ラジエーター&リザーブタンク交換

年末から続く冷却水周りのトラブル。

ゴムホースの劣化やホースバンドの不具合など、作業をしては別のトラブルが発生し、更に作業…の繰り返しでした。



今回はラジエーター。

数年前に代えた社外のオールアルミ2層のものですが、そこに穴が空いているらしく、サーモが開いてラジエーターに冷却水が周り出すと、湯気が出て、冷却水がポタポタと…。


写真は前回のホースバンド交換時のものです。
湯気がもくもくと。

ラジエーター漏れ止め剤を入れたところ、漏れは収まりましたが、若干湯気は出ます。

そもそも応急処置のための薬剤なので、ラジエーターとその上にあるリザーブタンクを発注しました。
リザーブタンクには問題なさそうでしたが、汚れが溜まり冷却水の量の確認がしづらかったので、代えることにしました。

まず冷却水を抜き、リザーブタンク(写真の水色のもの)を外します。

10mmのナット3本で固定されており、下にレベルセンサーのコネクターとサーモハウジングに繋がるホースがあります。

リザーブタンクの新旧比較。

古いタンクは、見た目が悪かったので、スズキの純正色の補修スプレーで塗装しました。

新品は社外OEM品です。

リザーブタンクを外すと、電動ファンにアクセス出来ます。

一年半ほど前に代えた新品なので、ファンはこのまま使います。

そして、いよいよラジエーター。

長年繋がっているロアホースがなかなか抜けず困っていたら、「熱湯掛けて柔らかくしてみたら？」という妻のアドバイス。
さすがは主婦の知恵、あっさり抜けました。

写真は車両前方側。
ACコンデンサーと向き合っているので普段は見えませんが、冷却水が漏れた跡があります。

5年半ほど前に代えたばかりの社外パフォーマンス品なんですが、あまり品質が良くなかったようですね。

新品ラジエーター。
こちらも社外OEM品です。

向かって左側に樹脂ギャップで栓をされた穴が2つありますが、ATFクーラー用とのことで、MT車でもそのまま(何も繋がず)使えるそうです。

新しいラジエーターに電動ファンを組み付けました。

今まで使っていたラジエーターは厚みがあったので、エアコンなどの配管への接触を防ぐために別々に外しましたが、新しいラジエーターは純正サイズなので先に組み付けました。

後は逆の手順でリザーブタンクや配線類を戻すだけ。


しばらくは様子見ながら走らせます。