
第2回目の記事は、ハウスメーカーや不動産屋さんに行く前にやっておいた方が良いことについてです!
まずは住宅展示場に行って……とも思っていたのですが、そもそも自分がいくら出せるのか、そして現実的にどんな家を建てたいのか。まずはソコをはっきりさせておかないと、後々大変になっちゃいますからね(^_^;)
1.予算の検討
家は人生最大の買い物です。そして、多くの方が35年間という果てしない期間のローンを組むことになります。
そのため、しっかりとした返済計画を立てなければ、後の生活そのものが破綻してしまいますので、私は
“予算検討”から始めました。
とはいっても、難しいことは何もしていません!いま住んでいるところが賃貸ならば、月々の家賃と比較して、
ひと月あたり何万円くらいなら無理なく返せるかを考えていきます。
ちなみに、ボーナス併用での返済はナシにしています。理由は、突発的な支出(車や家電の修理、冠婚葬祭など)が発生したとき、その穴埋めができなくなってヤバいなぁと……。
1ヶ月あたりいくら返せるか試算したら、今度はそこに420ヶ月(35年)をかけて、総額を出します。そうすると、予算の総額になるので、この範囲内で土地と建物にいくらずつ割り振るかを決めてみました。
私の場合、予算総額が4,000万円以内であれば返済できそうなので、下記のような予算配分に決定!!(※あくまでドンブリ勘定です)
土地:1000万円
建物:2500万円
外構:200万円
諸経費:300万円(家具や家電を含む)
仮に、建物に4000万円を全振りすると上記のようになります。……ってオイw
諸経費ってざっくり書いてありますが、この中には、借入の保証料や登記の費用、火災保険や地鎮祭の費用まで、かなり色々なものが入ってきます。
あとから妥協できないポイントが出てきて、削れないコストがどんどん増えてしまうこともあるので、諸費用は多めに見積もっておくと良いみたいです。
2.イメージづくり
予算が決まれば、今度は家のイメージをつくっていきます。
このイメージづくりにおける最重要課題は、
「ガレージはどのくらいの大きさが必要なのか?」を決めることです。

(画像引用元:
ミサワホーム様)
車庫は、Zさえ格納できればいいのですが、簡単な整備をはじめ、車を眺めながらお茶会もできる空間にしたいので、そこそこ広いスペースが必要です。
だったら
「2台分のスペースを確保して、作業のときだけ1台外に出せばいいのでは?」とも思ったのですが、それによるデメリットが以下の2点です。
【デメリット】
・家自体が大きくなるので、坪数が増えて建造コストが跳ね上がる。
・車庫の強度を確保するために、安価な木造では作れなくなる。
建物のコストは、
“坪単価”というもので計算されます。これは、建物の床面積1坪(約3.3m2)当たり、建築費がいくらかかっているのか?を算出したものです。
そのため、建物の床面積が大きくなればなるほど、坪数が増える→建築コストが増える……ということになります。
また、ガレージの開口部が大きくなると、強度を確保するために「真ん中に柱をつける」か「鉄筋コンクリートにする」かの2択を迫られます。その上、シャッターも横幅が長いやつになるので、車庫単体のコストもドカンと上がります。
妹からは
「Zなんだから、庭にプール作って、そこを駐車場にすればいいんじゃね?」という案も出ましたが、これだと72億円かかるらしいので却下です。
限られた予算でやらないとですから、足が出た分を
居室の広さを削るか、
土地の値段が安いところに住むことで解決できなくもないですが、そのせいで自分が窮屈な生活を強いられるようでは本末転倒です……。
それらを考慮した結果、車庫は気持ち大きめの1台分を確保して、建物の総床面積を38坪以内に抑えることとしました。

(画像引用元:
株式会社大成住建様)
車庫のサイズは、とりあえず
横幅3,600mm、奥行き6,400mmくらいにしました。1台分とはいえ、LDKとほぼ同じ大きさですので、めちゃくちゃ贅沢な大きさです(^_^;)
ちなみに、サイズを決める過程で、こちらの
コバルト@NCECさんのブログが大変参考になりました。この場を借りてご紹介させていただきます。
車庫さえ決まれば、今度は具体的な間取りです。ただ、間取りは土地の大きさや形状、隣接道路の方角に大きく左右されるため、
土地が決まらないと図面は作れません。
ですので、この時点では
「どんな間取りが良いか」ということを箇条書きにしておく程度でOKです。
ちなみに、私はこんな感じでした↓
[1階]
・6帖程度の部屋とトイレ、余裕があれば物置を配置。
・玄関or部屋から車庫が見える。
[2階]
・リビング、水回り、主寝室を配置。
・日当たり重視で、一日中明るいリビングにしたい。
[大きさや形状]
・床面積は1階+2階で38坪以内
・総二階建て(1階と2階の面積がほぼ等しい)
・屋根は片流れ
・シンプルな外観

(画像引用元:
アカギホーム株式会社様)
ここまでイメージが決まれば、次は
「それらを叶えられる土地を見つける」ことと、
「実際に建ててくれる業者さんを見つける」ことが課題になります。
次回は、そのあたりを中心に書いていこうと思います。
ちなみに、この頃の私は、このふたつが想像を絶する大変さであることを1ミリも知らないのでした……。
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ガレージハウス建造計画 | 日記
Posted at
2021/09/02 23:45:10