これ以上ないような、勿体無い天候の中

角島(つのしま)大橋界隈の景色を堪能しましたら、早めの昼食に向かいます。
道の駅「北浦街道 豊北(ほうほく)」

新鮮な海産物や出店が楽しめる道の駅で、到着11:00。
100台以上の駐車スペースがありますが、すでに混雑してます。
「ありゃ?飯も並ぶんやろうか?」と訝りつつ施設内レストラン「わくわく亭」へと・・・
「おぉ!」なかなかベストな時間帯に入れたようです、100名は優に座れるであろう店内、
誰一人食事をしている姿がありません(快感)。
さて注文は、ここで1番の人気メニューである「海鮮丼」。

刺身はぷりっぷりで、噛むほどに甘さが口の中に広がります。
密かに美味しい笊豆腐を、地元の甘めの醤油でいただき、
お代わり自由の「かじめ」入り味噌汁を啜ればそれはもう・・・(舌鼓
食べている最中には徐々に行列が出来始め、混雑しだす頃に食べ終わるという、
痛快で満腹満足な昼食となりました。
お腹も満たされ、実はわたし的にはここからが本番のお楽しみ。

海岸線を抜け、山のほうへほうへ(笑)。

心なしか、235クーペくんも笑っているようです。

2日前にM郎さんに伺った車体の寸法ですが、
※B3 3.3長さ4470mm幅1740mm高さ1395mm
※M235i長さ4470mm幅1775mm高さ1410mm
我がB3とほぼ同じサイズとなっておりそれは、M郎さんが以前乗っておられたB3Sも同様。
※B3 3.3ホイールベース2725mm 車重1530kg
※M235iホイールベース2690mm 車重1530kg
なるほど、同乗させていただいて似たフィーリングを感じるはずだ(頷)。
ただ、見た目は圧倒的にM235iクーペが大きく見えます。
大きく違うのは、エンジンの特性のみってことでしょうか。
ツインカムメカチューンストレート6-3300ccと、ツインカムツインターボ3000cc。
パワー&トルクはもちろん、M235iクーペ。
ただ面白いのはM郎さん曰く、高揚する躍動感は断然B3S、だそう。
それはそうでしょう、1度運転させていただいたB3S、我がB3-3.3とは圧倒的に
高回転の伸びが凄まじいのです(3.3から3.4に、ハイカム&タコ足&吸気改良)。
アルピナ社の”S”モデルは、最終形態を意味します。
「M郎さん、どういった感じの峠道が良いですか」

「中高速のコーナーを・・こう、ゆったり~と・・ね」とのことでしたので、
そんな感じの広域農道で、またまったり(笑)。
阿蘇や東北の楽しいお話を聞かせてもらいつつのこの天気、
いろいろな場所と頭の中でリンクし、思いを馳せます(笑)。
そういえば1年前お持ちになっていたこの本、「新・日本百名道」

20万キロ超走られたB3Sでも、随分と走破されたことと思います。
新たな道は新たな相棒と、四季折々の景色と共に綴られていかれることでしょうね。

M郎さんもおっしゃってましたが、BMWの進化は正常で圧倒的。
電子デバイスを駆使し、コンフォーとスポーツを両立させようとする執念には敬服です。
3000ccを使い加給機でクリーン&ハイパワーの両立を目指し、
緻密なコンピューター設定&空力で燃費向上(アイドリングストップもね)。

全体にマイルドかなぁ(B3Sと比べ)とおっしゃるM235iクーペ。
そこには究極のM、フラッグシップとなるM2の影が見え隠れする気もしますね。

そろそろ広島に向かわれる時間となりました。
名残惜しくも「楽しかった!」と言っていただいて、ほっとします。
静岡県からちょうど1000km。
不意に携帯にお名前が出て「どうしたんやろ!?」と思えば、嬉しい再会。
そして青い、うみ、そら、M235iクーペとB3と峠道。
アルピナB3を始終感慨深げに愛しそうに見つめておられたお姿が、とても印象に残ります。

「右ハンドルにまだ慣れないんですよねえ」と笑うM郎さん。
今回のツーリング、阿蘇や別府を周られ、全行程は3000km超えるくらいでしょうか。
メールをいただき無事到着されたようですね、お疲れ様でした。
慣らしも終わり、2台で駆け抜けた峠道は爽快痛快でした。

来年は阿蘇で蕎麦ですね(笑)!遠路ありがとうございました(伏)。