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朝比奈そらのブログ一覧

2015年10月10日 イイね!

SYM T1 クラッチ周り分解したよ

こんばんは、朝比奈です。

昨日、とうとう地元でも朝の気温が一桁になりました。
通勤時には普通のグローブじゃ手が冷たくなりなした。
そろそろ冬支度ですね。



さて、ここ1週間、T1のクラッチ周りを開けたり閉めたり開けたり閉めたり分解したりしていましたw

結論から言うと、SYM T1のエンジンはホンダのTL125系のエンジンのコピーで間違いないと思います。
30年前の設計のエンジンがいまだ現役なのがとても興味深いところですw

ですが、ちょっとした部分がオリジナルと異なっていました。

まず、クラッチリフト機能部分。ケースの造型が違うからでしょうか。

そしてクラッチフリクションディスクの一番外側。摩擦材がその一枚だけ半分ぐらいしかなく
代わりにでかいワッシャーというかスペーサーが二枚はいっています。
そのうちの一枚はスプリングの役目を果たしているようですが意図は不明です。
なぜ普通のフリクションプレートじゃないんだろうか・・・

クラッチスプリングが長いです。
オリジナルより数ミリ長いものが入っています。
恐らくクラッチの重さはここからきているのかと。
TL125は軽く荒地も走るのでクラッチが軽くてもいいのですが
タイヤも太く車重も重いT1はクラッチも重くしないと・・って意図なのだろうかw

オイルフィルターローターのロックナットが普通のナットでした。
対してTLは特殊なロックナットです。
あとクラッチロックナット・・・がなく、Cリングで留めてありました。
もちろんシャフトにねじは切ってなく、溝があるだけです。
対してTLはやはり特殊なロックナットです。
ここはコストダウンなんだろうか・・・

あとはオイルポンプ駆動用歯車がプラスチックでした。
耐久性とか大丈夫なんだろうか・・・
謎ですwww


さて、なぜクラッチ周りを分解したのか。
まあ、好奇心というのもありますが、ちゃんと理由がありましてw

まず、エンジンが温まってからの1速でのジャダーがあること。
Nに入りにくくなること。
125にしてはかなりクラッチが重いこと。
この点がなんとか改善できないかと思ったからです。

まずジャダーとNに入り辛いことですが
クラッチセンター、アウターに段付きが発生しているのではと予想しました。
実際に見てみるとアウター側に段付きが発生していました。
なのでやすりで修正。
あとクラッチプレートとフリクションプレートもチェックしました。
歪みはなかったのですがフリクションプレートのプレートとアウターが当たる部分に
若干のバリがありましたのでやはりやすりで修正。
フリクションプレートの摩擦材は厚みは大丈夫なのですが、若干硬化しているような・・・
前オーナーが半クラを多用したのかもしれませんね。
あとは先述の謎のワッシャー?スペーサー?
あれが何らかの悪さをしているような気がします・・・
一度様子見で普通のフリクションプレートと入れ替えてみようかと思います。
ただ、これらの修正のおかげか、ジャダーはある程度出ますがNがちょっと出しやすくなりました。

クラッチの重さですがこれはスプリングが強すぎるせいだと思います。
TL用の軽いものに代えてもいいのですが、もうちょっと様子見です。

というわけで、クラッチ周りを分解したのですが
なかなか謎な部分が多くて驚きましたw

いよいよサービスマニュアルが欲しくなりましたwww
Posted at 2015/10/10 19:45:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM T1 | 日記
2015年09月27日 イイね!

SYM T1 またちょっと調整して道志みち走ってきたよ

こんばんは、朝比奈です。

金木犀が一気に咲きましたね。
いきなり咲くので面食らいます。
どっちかというと香りで気づかされますがw



さて、今日はまたまた道志みちを走ってきました。

というのも、所属しているクラブの久しぶりのツーリングだったので。



と、その前にバルブクリアランスとカムチェーンテンションをまたまた調整しました。

バルブクリアランスは前回はIN0.10 EX0.15に設定していたのですが
なんだかタペット音が耳障りだったのです。
サービスマニュアルがないので手探り状態なのですが
ネットでいろんなエンジンの画像を見ていたら、なんだかとても見覚えのあるエンジンが・・・

ホンダのTL125のエンジンです。

実際に見比べてみるとわかるのですが
エンジンマウントの位置から各ボルトの位置カバー類の形状などなど・・・
とてもよく似ていますwww
そもそもSYMとホンダの関係性は昔から・・・w

というわけで、TL125の規定量のINEX共に0.05±0.02を参考にして
IN0.05 EX0.07で調整してみました。

あと、カムチェーンは実際に音を聞いて微妙に音が静かになる場所より5分くらい張り方向で。


で、道志みちにゴーwwwwwww



全体的に滑らかに回るようになった(気がします
メカノイズも減った(気がします
上が回るようになった(これは気のせいじゃないと思うwwwww

まあ、簡単にいじれるところなので気になったらまたやりますwww


そう、純正のマキシスのタイヤ。
しばらくハイペースで走っていたら全体的に皮がむけて、あとゴムが馴染んだのか
そこそこグリップするようになりましたw
最初は「なんじゃこの硬いゴムはwww」と思っていたのですが
なかなか悪くはなさそうです。
雨の中バンクさせても滑ったりはしなかったし。
自分の腕なら特に変更しなくてもよさそうですw

Posted at 2015/09/27 21:18:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM T1 | 日記
2015年09月21日 イイね!

T1のバルブクリアランス調整とカムチェーンテンショナー調整をしたよ(なんとなく

こんにちは、朝比奈です。

シルバーウイークですが自分もお休みです。
でも道が混んでるのでバイクの整備をします。
いつもの休日と同じですw



さて今日はSYM T1のバルブクリアランス調整とカムチェーンテンショナー調整をしました。
新車時から狂っていることが多いといわれるバルブクリアランスと
マニュアル式なのは初めてのカムチェーンテンショナーなので
けっこうドキドキですwww

まずはバルブクリアランス。
規定値は・・・
サービスマニュアルがないので定番のIN0.1 EX0.15に設定しようと思いますwwwwww

まず、23mmのボルトを外してロッカーアーム部分を露出させます。
で、上死点を見るためのサービスホールとクランクを回すためのサービスホールをくるくる外します。
で、クランクを左回転させてTマークを出し・・・
ぶっちゃけ、カムの山がロッカーアームを押してテンションがかかってなければいいですwww

くるくる回していくとEX側のアームがフリーになる箇所がありました。
ゲージで測ってみると0.15。こっちはいじらなくてよさそうです。

今度はIN側なのですが・・・
どれだけ回してももちろんTマークにあわせてもアームがフリーにならないwwwwwwwwww
あかんwwwwwwww
これはクリアランスが狭すぎるというか押しっぱなし・・・?
というわけでロックナットを緩めて0.1mmに調整。


お次はカムチェーンテンショナーの調整です。
オートではなさそうなので手動で張ります。
ぶっちゃけ、どれくらい張ればいいのかよくわからないので
カムチェーンを露出させてクランクを回しながら張っていきました。

テンショナーのロックナットを緩めてアジャストスクリューを緩めていくと・・・
カムチェーンが張っていきます。
張りすぎると寿命が短くなるのでクランクを回しながら一番チェーンが張った場所を見つけて
その場所でチェーンを張って若干緩めた状態で固定しました。


たぶんこんな感じでいいんだよなあ・・・
チェーンが一番緩んだ状態でもチェーンが外れそうな様子はないし・・・

まあ、エンジンかけて試走して様子を見てみようwwwwww



というわけで外した部品を元通りにしたらエンジン始動。

うんうん。
へんなメカノイズが減って滑らかな音になっています。
そして近所を試走。
大きく変わったのはスタート時のギクシャクがなくなったこと。
1速のクラッチミート時のカチャカチャ音がかなりなくなっています。
あと、レッドまで回した時に前よりちょっとスムーズになっていますね。

とりあえずはこんな感じでいいんじゃないだろうか。たぶんw



しかし、マニュアルないとほんと苦労するなあ・・・
まあ、外車のマニュアルあっても「適当に調整する」とか平気で書いてあって意味ないことあるからなあwwwwww


そうそう。
昨日ね、道志みち使って吉田うどんを食べに行きました。
道中、峠道で自分にしてはハイペースで走ってみたのですが
すごく安定してる上にくるくる曲がるのでとても楽しかったwww
ただ、タイヤが暖まってもなんか硬いというか・・・
ライフ重視っぽいタイヤだからかなあ。

ちなみに燃費ですが、近所を試走したり渋滞の通勤走ったり峠をハイペースで走ったりしたのですが
リッター45キロ走りましたwww
こりゃ優秀ですねwwwwwwwwww

Posted at 2015/09/21 16:41:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM T1 | 日記
2015年09月16日 イイね!

SYM T1のバルブクリアランスがわからないので(略

こんばんは、朝比奈です。


最近、涼しくなってきたせいか
トンボがよく飛んでいるのを見ます。
少し色づいている木々も見かけます。
秋、そして冬が近づいてきています。


本当に大変です。
サービスマニュアルが手元にない、ネットにもサービスデータが見当たらないバイクの整備は!
大変だー大変ダー楽しいなあwwwwwwwwww

というわけで、今度はT1のバルブクリアランス、タペット調整とも言いますね
なんとか調整値を探りつつやって見ようのコーナーですwww

言うまでもありませんが、バルブクリアランスとは・・・

ウィキでもみてくださいwwww

簡単に言うと、バルブを押す部分とバルブの隙間を調整することですね。
何で調整するかというと、隙間がおかしいと音が出たりパワーがなくなったりするからです。
説明投げやりwwwww

馬鹿でかいバイクのエンジンだと、相当狂っていなければなんとなく走っちゃいますが
小排気量のバイクだとちょっとした狂いであからさまにエンジンの調子が悪くなったりします。

なので、T1のバルブクリアランスも見てみようというわけです。
ちなみにまだ5000キロくらいしか走ってないですが
けっこう新車時でも適当に組まれている場合が少なくないので。

が!
例によってどこを調べても規定値がわからないw
サービスマニュアル見ろという突っ込みはおいといt・・・・

なので、同じ空冷単気筒で125~250くらいのエンジンの規定値を調べてみましたw

大体IN側が0.1 EX側が0.15くらいが相場なのですが(SR400がそんなもんだった覚えがw)

セロー 0.05~0.09   0.15~0.19
250TR 0.12~0.17   0.17~0.22
YBR125  0.08~0.12   0.10~0.14
GN125  0.04~0.07   0.13~0.18
CB125  0.08       0.12
CG125  0.08       0.08
大体こんな感じでした。

うーん・・・
やっぱまちまちだなあ・・・

でも、125だとちょっと狭めっぽいようですね・・・
部品がちっちゃいから熱膨張する量も少ないからかな(適当)

まあ、広い分には若干音がでるだけですぐに壊れはしないから
とりあえずちょっと広めに調整してみようかと思います。
まずはIN0.1 EX0.15くらいかねえ・・・

今度の休みにやってみようw





しかしCG125のINEX両方おなじ0.08ってなんなん・・・
あれか?
ちょっとぐらい音が出てもいいから同じ調整量にしちゃって工程の簡素化・・・
考えすぎかねwww
Posted at 2015/09/16 23:34:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM T1 | 日記
2015年09月14日 イイね!

T1のあのクソ重いクラッチをちょっと改善してみたよ

こんばんは、朝比奈です。

自分の趣味はバイクの整備なのはもちろんですが
実は庭弄りも大好きです。
ですが今年の夏の花壇は失敗というかハチャメチャになってしまいました。
なれない苗を植えるもんじゃないデスネ・・・


今日は、といってもやったのは昨日ですが
SYM T1の、あのクソ重いクラッチを何とかしてみました。
といってもたいしたことはしていないのですがw

一度でもT1に乗ったことがある方ならわかると思うのですが
ものすごくクラッチが重いです。
どれくらいかというと、メインで乗っているVmaxと変わらないくらい・・・

クラッチの重さは、基本的にクラッチスプリングの重さと比例し
パワーがあるバイクほど重くなる傾向になります。
パワーがあればあるほどクラッチ板が滑らないように強い力で押さえつける必要があるからねw
なので、パワーがあるVmaxとかのクラッチが重いのは当たり前なのですが・・・

なんで10馬力あるかないかの空冷125cc単気筒のバイクでこんなに重いのよwww
というわけなのです。
はい。

とりあえずクラッチを軽くするには・・・

ワイヤーのフリクションを減らすのが一番です。
というわけでまずはワイヤー内に注油。
自分はチェーンオイルを使うことが多いです。
錆びて固着気味のワイヤーにはエンジンオイルを使うこともありますが・・・

次に取り回しを見てみます。
ワイヤーアウターの固定はレバー側のアジャスト部分→フレーム部分→エンジン横となっています。
アウターを動かしながらクラッチを握ってみると何箇所か明らかに軽くなる部分があります。
やっぱ、ちょっと取り回しに無理があるようですね。

具体的には
フレーム部分に固定してある箇所をちょっとずらして
エンジン横で固定されている部分のステーの角度をちょっとだけ変更。

こんな感じでかなりクラッチ操作が軽くなりました。



クラッチが重くてフンガーとなっているオーナーさんや特にハンドルを低めにしたオーナーは
ちょっと取り回しというかアウターの固定箇所を変えてみるといいかもしれません。




といっても




T1オーナーってほとんどここにはいないんですけどねwwwwwwwwwwwwww
Posted at 2015/09/14 23:19:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM T1 | 日記

プロフィール

「[整備] #コペン LA400Kダイハツコペン レリーズベアリングからの異音考察と対策について https://minkara.carview.co.jp/userid/2236771/car/2858121/8242639/note.aspx
何シテル?   05/25 12:05
整備大好きなひきこもりサンデーメカニックです。 かわいい車、バイクが好き。 整備する→テスト走行→満足!なので距離が伸びません が、たまに衝動的に...

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