宮崎県 延岡市

本日は延岡市で寝る。もう恒例行事(?)の食料調達をして、道の駅へと向かう。


“道の駅北川はゆま”、ここをキャンプ地とする!
目前が東九州道のICなのでトラック多し!一晩中アイドリングしてるので、少し離れるのがコツだろう。
しかし、多少の騒音はもう気にならなくなった自分がいた。

《本日の移動》
大分県大分市 道の駅佐賀関 → 宮崎県延岡市 道の駅北川はゆま

                                                       第17夜へ
Posted at 2015/08/20 02:31:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2015年08月17日 イイね!

列島車中泊リベンジ ~第15夜~

午前6時半。四国、愛媛県は松山で第15夜。
晴れてもいないが、完全に曇りとも言えないどっちつかずの空模様。
今日は涼しい。半袖じゃ少しさみしいくらいだ。

生えてる木も南国ちっくになってきた。北国では間違ったってお目にかかれない。


顔を洗う。清掃員もそれと同時に出勤。掃除の邪魔になりそうなので手早く済ませよう。一応、「使っていいですか?」とお許しは得たが、それでも何となしに申し訳なく・・・

朝食はまたパンを齧った程度。いいかげん飽きる。特段、パンが好きなわけでもなし。
ただ手軽にお腹が膨れるので、頼りがちになっているのだ。

午前9:55 松山市 道後温泉

愛媛屈指の観光地、道後にやってきた。
ここで朗報。来てみると、観光客用に駐車場が開放されているではないか!(土日限定)
なんと時間内なら無料で停め放題!こういう情報は犬のように嗅ぎ付けるのだ。

道後温泉駅は洋風のこじんまりした可愛らしい駅舎。開業当時と同じ形で再建したようだ。


“坊っちゃんからくり時計”。
この後、からくりが動きだしたのに見とれて撮影し忘れる失態。


“道後温泉本館”
日本最古の名湯と言われ、映画『千と千尋の神隠し』に登場する「油屋」のモデルのひとつになっている。でも自分が何故か印象に残ってるのは「大丈夫、この車は四駆だぞ」のセリフである。
そろそろ体も汚いので入っていくことにした。入浴料410円(神の湯階下)。その他料金はこちら

利用時間は一時間以内。自分はそれ以上居た気もするが、多少は大丈夫っぽい。毎日入浴できない故、汚れはそう簡単に落ちないのだ。シャンプーも泡立たないし・・・

本館向かいはアーケード街、お土産屋や飲食店が軒を連ねている。
松山銘菓、一六タルトと坊ちゃんだんごを買う。お土産でなく自分用。今日のおやつだ。


午後1:39 松山市内

私はこの時、「ある事」で悩んでいた。

これから九州へ渡るのにどのルートを選択すべきかを。そう、本日で四国を離れるのだ。
九州へのルートは大きく分けて2つの方法が考えられる。

①しまなみ街道から尾道経由、下関から渡る自走ルート
②四国最西端、佐田岬から海上国道を渡るフェリールート

①を使うと風光明媚な“しまなみ海道”を見ながら進むことができるが、尾道は松山より東にあるため、大きく迂回をすることになってしまう。
②では地味な山道を走って行くルートだが、走行距離を考えれば①の4分の1で済み、今日中に九州上陸が可能。

悩みに悩んだ末、②のルートに決定した。

しまなみ海道は3年前にレンタカーで走ったし、雨も降り出したので景色はあまり期待できない。フェリー代も6,990円と①の燃料代、高速料金も加味すると決して高い料金ではない。これらが決定打となった。北海道⇔本州以外のフェリーにも乗ってみたかった。走ることが本意のこの旅に反している気もするが、まあ良しとしておく。

松山市を抜け、佐田岬半島の三崎港へ。

途中、耐え難い眠気が襲来、仮眠する。疲れているのか?
フェリーは一日16便も出ているので焦ることはないだろう。マイペースで行くとしよう。

午後5時半頃、フェリー乗り場である三崎港到着。日本一細長い半島なだけあって走り応えがあった。
乗船するのは「国道九四フェリー」。カウンターで乗船手続きを行う。予約はしていなかったが、乗客は少なくすんなり乗れた。午後6時30分の便で四国を出発。

乗船待機列。道内ナンバーは自分1台のみ。そりゃそうである。


船内へ。四国の土を踏むのはここで終わりだ。


午後6時30分 三崎港出航

豊予海峡の眺め。雲の隙間はあかね色だ。
「海上国道」の名の通り、ここも立派な国道なのだ。(国道197号線)

九州へは距離にして僅か31km。70分もすれば到着である。

間もなく着岸。車両甲板にて出発準備。


船内に「ガコン、ガコン」と金属音が共鳴する。着岸し、ゲートが開いたようだ。


午後7:46 大分県 大分市 佐賀関港

北海道を出発して半月、九州に上陸。プレオは初めて九州の地を踏む。
これより九州をおおよそ時計周りに一周する予定。果たしてどんな旅が待っているのか?

ちなみにこの辺りの漁港で獲れる「関あじ」、「関さば」は全国的に有名。

フェリーターミナルからさほど離れていない場所に道の駅とファミレスを見つけた。
今日は移動を終了し、ここを拠点とすることにしよう。またスープバーを飲みまくる。店員さんにヤな顔されてるんだろうなぁ・・・

道の駅にて九州初の車中泊。
道後で買ったおやつをいただく。坊っちゃんだんご美味。

「中に餅が入ってるって思うでしょ?全部『コレ』なんだよ!」by 大泉洋

歯を磨いたならば就寝。おやすみなさい。

《本日の移動》
愛媛県松山市 道の駅風早の郷 風和里 → 大分県大分市 道の駅佐賀関

                                                       第16夜へ
Posted at 2015/08/18 01:21:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅行/地域

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「旭川~東京 東日本縦断の旅2018 ~その⑥~栃木県いろは坂の件を掲載し忘れ、再編集&UP。」
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