こんにちは、朝比奈です。
ここ数日、いきなり晴れの日が続きましたね。
もう梅雨明け・・・と思わせての梅雨空復活があるのでしょうか。
その前に台風が来ているのが気になりますがw
さて、久しぶりに雨の心配もなさそうなのでサイファのヘッドライトの
ハードコート再施工をしました。
最近の車はほとんどがプラ製のヘッドライトレンズですが
太陽光や雨などの影響で数年で曇ってきてしまいます。
うちのサイファも例に漏れずものすごいことになってました。

これが去年の9月
で、表面を研磨して市販の1000円くらいのハードコートを使ってこんな感じに。
まあ、市販のものですし半年持てばいいかなと思っていたのですが
最近、若干また表面がぼんやりしてきたのでハードコート再施工です。
表面を水を流しながら研磨して
完全に古いコートを落としたら乾燥させてハードコートを塗布します。
あとは太陽光に当てて硬化させたら完了。
去年の残りがまだまだたくさん残っていたので費用はゼロ!
先回にかなり丁寧に研磨していたので今回は両側で5分くらいでできました。
これくらいの手間でヘッドライトがまあまあ綺麗な状態を保てるならDIYで十分だよねwww
さて、今度はフロントガラスのフッ素コート除去です。
自分は元々、フロントガラスには何も塗らない派なのですが
去年の秋にフロントガラスの細かい線傷を酸化セリウムで研磨してから
表面保護のためにフッ素コートを塗っておいたのです。
ちなみに、ガラコのフッ素入りだったと思います。
これが半年くらいで部分的に剥げてきて見えづらくなってきたのと
どうにもあの水玉ができるのとワイパーを動かした時に一瞬白くなるのと
撥水することでガラス表面が乾いていることでのワイパーゴムとガラスの摩擦が気になりまして
フッ素コートは剥がすことにしました。
と、ここまではいいのですが・・・
さて油膜落としで研磨するかと油膜落としの要領で研磨するも・・・
ぜんぜん剥がれないwww
5センチ四方を5分くらいかけてやっと剥がせるかなって感じで・・・
さすがフッ素www
シリコン系撥水剤とは比べ物にならない耐久性www
でも自分は親水性が大好きなんだ!!!と気合と根性で・・・
まあ限界がありますよねwww
というわけで、なんとかならんかといろいろ検証したり試してみた結果。
フッ素系コート剤の効率的剥がし方~!
まず、エアツールとか、なんか画期的な剥がし剤がある人はそれを使いましょうwww
そんなものないぜ!って方は・・・
まず、市販の油膜落としを買います。
研磨剤入りのね。
自分はキイロビンがお勧め。これは酸化セリウム入ってるので。
酸化セリウム入りだと何がいいかはあとで書きます。
で、研磨用スポンジを用意します。
これは柔らかいものだとダメ。
ある程度のこしと硬さがあるもの。
水をあまり吸わないもの。
これに研磨剤をつけてガラス表面を研磨します。
が、これではまず落ちないです。
ここでコツがあります。
研磨剤には若干水分が含まれているのですが
この水分がどのメーカーのものも多いようです。
普通の油膜でしたら水分が多くても問題なく落とせるのですが
フッ素コートだと水分が邪魔をしてコートを削るには力不足となります。
なので、水分をある程度飛ばしてあげます。
飛ばし方は自由です。
自分はガラス表面に研磨剤を塗ったら若干放置して水分を蒸発させてから研磨します。
すると、若干粉っぽいような粘り気のあるような研磨剤になり
その状態で研磨すると面白いようにフッ素コートも剥がすことができます。
あまりにも乾燥して研磨しづらいようならほんの数滴の水を補充してあげるといいでしょう。
さて、ここで酸化セリウム入りをお勧めするわけですが・・・
まず、ガラスを綺麗にするのに研磨剤と酸化セリウムではガラス表面へのアクセスが異なります。
研磨剤は物理的に研磨します。
そもそも、ガラス自体は非常に硬いので
市販の研磨剤ではほとんどというか全くガラス自体は研磨できません。
表面の汚れや油膜を落とすのみです。
それに対して酸化セリウムは物理的な研磨力よりも
わかりやすく言うとガラスの分子を化学的に研磨する・・・らしいwww
まあ、難しい話はよくわかりませんが
実際に使ってみるとよくわかります。
恐ろしいほどガラスの表面が滑らかになりますのでwww
で、酸化セリウム単体で研磨するときはかなり水分を減らして研磨すると上手くいくのですが
今回のフッ素コート落としでもやっぱり水分量を減らして研磨しますよね。
施工のコツというかやり方が一緒なんですよね。
なので物理的研磨と化学的研磨、両方が同時にできるというわけで・・・
今回、フッ素コートは綺麗に落とせましたが
それ以上にガラス表面がかなり滑らかになりました。
それはもう、ヤレた外装とアンバランスなほどにwwww
話が長くなりましたが、ヘッドライトのハードコートと、フッ素コート除去のコツの話でした。
あ、研磨剤ね、ガラスの種類によっては傷がつくことも十分考えられるので
目立たないところで試してみることをお勧めします。
あと自己責任でね!