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朝比奈そらのブログ一覧

2020年12月01日 イイね!

営業担当がいるバイク屋、車屋では買ってはいけない

こんばんは、朝比奈です。

ビラーゴの整備、地道に続いています。
今は燃料ホース待ちです。
その待ち時間の合間に配線関係の手直しをしています。
配線の取り回しや処理で整備した人のスキルや性格がよくわかります。


今回もなんだか過激なタイトルになってしまいましたね。
営業担当がいる店で買うことのリスクについて今回は書きます。
自分の実体験ですが捉え方は人それぞれですのでご理解を。


バイクや車を買う時は、最近はオークションや個人売買もありますが
販売店で買うことになると思います。
並んでいる車やバイクを前にその車両の状態について営業さんから説明を受けると思います。
ちゃんとした販売店なら、整備記録を見ながら整備した箇所を説明してくれると思います。または、整備前の車両ならこれからどういう整備をしてくれるのかなど。
そうして、購入が決まればその説明通りに整備した車両が納車されるわけです。
ここまで読むと、なんだ何も問題ないじゃないか、そう思われると思います。

ここからはすべての販売店がそうだと言っているのではありません。
こういう販売店もあるという話です。

さて購入契約をし整備に入ると、車両は整備部門の管轄に入ります。
車両を点検し、問題がある箇所は部品を交換したり分解清掃したり調整したりします。
そして、整備した箇所と内容を記録して記録簿を作ります。
カルテのようなものですね。
ここで、問題が発生することがあります。

架空の整備記録です。

実際にはやっていない整備をやったことにして記録簿に記載してしまうのです。
自分が実際に経験した例をいくつか挙げましょう。

大型販売店で購入した中古大型バイク。
消耗品、オイルやエレメント、冷却水等々は全部交換という触れ込みの納車整備記録でした。が、納車されて確認するとブレーキのタッチがふわふわでした。不審に思いリザーバタンクを開けようとスクリューを回してみようとしても全く回りません。固着しています。販売店に行きちょうど出てきた整備士に説明するとバイクを奥にもっていこうとします。目の前であけて見せるように強く言うと整備課の主任が飛んできて状況説明。結局、担当の整備士がブレーキ周りの整備をやらずに伝票だけ挙げていたことが判明しました。ちなみにこの店、オイルフィルターでも同じことをしています。

メーカー正規販売店で新車購入したバイク。
整備士は3人ほど在籍していました。が、少し話してみても知識が乏しい。なので信用に足るか、1か月点検の時に試してみました。ちょっと意地悪して、新車1か月点検で点検しなければいけない箇所のボルトをわざと緩めておきました。整備性の悪さが災いしてめんどくさい位置にあるボルトです。帰宅後、そのボルトを調べると緩んだままでした。つまりその箇所を点検していないことになります。点検記録簿にはしっかりと締め付けの欄にチェックがしてありましたが。

メーカー系中古車販売店で購入した中古車。
契約の際にエンジンルームを覗いて、ベルト類の硬化が気になったので営業さんに交換してからの納車を依頼。また、リアハッチのウェザーストリップの切れもあり雨漏りの原因になるからとこれも交換依頼して契約しました。納車後、リアラゲッジスペースに雨漏り発生。見ると交換したはずのウェザーストリップが交換されていません。もしやと思いベルトを見るとこれも交換していない。すぐに販売店へ行き状況説明。ウェザーストリップは明らかに切れているので後日交換しますと。ただ、ベルトは交換したと言い張る。明らかに表面の文字も消えかけて縁も毛羽立っているのに。もうめんどくさくなってとりあえずウェザーストリップだけ交換してもらうことに。が、これも炎天下で雨漏りチェックをしたらしくリアハッチ周辺とルーフがウオータスポットだらけに。指摘すると元からこうだったと言い張る。蛇足ですが点検に入るたびに怪しい添加剤ばかり勧めてくる販売店でした。

まだまだたくさんあります。現在進行形でXV400ビラーゴも似たような話が出てきますが、キリがないので話を先に進めます。

さて、何が問題なのか。
それは結論から言うと、営業と整備が別の人間がやっているところではこういう問題が起こりやすいということです。
あと、整備士が複数人いる店でも。
見えないところだからと、さぼる整備士が実際に存在するということです。
そしてそれは珍しい話ではない、そして怪しい販売店だからということでもなくメーカー直系の販売店でもあるということです。
自分の場合はですが、営業さんは知識も豊富で車両の状態もよく把握して整備箇所も的確に説明してくれる人でした。
でも、実際に納車されてきた車両はそうではなかった。
あと、整備士が全員さぼっているというわけではないんです。
何度もクランク割りまで納得がいくまでやってくれた整備士もいました。でも同じ店にブレーキフルードの交換さえさぼってやったことにする整備士もいたのです。

ひとつの店に人間がいればいるほど、そういうさぼる人間が紛れ込む確率も高くなります。
また、整備技術、知識が足りない整備士が紛れ込む可能性も。

営業担当がいる店、つまり在籍数が多い店で購入してはいけない、というタイトルの意味はこういう理由からです。


では、どういうお店が安心なのか。
これも100%ではないので参考までに。

まず一番大事なのは、営業も整備も一人でやっている店が確実だと思います。
そして最低でも10年以上はその地域で継続して営業していること。
車両価格が地域の相場より安すぎないこと、むしろ若干高めだと安心です。

あと、整備スペースに置いてある、ある物の中を覗いてみると
その店の整備に対する考え方がよくわかるのですが
それは自分で見つけてください。
これは自分が今までたくさんの店と関って見つけた財産のようなものなので…




最後少しめんどくさくなってしまって適当になってしまった…


おしまい

Posted at 2020/12/01 21:29:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #コペン LA400K ダイハツコペン 簡易コーティング https://minkara.carview.co.jp/userid/2236771/car/2858121/8263876/note.aspx
何シテル?   06/14 09:29
整備大好きなひきこもりサンデーメカニックです。 かわいい車、バイクが好き。 整備する→テスト走行→満足!なので距離が伸びません が、たまに衝動的に...

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