ポルシェ ボクスターGTS、左MT。
2014年7月発注、10月生産、12月納車。
[概要]
Porsche Boxster GTS (981)
ボディタイプ: 2ドアオープン
ステアリング・ホイール・ポジション: 左
型式: ABA-981MA123
[寸法]
全長×全幅×全高: 4,405×1,800×1,270mm
ホイールベース: 2,475mm
トレッド(前/後): 1,525/1,540mm
最低地上高: 100mm
ラゲージ・ルーム容量(前/後): 150/130L
[重量・定員]
車両重量(車検証記載値): 1,360kg
前前軸重/後後軸重: 620kg/740kg(≒46:54)
定員: 2名
[性能]
最小回転半径: 5.2m
燃料消費率: 11.1km/L
パワー・ウェイト・レシオ: 5.60kg/kW〔4.12kg/ps〕
トルク・ウェイト・レシオ: 3.68kg/Nm〔36.1kg/kgm〕
最高速度: 281km/h
0–100km/h加速: 5.0秒
フレキシビリティ(80–120km/h加速): 6.7秒(MT5速)
空気抵抗係数(Cd): 0.32
[エンジン]
型式: MA123
種類: 水冷式ミッドシップ水平対向6気筒DOHC
総排気量: 3,436cc
ボア×ストローク: 97.0×77.5mm
圧縮比: 1:12.5
最高回転数: 7,800rpm
最高出力: 243kW〔330ps〕/6,700rpm
最大トルク: 370Nm〔37.7kgm〕/4,500-5,800rpm
バッテリー: 12V2100W70Ah
燃料/タンク容量: 無鉛プレミアム・ガソリン/64L
[駆動装置]
駆動方式: MR(ミッドシップ・エンジン、後輪駆動)
トランスミッション: 6速MT
変速比:
(1速/2速/3速/4速/5速/6速/後退)
3.307/1.950/1.407/1.133/0.950/0.813/3.000
最終減速比: 3.888
[操向装置]
ステアリング形式: ラック&ピニオン(バリアブル・レシオ、電動パワー・アシスト)
ステアリング比: 16.5:1~12.37:1
[緩衝装置]
前輪・後輪: マクファーソン・ストラット、コイル・スプリング
[制御装置]
前輪・後輪主ブレーキ形式:
対向4ピストン・モノブロック・キャリパー、クロスドリル・ベンチレーテッド・ディスク
ローター径・厚(前/後): 330・28/299・20mm
車両安定システム: PSM(ABS9.0含む)
駐車ブレーキ形式: 電子式
[タイヤ/ホイール]
タイヤ: (前)235/35ZR20、(後)265/35ZR20
ホイール: 20インチ・Carrera Sホイール、(前)8J×20 ET57、(後)9.5J×20 ET45
[価格]
車両本体: 885万円
オプション: 69万円
(プラチナペインテッドホイール・サテンマット、GTSコミュニケーションパッケージ、シートヒーター)
* * * * *
最初は素のボクスターを買って、MTで回して走ろうと思っていた。けれども、色々考え込んでは、あれこれとオプションを追加していった結果、とうとうボクスターSの価格を超えてしまった。
「そういえば試乗の時はSの方が良かったんだ」ということも思い出した。
…ボクスターSのパワーは素晴らしく魅力的なものだった。それは背後から身体全体を包み込むように響く、エンジンの音やパワーの出方の重々しさを伴いつつも、低く広く地をつかんで這い回るように動く車の、図太いトルク感や爆発的な加速感だったろうか。自分が何かこの世ならぬ異様な物に乗っていて、同時にそれがこの上なく魅力的で貴重な体験なのだということを、瞬時に身体が理解する…これこそ「ポルシェ」だ。
そんなわけでやむなく予算を組み直し、ボクスターSをベースにオプションを再検討すると、たちどころにその次のグレードのボクスターGTSの価格に達してしまった。というよりも、もしも今Sを買うなら、価格差の割にはパワーが15馬力上がり、さらにスポクロ、PASM、スポエギ、20インチ、フルレザー、その他色々と標準装備が豊富でお得なGTSを選ぶべきなのだ。
ポルシェの各GTSモデルに共通する、黒いフロント・エアロやライトやロゴなど、黒を基調としたデザインのこの車には、カタログ・カラーの赤のほかにも、明るい色のボディが似合うと感じた。コンフィギュレータであれこれ試してみて、これしかないと思ったのが、この白ボディ、黒幌、そして暗い色のホイールの組み合わせだ。
オプションは「モデル名エンブレムなし」(\ 0、リアがスッキリ)、「プラチナペインテッドホイール(サテンマット)」(\ 134,000、ボディの代わりにホイールを塗る)、「GTSコミュニケーションパッケージ」(\ 480,000、カーボン・トリムや赤いメーターやステッチがオシャレ)、「スモーキングパッケージ」(\ 0、禁煙車だがあれば便利)、「シートヒーター」(\ 76,000、冬のオープンに必須)で、計69万円。PTVとBoseは諦め、おもに内外装を飾るオプション選びとなった。
2018年7月、ケイマンGT4に乗り換えのため売却。26,689km。ポルシェの左MTの魅力に、自分を優しく導いてくれた車となった。