「あっ!ちゅう間やったねえ」
「早いね~」
未練がましくも何度も口に出す(笑)。
夕闇迫り、カラスの群れが寝床へと帰っていく。
もう家に帰らなければ、叱られる時間。
でももっともっと遊びたかった。
旅先の夕暮れには必ずいつも思い出す、子供の頃の切なさ。
今回は、至る所清々しくて、ドライビングも謳歌しまくった旅だった。
わたしにとっては、付加的要素の名所めぐりなども最高で、楽しめた。
万事最高!の旅の終わりは、いつもながら(笑)に、
後ろ髪を引かれ切なさが募る・・・・。
大人になって、世界も広がり、楽しめるレパートリーも大幅に増えた。
でもねやっぱり・・・帰らなければならないんだなあ(笑・・)。

コンビニの朝食を頬張りながら、

「このルートはもう一度、来なくては、なりますまいな(頷)」

と、ひとり、呟く。
帰路ももちろん一般道を使って。

ハイオクを満タンに。
しかしこのMINI R53は、凄く安定して速く、まったく疲れない。
このクルマでは2度目のロングドライブだったが、
BMW&クライスラー&社外品諸々(笑)製1600ccホットハッチ、
キャンプ用品も積載出来て(笑)、BMW ALPINA B3 3.3に並び、
旅の最高の相棒に仕上がってきたようだ(頷)。
今回のツーリングで更にツアラーとしての安定感を増しており、
確信も更に増した。
まだまだ手を入れていきたいと思い、
やはり「末永く付き合いたい名車だなあ」と。
3300ccNAエンジンFRでAT5速左ハンドル4ドアセダンのB3、
1600ccスーパーチャージャーFFでMT6速右ハンドル
3ドアハッチバックMINI クーパーSR53。
ま~ったく共通性のないシステムの2台だが、
それだからこそ、毎度の意識のリセットなども含め、とても楽しい。
排気量の大小、駆動方式の違いだろうが、過給機つきであっても。
オートマ、マニュアル、右に左、それぞれに味わいや趣があり、
個性として輝いていることのこの2台は素晴らしいと思える。
2→46→37→68→54→5→261→433→40→186→11→
186→307→191→西石見グリーンライン→14→315→310→344→
311→9→6→と、往路のお気に入りの道も含み結んで帰った。

「道の駅 舞ロードIC千代田」で地域のおいしそうなものを買い込む。
そのあと、イオンでもスパイスなどを仕入れ、

良いランチ場所を探しつつ、

美しい新緑の風景のなかを駆け抜けていく。

「雄鹿原高原スキー場」付近、
少し脇道に入ったところで、落ち着けそうな場所を発見。
自分で調理するのは初めて?な、「うど」。
アスパラとシイタケの海鮮スープ。

用水路と左は川が流れる、緑鮮やかな場所でうまいスープを啜る。

「ひゃ~~っ、最高やねえ!」

イタリアン風のおかずと・・・御赤飯(笑→旨)。
ユキノシタや、カンゾウなど野草も

わさわさ生えていて、ちぎっては口へ(笑)。
御店で食べるのも好きだけれど、
こういう食事は自由な感じがわくわくして、特に好きなんだなあ(笑)。

ずっと続く高原道路には、クルマもほんの極少しか走っておらず、快適。

路肩を示すデリネーターが雪の多い地域ということを示している。

いや、しかしホントにいい道だらけですねーっ!(笑
「道の駅 サンエイト美都」

冷たいアイスで体を冷やし、
気持ち良い風が通る木陰で、ちょっとうとうと。

広島県~島根県~山口県に入っても、快走路はどこまでもつづく(笑)。
そして福岡県に近づき、見知った道を通る。

関門トンネルを抜け、いつもの日暮れだ。

日常へと戻っていく。
今回の旅は、人生4度目の中国地方ツーリングだった。
過去、デリカで、CR-Xで、そしてシルビアで行っていて、
それぞれの思い出もあったが、ほぼ違う経路で走り、
新緑の快走路、キャンプに食にうさぎ(笑)にと、新鮮な驚き満載、
本当にいろいろと楽しめた、あっという間の3泊4日1265kmの旅であった。

またどこかを駆け抜けますよお~っ!
Posted at 2017/06/30 17:30:02 | |
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長距離ツーリング | 日記