ポルシェ ケイマンGT4、左MT。
2016年7月初回登録の中古車、2018年7月購入時の走行距離約3,800km。
[概要]
Porsche Cayman GT4 (981)
ボディタイプ: 2ドアクーペ(ハッチ付)
ステアリング・ホイール・ポジション: 左
型式: ABA-981DBX
[寸法]
全長×全幅×全高: 4,438×1,817×1,266mm
ホイールベース: 2,484mm
トレッド(前/後): 1,539/1,533mm
最低地上高: 105mm
ラゲージ・ルーム容量(前/後): 150/184L
[重量・定員]
車両重量(車検証記載値): 1,370kg*
前前軸重/後後軸重: 610kg/760kg(≒44.5:55.5)
定員: 2名
*DIN:1,340kg
[性能]
最小回転半径: 5.2m
燃料消費率: 9.7km/L
パワー・ウェイト・レシオ(DIN): 4.74kg/kW〔3.48kg/ps〕
トルク・ウェイト・レシオ(DIN): 3.19kg/Nm〔31.31kg/kgm〕
最高速度: 295km/h
0–100km/h加速: 4.4秒
フレキシビリティ(80–120km/h加速): 5.5秒(5速)
空気抵抗係数(Cd): 0.32
[エンジン]
型式: MA1.24
種類: 水冷式ミッドシップ水平対向6気筒DOHC
総排気量: 3,800cc
ボア×ストローク: 102.0×77.5mm
圧縮比: 1:12.5
最高回転数: 7,800rpm
最高出力: 283kW〔385ps〕/7,400rpm
最大トルク: 420Nm〔42.8kgm〕/4,750-6,000rpm
オイル容量:10.1L
バッテリー: 12V 60Ah
燃料/タンク容量: 無鉛プレミアム・ガソリン/54L
[駆動装置]
駆動方式: MR(ミッドシップ・エンジン、後輪駆動)
トランスミッション: 6速MT、機械式LSD・PTV付
変速比:
(1速/2速/3速/4速/5速/6速/後退)
3.307/1.950/1.407/1.133/0.950/0.813/3.000
最終減速比: 3.888
クラッチ径:240mm
[操向装置]
ステアリング形式: ラック&ピニオン(バリアブル・レシオ、電動パワー・アシスト)
ステアリング比: 17.06:1~13.15:1
ステアリング径:360mm
[緩衝装置]
前輪/後輪: (前)911GT3式強化マクファーソン・ストラット、コイル・スプリング/(後)強化マクファーソン・ストラット、コイル・スプリング、アンチ・ロールバー
PASM(Porsche Active Suspension Management)
[制御装置]
前輪・後輪主ブレーキ形式: (前)対向6ピストン(後)対向4ピストン・アルミ・モノブロック・キャリパー、クロスドリルド・セラミック・ディスク
ローター径・厚(前/後): 410・36mm/390・32mm
車両安定システム: 2ステージ解除付きPSM(ABS9.0含む)
駐車ブレーキ形式: オートホールド付き電子式
[タイヤ/ホイール]
タイヤ: (前)245/35ZR20(91Y)、(後)295/30ZR20(101Y)
※納車時装着タイヤ:(前)245/35ZR20 91Y XL SP SPORT MAXX RACE N0、(後)295/30ZR20 101Y XL SP SPORT MAXX RACE N0
ホイール: 20インチGT4ホイール、(前)8.5J×20 RO 61、(後)11J×20 RO 50
[価格](新車時)
車両本体: 1064万円
オプション: 343.2万円
(キャララホワイト、ブラックレザー/アルカンターラインテリア、PDLS内蔵バイキセノンヘッドライト、アルミルック燃料タンクキャップ、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)、スポーツクロノパッケージ、コントラストカラースティッチ(レッド)、フルバケットシート、オートエアコン、フロアマット、カーボンインテリアパッケージ、センターコンソールトリム(カーボン仕上げ))
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きっかけは某みん友さんから「左MTのボクスターGTSを探している人がいる」というメールだった。それに加えて、その来春まで911の左MTの生産枠が取れないとわかったこと、好条件のケイマンGT4の左が出てきたこと、という三つの偶然が重なって、予想したこともなかった車に乗り換えることが決まった。
このGT4が「PCCBとバケットシート装備のフルオプション」とは聞いていたが、ボディが白だったり、内装が黒革に赤ステッチとカーボントリムだったりと、自分のボクスターGTSとまったく同じという偶然にも驚いた。「流れ」のようなものを感じた。
とはいえ、開く屋根と穏やかな乗り心地を失った代わりに、エンジンもボディも足もブレーキも挙動も…あらゆる性能面で2階級は特進したので、女房に「出世魚!」と言ってみたら、冷ややかに笑われた。けれども、彼女は大きなリヤウィングだけは気に入ってくれた。