RX-Rspec03のブログ一覧

先日のブログで告知したイベントの準備で久しぶりに平内の博物館へ行きましたら、













ああ、青春の思い出。

ホンダZじゃないか(TωT)ウルウル




オイラが乗っていたのと同じHTの中期型だ。












かなりボディの程度は良いものの、館長さんによればエンジンがかからないとの事。



ここの展示館に来る車たちは何かしらの事情があって主の手を離れてしまったものばかり。


どのような経緯で流れて来たのか勘ぐるのはご法度だ。




それよりも、オイラは無知であったばかりに大好きだったホンダZを手放してしまった過去がある。


今その時の償いをする機会が与えられたということか・・・。


















な、なんじゃこりゃ～!!!!!!








点火系の配線がデタラメぢゃないか！







本来なら強化パーツ定番であるはずの○○○○と○○○○○○○○が装備されてますが、意味不明の加工と配線ミス、それに重要なパーツが取り付けられていない真に残念な有様(○に当てはまる言葉はホンダ・サブロク乗りの方々にお任せしますw)。









これじゃ良い火花なんて期待できません！


だいいち、燃料ポンプが回ってないやんけー！






ライフに常時搭載してたスペアのコイルを装着して配線しなおし、呼び水のガソリンをキャブに突っ込んだら・・・、





はい、復活♪





ところで、これは展示館入りなんスか？







館長「いや、嫁ぎ先はもう決まってる」






そうなんだ。


新しいオーナーさんにお会いしましたが、ハーレーも乗りこなす濃いエンスー人とお見受けしたから、きっと新しい家庭で幸せになれるよね。
















さて、どう見ても幸せじゃない当ガレージで過ごすマシンたちの一つである、










ヤマハ・ジョグ。



昨年、長期のお暇を宣告されたはずでしたが、


実は、昨年末にひっそり復活をさせてました。










つぶれたマフラーは社外品の新品なのに排気漏れしやがる楽しいヤツをヤフオクでポチっと。

他にもウェイト・ローラーとハイスピード・プーリーのセットにベルトも取り寄せ。







マフラーの脱着はタイヤ交換で必須のため超簡単ですが、駆動系の分解は「回っちゃう」現象で専用工具が無いと苦労します。


ま、何とかインパクトでプーリーとクラッチは外れましたが・・・。














ウェイト・ローラーの摩耗は走行距離の割に殆ど見受けられませんでしたが、一応ノーマルと同じ5gの新品に交換。










ハイスピード・プーリーは巡航時のエンジン回転が下がって最高速は伸びたものの、社外マフラーの抜けと重なってパワーがガタ落ちになってしまったためノーマルに戻しました。







ベルトは側面がやや削れてるものの、こちらも程度は良い方なんじゃない？







でも、新品にしとくに越したことは無いわな。





てな感じで、無事にリビルトをしましたが、









実は、コイツも嫁ぎ先が決まりました。





ジョグの新しいオーナーも、なかなかの○○○なので、きっと幸せにしてくれると思います。




頼みましたよ、○○○○さん（※一部で有名な方です(爆）






なんか寂しいような、ホッとしたような・・・。




あー、娘を送り出す父親ってこんな気持ちになるのかな？























あ、大丈夫。



「殴らせろ！」とか言いませんから(^^ゞ

古今東西、脚が長くて損をするものは居ない。











なぜかってぇと、












理屈抜きでカッコイイから。











これはもう人間の本能に予めプログラミングされてるんでしょう。















理想的なヒーローは大概脚が長いものだし、















しっかり地に足が付くから、頼もしい存在として好かれるしね。














逆に、短足って何かメリットある？








ん～～～～、











せいぜいホンダ・モンキーに乗り易いって利点しか思いつかないよ(T_T)







ああ、世の中って不公平・・・。











さて、








持ち主に似て短足なジョグ君。





仕事に乗って行った帰り、いつも通る急坂を下っていたら、













コンッ！











え？














爆音!!!!




















段差でマフラー逝っちゃいました(泣)



途中がグラベルになってて舗装との境目に段差があるから、いつものように10km/h以下のアップ・スタンディングで慎重に通過したつもりだったんですがねぇ～。


どうやら連日の雨で路盤が流され、段差が大きくなってたみたいです(T_T)


フランジのボルトが一本折れてるくらいだから、一瞬だけマフラーに全荷重がかかっちゃったんでしょう。


脚が短いジョグにトライアルみたいなマネは無理でした。






もちろんヤフオクで英世1.8人前くらいのマフラー（1人前でユーロ・チャンバーも出てた♪）をポチっとすれば良いだけの話なんですが、







実はジョグ君、


燃費記録をご覧になっていただけると判る通り、昨年から今ひとつ調子が悪いんです。


まあ、スクーターで15,000kmも走ればエンジンの圧縮が下がるというのもありますが、


その他に、身請けした時と比べてCVTが真面目に変速していない症状も出てました。


ベルトとウェイトローラーの交換になるのでしょうが、








エンジン、変速系統、マフラー、加えてヘタってしまったリヤ・サス。








これらを一気にDIYでやる気力と時間と金銭的余裕は今の自分にありません。











せめて7月の自賠責満期までは頑張ってほしかった。






思えば板金屋の社長から突然の強制TAKE OUTを申し渡されて6年。





長いようで短かったですが、ひとまず原チャリ生活を終了します。











これから二輪が一番気持ちのイイ季節なのに・・・（大泣）

最近気が付いたんだけどさー。

















お前、なんか太ったんじゃない？
















そうか、猫がモコモコしてきたという事は、


















間もなくジョグが冬眠する季節になちゃうんやね。







今年はメーターケーブルがプッツンしたり、バッテリーがついに力尽きてキック・スタート仕様になってしまったりしたけど、頑張って走りまくってくれました。


ここしばらくはヴィヴィオやライフにかかりきりで放ったらかしになってたけど、来年はバッテリーとリヤ・タイヤに新品を奢ってやるから、これからもよろしくな。









おお、そうだ。
今シーズンを締めくくる前に旅にでも出ようか。




そんなに時間は取れないから片道10kmくらいだけど、海と昭和っぽいものが見れたら満足さね。








では、小銭しか入っていない財布を持ってしゅっぱ～つ！









目指すは青森市発祥の地と言われる油川。




まずは玄関口となる所から行ってみましょう。









油川駅

JR津軽線の駅で、建物は昭和26年の開業時から建て替えられずに使われているそうです。
小さな駅ですが、ちゃんと駅員さんが常駐してます。
以前はキヨスクもあったんですが、いつの間にか無くなってしまいました。
それでも朝や夕方は通学の学生たちなどで賑わっています。










イタリア館

昭和を飛び越えて大正時代になっちゃいます。
イタリア人のジュゼップ・ファブリィが究極のオイルサーディンを生産するために質の良いイワシを探し求めて旅をしたら、なんと油川に辿り着いてしまったそうです。
そして缶詰工場もこの地に建設し、量産に成功したのが大正7年。
このレンガ造りの自宅も完成しイタリア本国への輸出体制も整ったのですが、その工場が完成して間もなくファブリィは病死してしまいます。
その後は事業を引き継ぐ者もなく、美しい自宅だけが残されました。
当時は総レンガ造りの建物だったそうですが、昭和45年頃にモルタルが塗られ現在の姿になっています。










西田酒造

さらに歴史を遡って、明治時代です。
創業は明治11年。
青森市で唯一残っている酒蔵で、田酒「喜久泉」が製造されています。
建物はさすがに創業当時の物ではないでしょうが、それでもイイ感じにクラシカルです。











今度は海岸に出てみましょう。









むつ湾をゆっくり一望したい方のためにアームレスト付きのベンチが用意されてます。

真ん中だけですが・・・。




ここからしばらく走りますと、










たぶん青森市内に在住の方でも「え！油川に海水浴場なんてあったの!?」という反応でしょう。
私もそうですから(爆)
シーズン中はちゃんと監視員も駐在してるみたいですから、｢イモ洗い場なんてまっぴらゴメンだ！｣という方にとっては良い穴場かもしれません。







もっとビックリしたのはコレかもしれませんねー。
スバル・レックス・スーパーチャージャーVX。
スバルKカーで初めて最高出力が自主規制枠の64psに達したモデルです。
エンジンこそSOHCですが、ヴィヴィオに比べて軽量だったのと、4WD車はリヤにツイン・ビスカスを標準装備していたため国内ラリーの地方選手権ではヴィヴィオ勢を差し置いてクラス・ワン・ツーを飾った事もありました。
最近ではすっかり見かけなくなってしまいましたね。












いやー、小さな海岸線の街である油川も結構奥が深いですねー。
来た甲斐がありましたよ。
裏路地なんか機動力が求められるからスクーターなどのミニバイクで行くのが最適かも。
また来てみたいッス。





特に、









一部で有名な某文房具屋さんには(謎爆)





小銭しか入っていない財布を持って出かけたのは、ここにも立ち寄りたかったからです。




なんたって、物欲が抑えきれなくなる有害な場所ですから(重爆)。