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朝比奈そらのブログ一覧

2020年10月25日 イイね!

冬眠、長期保管について

こんばんは、朝比奈です。

今、変な実験をしています。
庭に山のように生えるドクダミ。
駆除しきれるものではないので芝生に生えてくるもの以外は放置しています。
春になると生えてきて、秋になると枯れる。地下茎で冬を越す。
そんなサイクルのドクダミですが、秋になるとなぜ枯れるのか。
温度依存なのかをまず調べようと、夏からずっと室内でドクダミを育てています。
室温は常に25度以上ですが、外のドクダミと同じ時期に室内のドクダミも枯れてしまいました。
ということは気温で枯れているのではないという事。
とりあえず地下茎がどんな状態になっているのか確認したら
低温に曝してから高温に戻す、疑似的に春を再現してみようかと思っています。
退屈な実験ですが。


今日はいつものオギノパン→宮ケ瀬ダム。
午前中にやったバルブクリアランス調整の効果を見るためにXV400ビラーゴで。
前時代の遺産のキャブレターのバイクなのでちょっとした整備でも体感できるのが楽しいです。
今の車やバイクは山のようなセンサーで補正してくれるので少し調子が悪くても整備しても何となくしかわからない。
その点、キャブレターの乗り物は不調を全く胡麻化してくれないので、整備のし甲斐があります。
煩かったタペット音も静かに柔らかく心地よい音になり
Vツインなのに回すのが楽しい。
もう少し整備したら、キャブレター本体をOHしてもらおうかと思っています。
キャブレターは調整、同調含めプロには敵わないと思っていますので。
もちろん、腕のいい、が条件ですが。


そろそろ気温が下がってきて、地域によってはバイクや車を冬眠させる方が出てくるころかもしれません。
また、事情があってまた乗る日まで長期間動かさずに保管される方も。
そんな時、間違ったやり方をしてしまうとどんどん調子が悪くなったり
最悪エンジンがかからなくなったりします。

まずバイクにはまだ多いキャブレター式のエンジン。
これは期間によりますが1年以内ならガソリンタンクには満タンに燃料を。
そして燃料コックをオフにしてからキャブレター下部のドレンボルトからキャブレター内のガソリンを抜きます。ドレンボルトがない、見つからない、自信がないなら燃料コックオフでガス欠で止まるまでエンジンをかけておくのでもいいです。できるだけキャブレターからガソリンを抜くことが大事です。
バッテリーは取り外し室内保管。時々充電。
そしてエンジンは一切かけない。
冬眠明けには、ドライスタートが心配ならプラグホールからエンジンオイルか2Stオイルを少量入れ少しクランキング。まあ、それほど神経質になることはないと思いますが。

インジェクション車の場合はガソリンを満タンにしておくだけでいいです。
タンクが樹脂の最近の車なら満タンにする必要もないです。逆に空の方が冬眠明けに新鮮なガソリンを入れられるからいいかもしれません。
バッテリーは外して補充電しますが。
そしてやはりエンジンは一切かけない。

どちらの場合もバッテリーを外すのと、エンジンを中途半端に動かさないのがポイントです。
あ、冬眠期間と条件によっては水油類は交換します。当然なので分かるとは思いますが。

冬眠や長期保管で一番やってはいけないのは、中途半端にエンジンをかけることです。
週1とか月1とかで定期的に長時間アイドリングさせる例がよくありますが、これが一番最悪です。バッテリーもほとんど充電されないし、アイドリング状態が一番エンジンには過酷な環境です。燃料を濃く噴くのでカーボンがかなり溜まりますし、低音と半端な高温を頻繁に繰り返すのでエンジン内部の結露が酷くなりオイルの劣化もすごいです。

車やバイクにとって一番いいのは、定期的にしっかり走ってあげることです。
それができないのなら全く動かさない。
よく個人オークションの説明文にある「週1でエンジンをかけています」というのはエンジン内部カーボンとスラッジだらけと言っているようなものです。
ご注意を。

あ、そうそう、冬眠が3年以上とか10年単位になるとまた違ってきますが、その辺りは車両によってケースバイケースなので…


おしまい

おしまい
Posted at 2020/10/25 19:28:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | いろんな整備 | クルマ
2020年10月23日 イイね!

コペンとXV400ビラーゴ備忘録的な何か

こんばんは、朝比奈です。


XV400ビラーゴとLA400Kコペン、同時進行でいじったりメンテしたりです。
何気に両方400なのね。



備忘録的な何か。

ビラーゴの燃焼室のカーボンが凄いのでFCR062を規定量入れる。
まあ混ざるだろうと満タン後に入れて適当にゆさゆさしておいた。
その後すぐに40キロ程走って次の日乗ろうとしたら恐ろしくエンジンがぐずる。
アイドリングですぐ止まるし咳き込み過ぎ。
先日のFCRが何か悪さしているんだろうとガソリンを抜き替えてみると少し改善したけど、それでもまだぐずぐずしている。もう一度ガソリンを抜き替えたら元に戻った。
XV400の後期型はガソリンタンクが通常の位置とシート下の二か所。
たぶん、FCR062は粘度が高いからかわからないけどガソリンに混ざりにくいのではないだろうか。
上手く混ざらず規定以上の混合比になったガソリンを燃料ポンプが吸っていたんだろう。
とりあえずイチネンケミカルズの泡タイプのエンジンコンディショナーをプラグ穴から直接入れる原始的なやり方でカーボン除去。
そもそも古いバイクはあまり即効性のあることはやらない方がいい。


そんなこんなで抜いたガソリンはコペンに投入していたのでガソリンが減らない。

今回のビラーゴ。某大型チェーン店で買ったんだけど、まあ30年前のバイクだから細かい点は目をつぶるようにしている。
それでも担当さんが頑張ってくれて弱点の充電系をメインに手をかけてくれた。
前のオーナーが手放す直前に大掛かりにメンテしてくれていたので、面倒な箇所は手が入っている。
フロントフォーク、ステムのOHとか。
メインスタンドがあればそれほどでもない作業だけど、ないと手間が増える。
とてもありがたいことです。結構費用かかっただろうに。

それでも気になる点はあるもので
まずクラッチの引き代が不自然に少ない。遊びをかなり少なく調整してあるけどそれでもいっぱいいっぱい。レバーは純正だしおかしいなと思いパーツリストとにらめっこしていて気が付いた。今回のビラーゴはフラットバーなんだけど、ついているレバーはプルバックハンドル用だった。着くには着くが微妙に形状が違う。一度左に倒した形跡があることから、たぶんバイク屋か用品店で間違えたんだろう。早速フラットバー用レバーを注文しておいた。

ハンドルが何気なく社外品だった。恐らくデイトナあたりのライザーバーだと思う。90年代半ばあたりから純正でも採用するモデルもあるから気が付かなかった。個人的には普通のハンドルポストにハンドルバーが好みなので中古(しかない)でハンドルポストとハンドルバーを探しておいた。


コペンの、というかトヨタ、ダイハツ車。ルームミラーの防眩切り替えレバー。
これ、逆の人が結構多い。
通常時はレバーは倒しておくのが正解。つまり普段は運転席からレバーは見えない。眩しい時にレバーを起こす。どっちでも機能は果たすのでいいんだけど。


880系コペン、オイル消費が多くなってる個体がちらほら。
オイル漏れじゃなければ大概はオイル上がりか下がりなんだけど、簡単な見分け方。
一晩おいてエンジン始動した時に盛大にマフラーから白煙噴くならオイル下がり。
アイドリングとかは平気なのに高速でぶん回したりしたときに白煙を噴くならオイル上がり。
絶対じゃないけど、大体そんな感じです。
オイル下がりならバルブ周りのシール交換。
オイル上がりは、シリンダーやらピストンリングやらその辺どうにかしないとダメだけど、ダメもとで遅効性のフラッシング剤つかうか、シリンダー内にエンジンクリーナーひたひたにして一晩放置→残った薬液を抜いてオイルも変える、で改善することもある。要はピストンリングの周辺のスラッジが取れてピストンリングの張力が復活すれば大成功なんだけど、場合によってはとどめを刺すことも。一か八かなのでお勧めはしないです。


おしまい。
Posted at 2020/10/23 23:55:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | いろんな整備 | クルマ
2020年09月26日 イイね!

SA16Jリモコンジョグの整備

SA16Jリモコンジョグの整備こんにちは、朝比奈です。

やっと涼しくなりました。
涼しくなったので本格的に庭の手入れ再開です。


今日は懐かしいヤマハのリモコンジョグが入庫しました。
同僚の息子さんのバイクで、友人から譲ってもらったとのこと。
嫌な予感がしまくりですがとりあえず預かり一通り点検。
ちなみに乗るのはあと半年くらいとのことなので、できる限り費用は押さえてというオーダー。

まずブレーキパッドが恐ろしいことに。
地金まで半分以上削れています。
ここは正直おすすめはしませんが、なんとかパーツセンターの安いパッドを注文。安いだけが取り柄のパッドです。絶対家族には使わせない…
ブレーキピストンは予想に反して程度もよくシールの弾性も問題なかったので清掃で済ませます。

次、エアクリーナーエレメント。
失くなっていました。跡形もなく。たぶん洗おうと洗油につけたら溶けたんでしょう。
これも激安品を発注。

スパークプラグ。若干固着気味でしたが無事外れてくれました。電極が1/3くらいの薄さになっていました。ギャップを計測したら1.9mm。規定の倍以上です。
ここは普通にNGKのものを発注。

灯火。
リアウインカーの左右の配線が逆になっています。謎です。

と、ざっとみてこんな感じ。
インテークマニホールドにクラックがありますが、貫通はしてないのでそのままです。

とりあえず部品が届いたら組つけて納車ですが、予算抑えての整備は正直憂鬱です。


おしまい

Posted at 2020/09/26 13:22:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | いろんな整備 | クルマ
2020年03月15日 イイね!

スローパンクは本当に難しい

こんばんは、朝比奈です。

また寒くなってしまいました。
ストーブもう使わないだろうと
灯油を抜いたとたん、これです。
またストーブを引っ張り出してきました。
まだまだ油断できないですね。


今日は、アドレス125のスローパンク修理です。
先日自分が買い取ってピックアップ修理して
結局元のオーナーさんの元に帰っていったバイクです。

前輪の空気が減りが早い気がするとのことで入庫。
実は一月ほど前にパンク修理したばかりです。
その時は外からプラグを挿入しての修理だったのですが
修理が不十分だったのかなと、早速エア漏れのチェックをしてみました。

結果、修理箇所からのエア漏れはなし。
ならばと、よくあるバルブからの漏れはと、チェックするも白。
タイヤ丸ごと水に入れてみてもどこも漏れていない。
ということはパンクしていないということになります。

でも、1月前にエアをしっかり入れたのは確認してますし
そのあとオーナーが自分で空気を入れています。
どこからか何かが原因で漏れているのは間違いなさそうです。

となると、考えられるのはここしかない。

と、タイヤをホイールから外してリムの内側を見てみると…
やっぱり錆びて腐食しています。
たぶんこの腐食でビードの密着が悪くなり走行中の荷重がかかる状況で漏れていたのでしょう。

思い当たるのは、最初のパンクの後空気圧が極端に下がった状態でしばらく走っていたこと。
この時、空気圧で押されて密着していたリムとビードが動いてしまったのでしょう。結果、リムから空気が漏れるようになったのではと。

リムの内側の錆と腐食を落として平面になるように磨いて、再びタイヤを組んでおきました。
これで様子見してもらいます。

スローパンクは原因を見つけるのが難しいことが多いので大変です。
今回はこれで直るといいのですが。


おしまい。
Posted at 2020/03/16 00:12:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | いろんな整備 | 日記
2020年01月20日 イイね!

アドレスV125G エンジン始動不可修理

アドレスV125G エンジン始動不可修理こんばんは、朝比奈です。

今日の日記は番外編、アドレスV125Gの修理です。
年明け早々にエンジンがかからないと、出張修理に行ったのですが
簡単な点検をしてその場で直せる修理ではないので
オーナー自ら手で押してうちのガレージに入庫。

自分は古い人間なので、エンジンがかからない時に点検する項目も古いのです。
ガスは来ているか、点火しているか、吸排気は詰まっていないか。
その項目を一つ一つ見ていくのです。
今回はガスも来ていないし点火もしていない。さて困った。
普通なら急に動かなくなったバイクならどれか一つだけ問題があることが多い。
ガスは来てるけど点火していないとか、その逆とか。
でも、今回は両方。
点火してないならCDIがパンクしたのかなとか、でも推測で交換するには部品代が高すぎますね。

そこでふと思い出したのが先日まで乗っていたSR400Fiのこと。
サービスマニュアルに診断モードの項目があったのを思い出した。
そういえば今回のアドレスもFIなのを思い出しました。
ということは診断モードがあるはず。
こういうのは大概バッテリーの近くに、ありました。謎のカプラー。
見ると配線が二本だけ来ている。早速短絡させてみるとメータのランプが謎の点滅。
1回、2回という点滅を繰り返しています。
早速アドレスのコード1-2で検索。
クランクポジションセンサーがヒットしました。
簡単に言うとクランクが今何度の位置にあるかを読み取るセンサーです。
このセンサーからの信号でプラグに点火させたり燃料を噴射させたりしますので
このセンサーが壊れていると点火もガスも全くでなくなるわけです。
センサーにテスターを当ててみたら抵抗無限大。
配線は無事だったのでセンサー本体がダメなようです。

早速部品を注文しようとしたら、海外発送の多さ。
しかも出品者も多い。
ということは、恐らくこの部分のトラブルが多いんでしょうね。
リコール検索したら、リコール出てました。
ただ、今回の車体はリコール対策済。
なんですが、あけてみたら対策部品に交換された形跡はない。
しっかりと対策済のステッカーも貼ってあるのに・・・
案の定、リコール原因の箇所の配線が切れかかってました。
恐らく、どこかのバイク屋がステッカーだけ貼ってメーカーにも対策済の連絡を入れて、何もせずに済ませたんでしょう・・・

気を取り直して、修理します。
埃だらけの部分も掃除してあげたいのでカウルを外し
エンジンをスイングできるようにリアサスを外し軽くジャッキアップして
該当の箇所を取り外します。
あとは新品部品を取り付けておしまいです。
と書くと簡単ですが、とても面倒なガスケット剥がしだけで数時間かかります。
あと、初めて触る車種なので要領がわからないのもつらいです。
ただ、交換後は最初はアイドルアップしなかったりアイドリングが落ち着かなかったですが、しばらくしたら学習したのか試走も問題なく再びオーナーのもとに帰っていったので、ほっとしました。

今回の修理で、これからは診断モードとか診断機とかないとやってられないなあ・・・と思いました。古い人間には少し寂しく感じられたり・・・


おしまい

Posted at 2020/01/21 00:04:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | いろんな整備 | 日記

プロフィール

「[整備] #コペン LA400Kダイハツコペン セロ TRDパフォーマンスダンパー取り付け https://minkara.carview.co.jp/userid/2236771/car/2858121/8316514/note.aspx
何シテル?   07/31 22:18
整備大好きなひきこもりサンデーメカニックです。 かわいい車、バイクが好き。 整備する→テスト走行→満足!なので距離が伸びません が、たまに衝動的に...

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