いや~しかしぽかぽか天気になってきた(笑)。
コンビニで交換したYagiさんB3S号は、ALPINA社創業40周年の
アニバーサリーモデルという限定40台のスペシャルモデル。
そして、ALPINAの”S”はそのモデルの完成型を意味する。
わたしのいじくりまわした(笑)B3とは違う、ALPINA純正の
乗り味を堪能させていただく。
直線も、コーナーも、アンジュレーションも良く動く足で快適そのもの。
所謂ネコ足と呼ばれるALPINAマジックに、
「ああ、昔はこうだったなあ・・・」などと、感慨に耽るのであった。
足回りのキットはE46型B3は共通だと思うが、
エンジンは大きくてを入れられているS。
インテーク側のみALPINAチューンのカムシャフトを持つ我が3.3だが、
このSは両方ALPINAによって作られたハイリフトカムシャフトを持つ。
3299ccから3346ccと、47cc排気量アップされ、EXマニーホールドも
効率の良い物へと変更される。
このチューニングにより、高回転の伸びは明らかに別物に。
285ps・34.2kg・mから、315ps・36.9kg・mにパワーアップしている。
そしてわたしのB3は、BMWでの最後のアクセルワイヤーモデルで、
このSからは、コンピューター制御となり、パワーステアリングとともに、
かなり軽い操作タッチとなった為、軽快に走るイメージは更に強くなる。
中低速トルクのB3に、高回転に向け更に盛り上がるS、
といったフィーリングを感じ、それぞれの個性が面白い。
そんなこんなで登ってきた場所には、

730mほどの山の斜面に1,340枚もの棚田広がり、
谷合の地形も含め美しい「丸山千枚田」。
これは素晴らしい!
暫し見入ったのち、ちょっと下ってから散策しようとmaharinaさん。
いや~しかし、

我がB3はかっちょい~ねえ~~(笑・・頷)。
「走って良し!眺めて良し!」
生産からもう16年経過したクルマとは思えない新鮮さが、いつも、ある(笑)。
「あ~ここも最高だあ~」
皆さんも笑顔がキラキラ輝いて見え、掛け替えのない時間となった。

ストレスが、疲れが、毒素が(笑)、抜けていくようだあ~~っ(ほのぼの)。

ぽかぽか陽気にこの眺め、そして共に走る素敵な仲間たち・・・だ。
「最高!」と「いいねえ!」としか出てこないので、あった(笑)。
エアコンを下げ、上着を脱ぎ、窓を開け、爽快に走る歓び(笑)。
山間部を抜け、谷合を駆け抜け、西進。

「古道歩きの里 ちかつゆ」

わたしたち同席4人は、和歌山ラーメン。
ひとり、隣の席の家族と相席となったは、ri-co父さん。

本当の家族のように馴染んでいた。
御人柄だなあ(頷)。
食後のんびりしたら、
今度はri-co父さんのALPINAフラッグシップマシンB7に
乗せていただくことに。

コラムシフトに戸惑いながらも、最後尾よりゆっくり走り出す。

いや~内装もゴージャスですね(わたしのB3の倍以上の新車価格)。
「なるほどなるほど(頷)」
少し慣れた辺りでググッ!と踏む。
「おおっ!」
なんか黄色いランプが点滅しているが、気のせいだろう。
高いギアからホイルスピンなんて(笑・・・汗)。
しかも安定しすぎ(汗)ているので、挙動も凄く穏やかなのだ。
4398ccV型8気筒DOHCスーパーチャージャーエンジンにより、
500ps・71.4kg・mを絞り出し、2トンの巨体をものともせずに
加速するさまは痛快だ(汗)。
最高速300km/hを超える性能は、250km/hくらいのクルージング
なんて、朝飯前なものなのだろうな・・。
ALPINAらしく「グググッ!」とロールしてコナーをクリアしていくので、
慣れないわたしはコーナリングで遠慮がち。
直線になってから”グッ!”と踏むと痛快に怒涛の加速を開始する(汗)。
そして”あっ!”という間に先行車(我がB3)に追いつくのであった。
「あ~こりゃ麻薬のような加速だなあ・・・汗」
すべてに関して、我がB3の倍の魔力は強烈であった(汗)。
それはそうと・・・
かなり奥深くに入り込んでいるような・・・
「いやっ!このクルマでっ!・・汗」
「ほっ・・・通行止め・・」
いや~でも怖いもの見たさで行きたかったなあ・・・国道425号!
日本三大酷道のひとつ「死にGO!」こと国道425号線。
このツワモノたちならば、なんてことないのはわかっている。
が・・・だ、即席B7乗りでは絶対無理!だったろうな(汗)。
「いや~楽しかったです!」

と、B7をri-co父さんにお返しした。
さて、ここからもまだまだ駆け抜けて歓ぶのだ。

「高野龍神スカイライン」
アップダウンにヘヤピン、タイトコーナーに高速カーブ。
ここ1箇所で大満足の長いコースは走り応え満点だ!
雪解けの小川がところどころに現れ、積雪に運ばれてきた小石が
路面の至る所に散乱して、前走車が巻き上げ、
ひっきりなしに交換したばかりの(汗)フロントガラスを叩いているが、
アクセルは緩めないのだっ!(少し車間距離は取ったけども)
しかしここも爽快な場所だ。
「道の駅 ごまさんスカイタワー」

1300mほどのここは、まだ積雪の残る山々があり、
360度ビューの美しい眺めは圧巻だ。
のんびりと談笑したら、そろそろ帰路へ就く方々とのお別れのトキ。
御見送りがてらにスカイラインを高野山側へ。

「いや~綺麗だなあ・・」
峠を下り終えた高野山の駐車場で、名残惜しくも
Yagiさん、のり/さん、ri-co父さんとのお別れの御挨拶を交わす。
お世話になりました!
さてさて、まだまだ紀伊半島をしゃぶり尽くす所存の我々は、
もう一回(笑)、スカイラインを上って降り、本日の御宿へと
進路を取るのであった。

maharinaさん、あっ!という間に見えなくなるケレドモネ(汗)。

いや~今日も、素晴らしく充実した1日だったなあ・・。
走った走った(頷)。
つづく