ここ最近、溜まりに溜まった
整備や塗装の記録整理をしております。
平成14年の末。
なぜかテールのアルピナデコレーションラインだけが、
色褪せてみすぼらしくなっていたので、仕事柄手っ取り早く「塗装」しました。
他の部位のラインは欠けてる部分もありますが光沢もあり、・・パッと見は(笑)綺麗です。
で、テール部。
なぜだろうか?(汗)
ラインの塗装などは、バイクのレストアでエアーブラシ等の特殊塗装を交え塗ることもあり、
直線、曲線、デザインされたラインなど数十年間塗装してきた経験があります。
テールのアルピナラインは、複雑なものと比べると難易度も低く問題なく塗装でいけるでしょう。
まずは慎重にボディに傷がつかないよう、デコラインを剥がします。
最初、少しだけ剥がして弱いシンナーで糊を取り、ラインの痕が残るか否かを調べます。
残るのであれば、全て綺麗にして、ノギスで隙間やラインの太さを採寸。
残らないのであれば、ラインを剥がす前に採寸しておきます。
いろいろな幅のマスキングテープで、ライン~ライン間の距離を全てマスキングしていき、
最後に塗るラインだけマスキングを剥がしたら、
フィニッシュ部も綺麗にマスキングします。
透き通った黄色のテープは伸縮するもので、
Rのきついラインも皺を寄せずにマスキングできます。
広めにマスキングしたら、荒目コンパウンド→脱脂→埃取り→塗装です。
サイドのラインに合わせ調色したゴールドを吹き、クリアーで仕上げます。
ナンバーで隠れるラインだけ綺麗だったので残し、調色でどの程度まで色味が合わせれるのか実験。
白いナンバーステー取り付け穴側が、元々のラインテープです。
メタリックの粒や光沢が近いシルバーを選び、黄色に赤、黒、マルーンなど入れたでしょうか、
目視でも、マクロレンズで撮ったものを拡大しても、その差はほぼなく塗ることができたようです。
2mm幅4本だけの単純なラインですが、部品脱着も含めると結構時間が掛かりましたね。
しかしとても見栄えが良くなり、大満足(笑)。
そしてミニのほうはと言いますと・・
マスターバック解剖。→サビ取り~オーバーホール
室内カーペット9枚、採寸(わたし)~裁断(奥様)。
・・・。
もうずいぶん前亡くなったじいちゃんは、ノコギリの目立て、自転車修理、刃物研ぎ、
機械工具修理など良くしていて、いつも楽しげでした。
子供の頃飽きずにそれを、ず~っと眺めていた思い出があります。
当時のそんな工具たちは数点、今もわたしの工具箱の隅で眠っています。
そう、myミニのコンセプトは、「修理可能なものは、修理して使う」。
幸い(笑)ミニは3台ありますし、当時からの部品はなにか「趣」があります。
知恵を働かせ部品修理や加工、流用などして、
まぁ無理はせずにですが、楽しんで仕上げていきたいと思っています。
Posted at 2015/01/27 18:46:09 | |
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