九州で初めて迎えた朝。
今日の天気は良さそうだ。振り返れば豊予海峡の稜線がクッキリと。素晴らしい。

ただこちらの道の駅、携帯電話の電波状況がよろしくない。
この旅の間は安否の確認のため、家に現在地などを毎日知らせているのだ。万が一、事故や災害に巻き込まれても異変にすぐ気付いてくれる。友人にもこの旅のことを知らせてきた。
この時代、連絡手段を絶たれるのは痛い。
一応、出発前にパソコンのけしからんデータや閲覧履歴も消して来たし、いつ死んでも安心なのだが(笑) 遺品整理であんなモン見られたら・・・
皆さんも保存しているでしょう?そういうやつ・・・
さて、そんなバカ話してる間に準備が整った。
大分県から九州を時計周りに行くのだが、大分の街はどんなものか気になったので、行くだけ行ってみることにした。ちょっとだけ北上する。
国道10号線を別府方向。
この道を61kmも行けばアメリカ合衆国だ。(宇佐=USA) 案外行けるね。
JR大分駅。うん満足!
国道を快走。
正面の陸橋は大分マリーンパレス(うみたまご)への歩道橋。日曜日もあってか、観光客がわっさわっさ渡っていった。
“別府タワー”
さっぽろテレビ塔、東京タワー、名古屋テレビ塔、通天閣、博多ポートタワーと並んで「タワー6兄弟」のひとつ。(設計者が同じ)

そう言われれば、大通公園の2丁目ら辺に見えなくもない。
午後0:14 別府市 別府地獄めぐり
この辺りは別府温泉の源泉を見ることができる。
ひとたび車外に出れば暴力ともいえる日差しが突き刺さる。すでに地獄。
私が行ったのは“鬼山地獄”。
鬼がいる。ビーチクが漆黒。こらぁ、相当遊んだな。

他にも“海地獄”やかまど地獄”等があるのだが、入場料が割りと高かったのでやめた。
もうグッラグラである。
“鬼山地獄”では地熱を利用し、約100頭のワニが飼育されている。ワニは寒いのが苦手だそう。
ご機嫌ナナメのワニもチラホラ。
この観光客の中でワニと闘える屈強な男は自分くらいだろう。
その気になればワニなんぞ真っ二つにできる。今回はやらなかったけど。
さて、そろそろ出発。九州南下。
午後1:25 大分県 由布市 狭霧台
予定にはなかったが、非常に景色がイイので寄ってみる。
この景観はすごい。まるで手入れでもしているかのような山肌。
その山肌に雲の薄い影がゆっくりゆっくりと移動していく。
Macのデフォルトの壁紙に入っていそうな、そんな景色!
午後2:55 大分県 九重町
次は大好きな「日本一」シリーズ。もうちょっと見えちゃっているが、
九重“夢”大吊橋である。
2006年にそれまで歩行者用として日本一の高さと長さであった照葉大吊橋(宮崎県)を討ち破った新参者。
「夢」の文字に“”を使っているのが何ともニクイではないか(笑)

渡橋は有料、中学生以上500円。日本一の高さを誇る橋は値段も・・・
中央部分。足元は、
案の定、グレーチングで透けている。高さ173m。ここに小銭落としたら、もう終わりと思われたし。

公式HPでは高さの比較にゴジラ(100m)が載っているが、参考になるのだろうか?初めて知ったよ。
中央部から見た“九酔渓”。
反対側奥には“震動の滝”が流れる。
390mを渡り切り、対岸から。

中央部から通路の写真も撮ったのにまさかの保存失敗。だってフォルダに無いもの・・・
午後4:56 熊本県に入る。
何市かは忘れた・・・ 多分、阿蘇の麓のどこかだろう。
だだっ広い草原はさほど自分にとっては珍しくないが、北海道のそれとはどこか違うく思える。
どことなく、阿蘇の息吹を感じるのだ。生憎今回、阿蘇山に行く予定は入れてはいないが・・・
328号線。宮崎方面へ走る。熊本県はまた後日訪れるつもりだ。
午後6:26 宮崎県 高千穂町
高千穂峡駐車場。時間も時間で誰も居なかった。
ゆっくりと流れる五ヶ瀬川。峡谷は貸しボートで遊覧可。
“仙人の屏風岩”
若干怖いくらいの威圧感。
耳に入ってくるのは“真名井の滝”の音くらいだ。
夏季は夜10時までライトアップされるそうである。

奥まで遊歩道が続くようだが、薄暗くなってきたので引き返す。
他に人が居ないので写真撮り放題。
混んでるときにこんなとこにクルマ置いたら間違いなく怒られるだろう。
午後7:05 宮崎県 日之影町
高千穂から延岡市への移動中、これまた良さげな橋が現れた。
“天翔大橋”
アーチ橋として長さ日本一。車の道路橋としての高さも日本一。アーチスパン260m。五ヶ瀬川の水面から143m。
駐車場、綺麗なトイレあり。

お、この写真「愛車紹介」の画像に使えそうだなぁ・・・
午後7:45 宮崎県 延岡市
本日は延岡市で寝る。もう恒例行事(?)の食料調達をして、道の駅へと向かう。
“道の駅北川はゆま”、ここをキャンプ地とする!
目前が東九州道のICなのでトラック多し!一晩中アイドリングしてるので、少し離れるのがコツだろう。
しかし、多少の騒音はもう気にならなくなった自分がいた。
《本日の移動》
大分県大分市 道の駅佐賀関 → 宮崎県延岡市 道の駅北川はゆま
第17夜へ
Posted at 2015/08/20 02:31:37 | |
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