昨年の6月、みんカラで知り合って間もなく、ツーリングにお誘いくださった
ALPYさん。
関東のE24専門店「
silky6さん」主催、山口県「シルキー6角島ツーリング」に参加させていただきました。
今回は1年ぶり「萩~千畳敷~秋吉台」を巡るツーリングに参加させていただきました。
九州・山口方面では、まず集まらないだろう台数の珠玉の名車たちと過ごす、
至福の1日の模様を綴っていこうと思います。
朝7:00
不安定だった先週の天気とは対象的に、心地よい日差しが朝から照りつけます。

「お!?」
朝からインストルメントパネルが華やかやぁ~(能天気)。
なにかの拍子で時々点灯する「ASC+サイドブレーキ+ABS」3点セット。
E46モデルは、ABS辺りのスピードセンサー不良がポピュラー(笑)ですが、
走っていていつの間にか消灯するので、今のトコ放置ですね。
・・やっぱり消えた(笑)。

幻想的な山々の朝靄を愛でつつ、九州道を北上。
一路第一集合場所の「めかりパーキングエリア」を目指します。

我がALPINA B3 3.3は、ちょっと気を使う走りでは大体12km/Lほどの高速燃費を表示します。
いろいろなシュチュエーションを、いつもと同じように走っていて、
オンボードコンピューターの燃費計は最近、トータルで1割増しの燃費「リッター8.7」
を映し出しています。
満タン法で計測するといつも0.5~0.6低い値をオンボードは示しているので、実質
9km/Lほどの実燃費で走っているようです。
一時期からエンジン&デフオイルを硬いものに入れ替えた為、0.5km/Lほど
低下した燃費が、ほぼ以前に近い値まで回復しています。
これは、このところ毎回B3に乗って走り出して「おっ!」と思う、
スーーっと抵抗なく滑るように進むフィーリング。
それは気のせいだったのではなく、確実に燃費として現れています。
これは最近の整備、4輪ともの「ハブベアリング交換」と「エンジンオイル5w-50」の
効果が大きいのだと思われます。
燃費とは、そのクルマにとっての大切な健康指数。
走行抵抗やエンジン&ミッション、そしてセンサー類の不具合により直結し左右される。
そしてそれがいつでもすぐに確認できるので、お手軽なのも良いですね。
とりあえず、あちらこちらの整備の実施は間違ってはなかったみたいです(笑)。
さて、そんなこんなを考えて走っていると「めかりP」に到着。

写真に残っている時間を見ると、1分後に福岡からの皆さん到着。

初対面の「BMW745i」の方を含め、いつもお世話になっている「Iさん」「ザックさん」
たちと和気藹々、緩い会話を楽しんだら・・・

出発!

クネクネの中国道を楽しく駆け抜け、直結する高速道路と見紛う高規格道路(70km/h制限)
小郡萩道路(おごおりはぎどうろ)の真新しいアスファルトのうえを進みます。
191号の山間から海沿いに続く快走路を、まだ交通量の少ない時間に楽しんだら・・
到着!
おぉ!1年ぶり!「ALPINA B11 3.5」国内にはわずか2台だそうです。

予定していた時間を1時間ほど(笑)短縮したので、となりのマリーナ公園で
宿泊の皆さんを待つことに。

ほどなくして、駐車場にぞくぞくと。
関東から「Silky6さん」関西から「ALPYさん」。
顔見知りの方々から、初対面の方まで、総勢12台が集まりました(壮観)。
その中にはなにやら凄まじいカメラをお持ちの方が・・・(壮観)。

silky6さんトコのホームページで確認したところ、スーパーカーフォトグラファー「悠佑さん」。
撮影を兼ね、同行されているみたいです。
そして、プロが撮る!集合写真!

を後ろから見た図。
皆さんで和気藹々、クルマ談義に花が咲きます。
それはそれはディープで楽しい時間です!
お昼前に、近くの「笠山」まで行ってみましょう!ということになり移動。
途中、汽水湖として名高い「明神池」の横を通ります。

ソメイヨシノは散っていましたが、八重桜のピンクが華やかに満開です。
12台の渋滞を誘発させない為、道の駅「萩しーまーと」に各自移動。

名所旧跡盛り沢山の萩、11:00には、もう沢山の観光客で賑わっています。
県外の、それもかなり遠くからのクルマも多く見受けられますね。

とてもお店で食べるのは無理。
食事もみんなバラバラで、各自お弁当を買い込みオープンデッキで食します。
まぁ、これも楽しいもの。
各々好きな場所で、晴天の中の景色を見ながら、楽しく会話しながらのランチです。
食後、駐車場脇でALPYさんに、「E24のB9とB10の違い」やマニュアルミッション
積み替え秘話(笑)、デフ在庫数(笑)、などディープすぎる会話が楽しすぎです(笑)。
現存把握、世界で100台を切るE32型B11。
「パーツがないんですよね~」と笑うALPYさんですが、知識と情報収集、そして
緻密な製図から始めるパーツ製作は、1台のB11を末永く幸せに走らせ続けることでしょうね。
「今特に欲しいクルマもないし(笑)」
整備して、乗って、駆け抜け、いつまでも色褪せない魅力を放つクルマ”ALPINA”。
本来の「シルキーシックス」とは、この時代のビッグシックスと言われるエンジン
だけに冠されたニックネーム。
その究極に位置するエンジンを更に磨きぬいた”ALPINA”。
そして完璧に手入れされ、更に進化の試行錯誤を怠らない努力と実施。
そりゃあ、乗るたびに「フォーーン(ゾクッ!)フフフ」となるのは当然ですよね(頷)。
さて、次の目的地へ!
ルートの確認で先導を仰せつかりましたが・・・

「おや!?」ALPY号に悠佑さん発見、これは先頭を走ってもらわねば!と思い、
「道簡単ですから!」と(笑)、先頭に。
本当に素晴らしい晴天の中、
飛び石傷を厭わぬ、男前な珠玉の名車たちと走れる幸せを、噛み締めます。
つづく