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てっちゃん458のブログ一覧

2026年07月08日 イイね!

昔デモンストレーションしてた音


オーディオエキスポ2001のMJ無線と実験誌のイベントでデモした音です。
当時私は小幡大介と言うペンネームでMJ無線と実験誌に記事を執筆してた

音源は友人のオクタヴィアレコードの江崎友淑さんがチェコのプラハでDSD1 bitで録音したアレシュ ヴァールタのトッカータ&フーガの冒頭

MJ無線と実験誌のブースで解説および音質のデモンストレーションを実施

私はレコード会社であり音響機器製造会社勤務なので、イベントで再生する場合の『著作権』を考えてました。

当日の再生用機材はMJ無線と実験誌に製作記事を執筆した先生が自作した真空管アンプやスピーカーです。
機器のデモを行う先生が私が用意した音源を使わせて欲しいといきなり言われたけれどもお断りしました。

私以外の四名の講師さん達は、各々持参したCDを再生したのですが、試聴会に参加された方々はそれらの音質にご不満でした。

音源使用許可を頂くにあたって菓子折り持参で挨拶に行ったりしてました。

TV朝日のタモリ倶楽部内のオーディオ関連番組で紹介されているオクタヴィアレコード江崎友淑さんのお住まい。
動画開始約4分頃から説明が始まる『マイ電柱』は私がお話ししました。

その他江崎さんが録音に使ってた英国dCS社のADコンバーターユニット内の『初段のオペアンプを取り替える』とか、『High bit & High Sampling音源をUSBメモリで販売する』等を話してました。

ちなみにSACD規格黎明期に、『DVDオーディオ』という規格もあったのですが世界初発売のDVDオーディオ盤はオクタヴィアレコード社からリリースされました。
これも私が動いて日本コロムビアで制作したソフトウェアです。

2001年のイベントでDSD1bitデータをPCM44.1kHzに間引いて24bitのwaveファイル化したのでDVDオーディオ盤の音源制作は簡単なのです。

つまりDSD1bitΔΣのSACD音源をPCMの44.1kHz24bitの音源化するプロセスは、正に下記のAD変換ICと同じです。

現代のAD変換回路の解説は、この次
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★みんカラの記事★
YouTubeでPCMデジタルオーディオの仕組みを誤解してた人
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と言う表題で詳しく説明しています。
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もっと詳しいことを知りたい人は下記
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★みんカラの記事★
1998年9月頃超高域再生に拘る人々を啓蒙しようとしたけれど
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当時パソコンをオーディオ機器として高音質waveファイルを再生する為の「流体軸受ハードディスクトランスポートの製作」という製作記事を執筆してたので実機を持込んでデモしました。

この流体軸受ハードディスクは富士通の友人の植松君が関わっていた関係でMJ無線と実験誌で宣伝したのでした

上記のタカチ電機工業社製薄型アルミシャーシは、後に下記の様な高級パソコンに進化して行きました。

高級パソコンシャーシのデザインは、デンオンのDCD-S1に合わせました

実際に東京池袋の高級オーディオ販売店イケオンで試験販売しました



次の音源は1978年頃テレビ番組にも出演しているジャズボーカリストのマリア エヴァさん。
横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ小ホールでの録音。
録音エンジニアは、日本コロムビアのソフト技術本部在籍の猪口啓三さん。


当時デンオン商品企画部はコロムビア赤坂スタジオがあった本社ビル2階にあったが、ソフト技術本部も同フロアにあったのでいつも遊びに行ってた。

この音源もマリア エヴァさんの歌唱
六本木のうどん屋さん『つるとんたん』の巨大などんぶりでカレーうどんを啜っているのは、みんカラの車友達のえみりさん。67万円忘れてる?

フェラーリ458走行音とのMIXです
フジテレビの裏通りを走ってたらば


三番目の音源はサリナジョーンズです
1978年に六本木のJAZZBarミンゴスで生録しました。
当時私はデンオンのオーディオ機器の新入セールスマンだったが、先輩の松本さんと阿辻さんに生録の段取りをしてもらった。
こういうライブ演奏は、観客が盛り上げると名演奏になる。


録音した半年前にデンオンに入社してこの放送業務用オープンリールテープレコーダーDN-572RTを買うつもりで社員購入できますか?と尋ねたら、

定価¥70万円が¥120万円に値上げとの事で断念して、コレを社員購入した
2トラ38cmオープンDH-710F


この音源は原信夫とシャープス&フラッツの演奏です。

1976年に新宿歌舞伎町グランドキャバレーの営業開始前にバンドの練習として録音しました。

録音機は学生時代に購入のオープンリールテープデッキTEACのA6100

このA6100は、会社入社後に購入したデンオンDH-710Fを多用して邪魔になったので貸し出しました。
昭和52年頃、会社の上司の稲石さんの知り合いの女優の三ツ矢歌子さんのご子息が歌手デビューすることになり東京赤坂のコロムビア第一スタジオでオーディションを開催。
最初、十数人のディレクターが集まり当時流行していた太川陽介のルイルイを歌い出したが・・・
『もう少し練習すべきだよ。』との事でこのテープデッキを貸したのです。
その後、色々あってそのままに。

さて最後の録音は、会社の後輩の稗田浩君が所属していた慶應大学ライトミュージックソサエティ。


どうですか? 凄いでしょ?
このビッグバンドのドラムスは、後にCASIOPEAのドラマーになった神保彰

ね。凄いでしょ!
2026年07月08日 イイね!

1998年9月頃超高域再生に拘る人々を啓蒙しようとしたけれど


新規格を論議していた人々は現代量産実用化しているA/D変換ICがΔΣ変調を用いている事実を認識していなかった。

現代のA/D変換回路で出力されるPCM

SACD盤に記録されている周波数成分

SACDプレーヤーで超高域のノイズをちゃんとカットしないで垂れ流すと、

高価なスーパーツイーターが壊れるよ

このホーンツイーターを私が使ってた

日本コロムビア赤坂スタジオではこのスーパーツイーターが七台壊れた。

1998年ソニー本社で開催されたSACD発表会で『ΔΣ変調器の高域雑音を減衰させないとスーパーツイーターが壊れるよ!』と指摘した後に心臓病で入院する事になったので、こんな記事を書きました。

夢の次世代スーパーオーディオとしてDVD-Audioと SACD(スーパーオーディオCD)両規格の骨子が固まった。
規格統一された映像用DVDVideoと
異なり、スーパーオーディオ用光ディスクは互換性のない2方式が発売される見込みだ。このため来年発売を目指したデモンストレーションが活発化している。しかしこれまでのプレゼンテーションではディスク上に記録された量子化ビット数と標本化用波数は紹介されたが、音質の要であるA/D変換のプロセスについては、いまひとつ不明であった。そこで A/D変換器の仕組みを検討し、次世代スーパーオーディオの問題点について解説する。

長江・この手の企画記事は、某誌(ラジオ技術誌)のオハコだったのでは?(笑)
MJ:いきなりジャプですね。
技術をわかりやすく紹介することも大切なので記事企画しました。
小幡:長江さんはスーパーオーディオ音源収録機器やIC 回路に詳しいと聞いております。
長江:私は2方式の各陣営とは無関係です。今日は個人の立場で入手した情報を基にお話します
小幡:イケオンの試職金には業界関係者が登場することで有名です。
蓮見さんはハイエンド機器の動向に詳しいですね。
蓮見:ここ数年20万円以上のCDプレーヤーや DACユニットの販売が激減しています。新規格が速やかに決まらないと買い控えが生じます。
しかし新規格が決まればお客様がすぐに次世代機を購入するとも思えません。
重要なのは音質の良い次世代ソフトがたくさん出版されることと、次世代機で現行のCDソフトを再生したときでも音質が良いことが求められます。


家庭用スーパーオーディオの規格

小幡:映像メディアは DVD-Video ですが、この高密度光ディスクにスーパーオーディオを記録することになり。DVD-AudioVer.09(表1)と SACD(スーパーオーディオCD(表2)の各規格の骨子が固まりました。




MJ:本誌では1998年7月号で柴崎功先生にソニー/フィリップス障営が提唱している SACD を解説していただきました。DVD-Audioは、これから紹介してゆくととになると思います。
小幡:両陣営のコンセプトをまとめると下記内容になると思います。

① 直径 12cmの高密度光ディスク、
② 従来のCD(コンパクトディスクを超える高音質で、CDも再生可能なプレーヤーとする。
③2ch スーパーオーディオや6chサラウンド再生にも対応する。
④ 大量データをディスクに記録するために可逆圧縮”記録する。
⑤ CDへ変換する際の劣化を考慮して標本化開設数は44.1kHzの倍数(も)採用。
⑥厳重な著作権・違法コピー対策。

蓮見:どこが違うのですが?
小幡:違いがあるのはディスク上へ記録する標本化周波数と最子化ビット数くらいのものですね。
蓮見:発売はいつ頃ですが?
小橋:早ければ来春にも発売されるかもしれません。
長江:本当ですか?
蓮見:試作機が公開されてますが、まだ何か残っているのですか?


自然淘汰に任される規格統一

MJ:今回の次世代規格化には。一般の方でも意見を述べることができたのですね?
長江:日本オーディオ協会のADA懇話会やAA 懇話会に参加された方もおられました。
小幡:でも3万円程度の参加費を払う必要があったのでは?
長江:MJの前編集長も参加されていました。
MJ:今回提案された規格をみて。どのようにお思いになりますが?
長江:超高城を収録するためにメモリーを割り当て過ぎなのではないでしょうか?
蓮見:結局さまぎまな意見があって、異なる標本化周波数と無子化bit数になったようですね。
長江:議論の経緯は知りませんがノイズフロアが平坦であることを前提に論議しているように感じます。
MJ:今回は統一規格にならずに自然淘汰を持つようですね、
蓮見:自然淘汰といわれても購入者は迷惑を被ります。最近すぐにボシャってしまう規格が多すぎます。DVD-Video を一本化した時に仲が悪くなって勝手な規格を提案しているのでしょうか?
長江:子供の喧嘩ではあるまいし、そんなことはないと思います。
蓮見:市場規模は大さくないのに主導権を握ってライセンス料で儲けようとするはずはありませんよね。


デジタル符号の量と質

蓮見:リニア PCMでは量子化bit数でダイナミックレンジが決まり、標本化周波数で帯域が決まるのでしたね?
長江:ちょっと違うと思います。
蓮見:違うのですか?
MJ:スーパーオーディオのデモンストレーション会場でもその説明をしていますよ。
蓮見:光ディスク上に記録された情報量の大きさが音質の良さを表しているとも言っていました。
長江:情報量とは何ですか?
小幡:記録されたメモリー量とか伝送 bit レートのことだと思います。
長江:その数字は情報量ではないと思います。
蓮見:何故ですか?
長江:1bit A/D変換器をCDの約64倍の3,072MHzで標本化すると伝送 bitレートは 3.072Mbpsです。
標本化周波数を低くする回路で192kHz/24bitに間引いて出力すると伝送bitレートは 4.608Mbpsとなります、データ量は3,072Mbpsが4.062Mbpsに増えましたが、情報は増えましたか?
蓮見:標本化周波数を低くする回路とはどのような仕組みですが?
小幅:間引きフィルターのことです。
デシメーションフィルタともいいます
A/D 変換で得たサンプルの何個かを捨てると標本化間隔が広くなります。
間隔が広くなること。すなわち標本化周波数が低くなるということです。
長江:データをフィルターに通すと情報量が贈えるというのも変な話ですよね?(図1)

蓮見:そういわれればそうですね。
長江:DVD-Audio はリニア PCMで、SACD はDSD(ダイレクトストリームデジタル)と区別されてますので全く違う方式だと説明している方も多いですね。
小幡:その説明も怪しいですね。
4bitのビットストリームとか44.1kHz
/16bitでもノイズシューピングを掛けている例があります。
長江:リニア PCMとDSDピットストリームの違いとは何でしょうね。
小幡:その他。どのような解説をしてくれましたか?


高音質の決め手は広帯城再生

蓮見:広帯城録音再生が高音質の鍵だとおっしゃってました。
MJ:20kHa以上の超高城再生が研究されて 100kHzまで収録可能なマイクロフォンや100klzまで再生が可能なスーパートツイータが開発されてます。
中には超高城ノイズを付加するユニットもあります。
小幡:まさに超高域ブームですね。
蓮見:サンプリング周波数も年々高くなってますね。
長江:帯域を伸ばすことよりも帯域制限方法に音質変化要素があると思うのですが、皆さんはどのようにお考えになりますか!
蓮見:でもCD規格の標本化開設数441kHzでは問題があるのは間違いありませんよね?
小幡:標本化周波数が441kHzでは不足しているというのはどのように結験付けたのですか?
蓮見:私の耳で確認しました。
例えば1996年のオーディオフェアで
標本化周波数96kHzと 標本化周波数441kHz の比較試聴会がありました。



長江:あの時の96kHzと 44.1kHzは全く違う音でしたね。
蓮見:CD 規格化の際に20kHz以上は聴こえないという前提で標本化開設数を決めたので後に問題になったと聞いてます。
今度こそ聴感重視すべきです。


比較試の落とし穴

長江:その試期会には私も参加しました。許可を貰って写真を撮影しました(写真1)

小幡:DATにデジタル接続されたD/Aコンバータユニットは英国dCS社の業務用DACユニットのdCS-962で、

CDプレーヤーはパイオニアPD-T07Sですね。

長江:リアパネルを見ると、CDプレーヤーはデジタル接続ではありません。何を比較していたのでしょうか?


蓮見:各モデルのアナログ場子の音を比較していたわけですか?
長江:はい。しかも音源制作用A/D変換器も違うそうです。
小幡:それではフォーマットの比較にはなりません。
蓮見:お客線相手の試聴会では厳密さが求められます。比較試聴の目的は何だったのでしょうか?
小幡:「はじめに 96kHzありき」だったのでしょうか?
長江:一般の方を招いて「441kHz/16bitはこんなにひどい音です」というのはやめて欲しいです。
小幡:でも1996年のエレショーでは同じメーカーのD/Aコンバーターユニットを使い厳密な比較をしてました。
蓮見:同じdCS社のモデルでした。
小幡:ハイサンプリング機がdCS952で通常のサンプリング機はdCS-950でした。

長江:96klzは「サラッとした音のOP アンプであるリニアテクノロジー社の
LT-1028」で

44.1kHzは「しっかりしたアナログデバイセズ AD-797らしい音でしたね。

小種:どういう意味ですか?
蓮見:ひょっとするとdCSの姉妹機でOPアンプが違うのですか?
長江:そうです。オペアンプが違うので音質が違います。
フォーマット比較時には、同一会社の姉妹モデルでも基板上のオペアンプの違いにも気をつけましょう。
自分の耳で比較して結論づける姿勢は賛成です。ただし何を比較したのかがポイントです。


デモ音源制作に用いたA/D変換回路

MJ:1998年4月22日に DVD-Audio Ver, 09の技術説明会が早稲田大学で開催されました。
比較試聴会ではありませんでしたが、標本化周波数や量子化 bit数はバリエーションに富んでました。
小幡:96Hz/24ltに始まり、新たに加わった 192kHz/24bit のデモンストレーションをしてました。
長江:早稲田大学での192Hz24bit
DVD-Audio デモ音源は英国dCS社製A/D変換コニットであるdCS-904が用いられ、96kHz/24bit 音源も同社のdCS-902が用いられたとの事です。96kHz/16bitはパーブラウン社の4倍オーバーサンプリング逐次比較18bit
A/D変換器を1/2デシメーションして得た 96kHz/16bitだったそうです。
小幡:懐かしい回路ですね。
長江:20kHz以上のS/Nはデルタシグマ型のdCSより良好なのでは?
蓮見:192kHzの音源は今までの4
倍速で、96kHzは倍速でサンプリングしているわけですね。
長江:いいえ。4倍速や倍達ではなく従来と同じサンプリング周波数です。MJ誌の1994年8月号で楽崎功先生がdCSのA/D 変換回路を紹介してます(図2)

小幡:記事によると標本化関設数は6.144MHzとのことです。
長江:輸入商社では、dCS-902 から標本化周波数が3,072MH※になり、5bitΔΣ型になったといっていましたが定かではありません。
どちもにしても間引きレートを変えて 48kHzや96kHzや192kHzを出力する巧妙な回路のようですね。
小幡:なるほどフロントエンドの標本化周波数はいつも一定速なのですね。ということは音声入力部のアナログLPF が軽くなったり、パーセバルの定理で量子化ノイズが広い範囲に分布することによるDレンジ向上は期待できませんね(図3)、

蓮見:ハイサンプリング「出力」の目的は何なのでしょうか?
長江:フロントエンド部のΔΣ変調器をノーマル時の4倍速とするのは全面的な設計変更が必要です。
約20MHzで動く5 bitΔΣ型変調器を作るのは大変です。
信頼性のある回路で安定動作する機器を市場の要求に応えて供給するのがトップシェアを確保する秘訣だと思います。
小幡:定評ある A/D 変換回路の間引きレートを変更して 192kHz/24bit 出力を得たので無理なく実現できたのですね。
長江:輸入商社でも192kHz/24bit時は従来の4倍速で標本化しているわけではないといってました。
蓮見:良くわからないのでAID変換のしくみを説明していただけないでしょうか。


オーバーサンプリング

小幡:では(図4)を見てください。

蓮見:オーバーサンプリングはアナログ LPF が軽くなりますね?
長江:その通りです。最近のA/D変換回路はCDの64倍や128倍の標本化周故数でオーパーサンプリングしていますからアナログ LPF は1次~2次程度に軽くなりました。
蓮見:あぁ良かった!やっと正解。
小幡:図4をみると量子化ノイズの分布も広がっています。

蓮見:量子化ノイズとは?
小幡:本来アナログだった波形をA/D→D/A 変換した際に生じた歪み成分の集まりです。
長江:ノイズでもあり歪みでもあります。
MJ:なるほど、量子化 bit数を増しても標本化周波数を速くしても量子化ノイズは低くなるということですね。
小幡:量子化ノイズの総パワーレベルは同じですが、標本化周波数を高くすると広い帯域に分布します。

その後でデシメーションフィルターで標本化周波数を下げて再生帯域を制限するとDレンジは向上します(図4)、

蓮見:bit数がDレンジを決めて標本化周波数で帯域が決まるのではないというのはそういう事だったわけですね。
小幡・原理的には標本化周波数を3GHz程度にすると1bitでも約100dBのDレンジが得られます。
現時点では 3GHzでは動かないのでΔΣ型変調器を用いて20kHz以内の帯域の量子化雑音を20kHz以上の帯域に寄せ集める事でS/Nを確保しているのです。


ΔΣ変調のしくみ

長江:デルタシグマ変調回路は1960年代に早稲田大学理工学部大学院生だった安田晴彦氏が考案しました。

小幡:ΔΣ変調器を用いると、本来ならばフラットな量子化ノイズの分布形状に傾斜が付きます。
ΔΣ変調器はノイズシェーピングとも言います。
量子化ノイズは20Hz以上に押しやられます。
96kHzとか192kH zなどのハイサンプリングで標本化した後にデシメーションフィルターで441kHzの標本化周波数に間引くと、20kHz以上の帯域に寄せ集められた量子化ノイズがカットされます。
長江:中には量子化ノイズをそのまま出力する「ハイサンプリング出力」A/D変換回路もあります。
小幡:本当のハイサンプリングであれば標本化周波数が速くなって量子化ノイズはもっと高城に押しやられるはずです(図3)。

蓮見:20kHz以上のノイズが多いΣΔ変調器から40klIzや80kHzを出力すると高城「ゴミ」はどうなりますが?
小幡:そのまま出ます(図2)

蓮見:普通。音楽の超高城成分は低いレベルですが最子化ノイメにマスキングされませんか?
小幡:15kHz以上の耳の感度は低いので大量のノイズでも糖こえないと思います(図5)。
長江:ソニーのSBMの様に44.1kHzの中でノイズシューピングを掛けて聴感S/Nを稼いでいるCDもあります。
蓮見:早稲田大学のデモンストレーションでも量子化ノイズはこえなかったのではないでしょうか
小幡:マスキングなのか。そもそも聴こえない帯域だったのか…?


リアルハイサンプリング

MJ:dCS の他には96kHz/24bit録音には、どのような回路が使われているのですが。
長江:ノーマルの倍速で動作する96k
Hz/24bitA/D変換ICもあります。

20k~40kHz帯域のS/Nは良好です
小幡:高城S/Nにこだわる場合は通過帯城内での高S/N化が必要ですね。
長江:早稲田大学のデモには間に合わなかったようです。
蓮見:部品の供給が間に合わなかったのでしょうか?
長江:パソコンも同様ですが倍速動作では冷却する必要があります。
小橋:熱が問題になるわけですね。
蓮見:さすが24bitにもなると冷却しないといけないわけですね。
長江:そうではなくて冷やさないと1Cが壊れるそうです。(笑)
一同:えっ?何ですかそれ?


SACD (DSD)のA/D変換回路

MJ:さて一方のSACD のデキは1998
年3月19日に東京・池袋のプリンスホテルで開催されました。
蓮見:SACDにはDSDという方式が使われているのでしたね。
小橋:DSD とは1bitΣΔ型A/D変換出力にデシメーションフィルターを酒さず記録し、

再生時にアナログ LPEを通すだけで音になるというシステムです。

これは早稲田大学の山崎先生が提唱している高速標本化 1bit ΣΔ変調記録方式です。
長江:早稲田大学の高速橋本化1bit ΣΔ変換器は図6のような7次特性ですが、

ソニーフィリップスのDSDの方は図7のような5次特性ではないか?と推定しています。

山崎先生の高速標本化1bt方式はエンファシスを使い標本化周波数も48kHzの倍数でしたが今は44.1kHzの倍数になっているかもしれません
小幡:つまり1bitΣΔ変調回時はソニーと早替田大学では異なるということですね。
長江:はい、基本的なアイデアは山崎先生の高速標本化1bitΣΔ変調録音システムと同じです。
私は何故ソニーとフィリップスがこの高速1bt 方式に目をつけたのか、とても興味があります。
(と言うか内緒の話ですが、次世代スーパーオーディオの規格に関してオランダのフィリップス社のガルさんと世界初の実用PCM録音機を駆使して欧州でのデジタル録音を実施していた日本コロムビアの穴澤建明氏が会っていたことを知ってます。当時の穴澤さんの部下だったNさんが早稲田大学の高速標本化1bit方式と、当時市販されていた旭化成マイクロシステムズ社のAK-5390と言う44.1kHz/20bit出力のICの8番と21番ピンから1bitDSD信号を得られる事も報告したのを知っています。





小幡:誰かがこのA/D 変換方式を提案したのかるしれませんね。
長江:DSD は従来のA/D 変換方式と全く造う新方式と誤解するからしれませんが。 DATやMDに搭載されている A/D変族 ICの前半部分を使います。
従って部品その物は量産されてます。
小幡:A/D変換IC後半のデシメーションフィルターを通せば、いわゆるマルチピットになるわけですね
蓮見:という事はDSD信号をDVD-Audioの符号に変換する事もできるわけですね(国8)。

小幡:はい。出力 bit数はフィルターを通せば何bitにもなります。
長江:ひとつのマスター音源が様々なフォーマットになる点がレコード会社にとって魅力的です。
特に標本化周波数をCDの44.1Hlzの倍数としたことがソニーの功績だと思います。
小幡:数学製争をする朝合も32bitや
64bitにもなりますから、DSD方式で収録しておけば良い訳です。
長江:いっそのこと1.4MHz/100万 bitにしてはいかがですが?(笑)
蓮見:そうか!DVD-Audioでいっている標本化周波数や量子化bit 数というのは、単にデジタルフィルターから何 bit で出すが?ということですね!
小幡:ディザというテクニックもあることですし。デジタルICの出力 bit 数とか標本化周波数にこだわるのはあまり意味がないと思います。
長江:こだわるべきは、高速標本化1bitΣΔ変調回路の出来映えの方なのですが。


フィルターの従属接続による演算誤差

小幡:この数字はCDプレーヤーのデジタルフィルターと似ています。
8fs/ 20bitと同様、数字を大きくしても音源の音質性能が向上するわけではないのです。
長江:DAT に搭載されている相化成のA/D変換 IC Iに、AK-5326という 16bit出力のICがあります。
姉妹モデルには AK-5328という18
bit出力ICがありますが、Dレンジが18bit になるわけではありません。
MJ:でも多bit出力にするとフィルターの演算誤差が少なくなるのではないですか?
小幡:フィルター内部回路で誤差が出ては意味がありません。
MJ:フィルターが従属接続されるたびに肩特性がゆるくなるそうですね。
長江:フィルターの従属接続の間題は肩時性よりも。阻止帯域の減衰特性が平組でなく凸凹になるとか、段間のデータ受け渡しの際に誤差の切り捨てで誤差が出ることです。
この話もCDプレーヤー内のデジタルフィルターと同じです。
CDプレーヤーのデジタルフィルターは、入力信号を2倍→4倍→8倍という様に3段階で補問します。フィルタの多段従属接続は聴感に効くのかもしれません。
MJ:ソニーはデシメーションする時に演算誤造を回避する為にSBM ダイレクトという技術を開発したそうですね(図9)。


小幡:今度の話は A/D変換回路のデシメーションフィルターの話です。
長江:これは 2.8224MHz/1 hit個号を32768TAPものフィルターで一気に441kHzにダウンサンプリングし、その24bitデータをSBM 特性用のデジタルΣΔ変調を掛けて聴感感度が高い帯域のノイズフロアを稼ぐという仕組みです。

小幡:2MHzは音源は友人のオクタヴィアレコードの江崎友淑さんがチェコのプラハでDSD1 bitで録音したアレシュ ヴァールタのトッカータ&フーガの冒頭

MJ:今のA/D 変換はすべて多段従属接続なのですが?
長江:いいえ。18bit 出力の4096TAPフィルターや、204STAPの20bit出力A/D交換ICも量産中です。
ところでサラウンド音声は映像と一緒に用いる可能性があります。映画の5.1chマスターは48kHzですから 48kHzの倍数にすべきだと思いますが実際はどうなるのですが?
小幅:44.1kHzベースの標本化周波数をチョイスするとハリウッドから文句が来るかもしれませんね。


夢か現実か? 200kHz再生

MJ:DSDで100klzまでの収録等生が可能になりましたね。
蓮見:波形再現性から考えると標本化周波数を高くするのは意味があると温います。DSDの技術紹介でも10kHz矩形波を用いて説明してます。
小幡:「10kHzの節形彼はCDの標本化周波数44.1kHzでは正弦波になる。
DVD-Videoの 96kHzでも正弦波に近づいてしまう。
しかし標本化周波数が28224MHzの
DSDでは10kHz矩形波再生が可能となる」という説明です。
長江・以前はもっと珍んでいましたが最近は鉛筆で書いたようにS/Nが改善していますね。(笑)

MJ:SACDの100kHz再生が影響してDVD-Audio に 192kHzが加わったといわれていますね。
長江:DSDの場合、再生帯域は再生側アナログ LPE カットオフ周波数によって決まりますから200kHz再生にも対応できますよ。
小幡:ディスクには一応1.4MHzまで収録されているわけですね。
深見:SACDが200kHz再生をアピールした時、DVD-Audioは384kHz/24
bitモードが登場するのでしょうか?
MJ:インターフェースの規格を追加しなければいけませんね。
蓮見:96kHz対応DACがやっと出てきて、これから 192kHzだというのにまた規格変更ですか!
小幡:プレーヤー内部の伝送 bitレートが 2チャンネルで9.6Mipsまでと
されていたはずです。18.432Mbps
もありますから384kHz/24bitは
無理ですね。


光ディスクに記録されたもの

小橋:24bitの性能に過かに及ばないデータを 24bit出力のデシメーションフィルターに通すと24bitA/D変換回路に化けるようですが実際の性能は?
長江:帯域幅を20kHzにするか、40kHzなのか、はたまた 300kHzにするのかによります。
小種:音楽のハーモニックス成分は存在していても振幅が大きくないわけですから、その帯域に20bitものメモリーを割り当てるのは無駄使いではありませんか?
長江:高音質ディスクに、あまり長時間収録すると著作権料だけで膨大な価格になになります。ですから約80分程度を収録するわけです。
小種:性能の伴うリーズナブルな無駄使いをして欲しいものですね。
長江:20kHz以上に記録容量をわり当て過ぎたために、光ディスク上のメモリーが不足して可逆圧縮を導入するというのも本末転倒です。
メモリーは聴感感度の高い帯域に割り当てるべきだと思います。
蓮見:早都田大学でのデモ音源は、
20kHz以上の帯城では何割が量子化雑音で、何割が音楽のハーモニックス成分だったのですか?
長江:A/D変換器の出来映えによりますが、99%以上が量子化雑音だとしても聴こえなかったわけです。


FFT測定器でのロレンジ論議

長江:とある高性能1bitA/D変換ICの2.8224MHz出力信号を100kHzのアナログLPFに通すと図10のスペクトラムになります。
小幡:かなり大きな量子化ノイズが残留しているのですね。
長江:でもこれがなかなか良い音がします。大振幅ノイズが含まれていても全然うるさくあかません。
小幡:忠実な波形再現というのが滑稽に思える凄い波形ですね。
長江:デジタルフィルターを使えばノイズはきっちり除去出来ます。(図11)
小幡:アナログLPFでは遮断特性は急峻になりませんね。
蓮見:大振幅の高城ノイズが含まれていた方が良い音だというのは。一体どうゆうことでしょうか?
長江:高域成分が含まれているから良い音なのではなくて、高域をカットする時に音質が劣化するわけです。
AD→DAを行う際に有限語長のデジタルフィルターが何段も従属接続されていることが問題です。語長の切り捨てや演算誤差などは、あくまでも聴感感度の高い帯域で効いてきます。
アナログLPFには語長の切り捨てでの演算誤差はありませんので演算誤差発生時の歪は生じません。
小幡:10kHzの矩形波をオシロスコープで見ると、オーディオマニアの方の中には顔をしかめる人もいるかもしれませんね。
蓮見:これはど大きをノイズでも聴こえないということは、どういう事でしょうか?20kHz以上に記録された音は量子化ノイズだったのか音楽の成分だったのか?
長江:聴こえたか?感じたか?気持ち良かったか?は個人の主観なので分かりませんが、少なくとも高い周波数帯域にはDレンジが必要ではないことが証明されたことになります。
小幡:ある高速標本化1bit方式の説明会で技術者が「わが社のA/D変換回路はFFT測定の結果、こんなに高性能なのがわかりました。」と熱弁を振るってましたよ。
長江:「我が社」ですか?早稲田大学の7次特性の変調回路なのではありませんか?(図6)
小幡:「FFTは何ポイントですか?」とお尋ねしました。
質問趣旨の「FFTはポイント数を多くすれば、その1kHz以外のノイズが低く見えるのでDレンジがどのくらいあるとはわからないはず」という指摘はわかっていただけなかったようです。


ΣΔ型A/D変換器のトレンド

長江:ところで最近ΣΔ型のA/D変換回路で 1bitのものが少なくなっているのはご存じですか?
小幡:えっ?そうなのですが?
長江:この理由は2レベル(1 bit)だとディザを用いる事が出来ない事でΣΔ変調器のループフィルターが発振したり、高次ΣΔ変調器が必要なので帯域外量子化ノイズが大きくなるためなのだそうです。
MJ:ということは高性能A/D変換国路の主流はマルチビットΣΔ型に向かっているわけですね。
長江:その通りです。マルチピットΣΔ自体は今から15年前に発表されて実用化されていますが。日本のA社旭化成マイクロシステムズも、米国のA社アナログデバイセズ、B社バーブラウン、C社シーラスロジック社でも同様にマルチビットΣΔ型変調器になっています。
高次のΣΔ変調器であると20MHz以上のノイズが大きくなってしまうので、S/N確保のためマルチピットΣΔ型に向かっています。
小幅:ただしマルチビットΣΔ型ならば何でも良いわけではありません
ループフィルターの設計が秀逸でいかに安定しているかが重要です
長江:はい。その通りです。オフセットを入れると発振してしまい「ピー」と言う音が出ないことがポイントです。
蓮見:DSD 用の1bit A/D変換器はどうするのですが?
長江:さあ?従来のICを使うか早稲田大学の回路をIC化するか、全く新しいアーキテクチャーで開発するかが必要ですが、従来のICを使っても周波数特性を欲張らなければ素術らしい音質となります。


糖こえないノイズにも注意

長江:FFTの測定図を示して「わが社の開発した A/D変換回路は、こんなに高性能です」とおっしゃる場合、「その優れたダイナミックレンジを体験したいのでラベルのボレロの冒頭部分を大きな音で聴かせてください」とリクエストしてはいかがでしょうか?

小橋:これはディザなしのCDで問題となる微小レベルでの量子化ノイズを試験するのですね?
長江:ええ。確かに量子化ノイズの試験ですが、スーパーツイーターの安全確認が主目的です。
小橋:は?
長江:最子化ノイズの遮断が不十分な場合は悲劇が訪れるかも?
MJ:おっしゃっていることがよくわからないのですけど?
長江:最近のスーパーツイーターは 100kHzまで再生可能ですよね?
聴こえないと思ってアンプのボリュームを上げるとツイーターのポイスコイルが溶けませんか?
一同:なるほど!
蓮見:壊れたらどうしてくれるのですが?一台80万円もするスーパーツイーターもありますよ!
長江:再生側LPF の遮断特性はツイーターが壊れない特性にすべきです。
周波数特性を欲張らない方が良いと思います。。
小幡:「基子化ノイズは再生時にどの程度抑制すべさか」とか、「どのようなアナログLPF回路が必要か」などの検計が必要ですね。
MJ:いろいろなフィルター回路も考えられますね。パッシブLC型、アクティブLPEとか。
長江:コイルの非線形に注意。OP アンプのTIM歪に注意
MJ:スーパーオーディオは、スーバーアナログフィルターですね。
長江:LPF のカットオフ周波数を100kHzまで伸ばすよりも30kHzあたりから緩やかに減衰させた方が良い結果が得られます。
蓮見:でも良く考えてみるとSACD 6 DVD-Audio 6,生録のように編集せずに出版されることはないのではありませんか?
長江:あっ!そういえばそうです!
小橋:編集機の演算誤差による歪みが加わります。量子化ノイズも編集機でカットするかもしれない。
長江:量子化ノイズをカットすると録音→再生特性は 100kHzにはなりませんが寂しくないですか?


今後の課題

小後:新規格策定の際は「情報量の大きな A/D 変換回路」と「デジタル編集機の演算誤差に関するビジョン」も必要ですね。
長江:そろそろ広帯域再生の効果を検証すべきです。どこまでの帯域を再生するべきかとか音質劣化の少ない帯域制限回路の検討をすべきです。
実際のA/D変換回路を考えずに数字競争したり、ムードで周波数帯域を議論するのは問題です。
蓮見:我々が自信を持って勧められる統一現格をお願いします。
少なくとも大きな音で聴いてもスーパートタイーターが壊れない安心できる規格をお願いします。
MJ:本日は長時間、どうもありがとうございました。


小幡大介:
東京都出身,43歳。
TEDDIGITAL主宰。
国際コンサルタント。

長江哲也:
東京都出身、43歳.
某オーディオ機器ソフト会社勤務、
現在はマルチメディア部門在籍:
元オーディオ機器の商品企画に従事。世界各国の半導体メーカーやオーディオ機器メーカーとも交流がある。

蓮見寿:
東京都出身、45歳・
東京・池袋のハイエンドオーディオショップ「イケオン」勤務。
毎週金曜のハイエンドオーディオ機器試聴会は業界で有名。
すでに1998年8月で380回の試聴会が開催された。

1)可逆圧縮:AC-3やATRAC,MPEG とは異なり、圧縮されたデータを展開すると元と同じデータに戻る。












https://minkara.carview.co.jp/userid/2252957/blog/48638946/

その後、超高域再生に拘る人々がこんな事をアピールしてるので書いてます


Posted at 2024/02/20 16:51:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味のハイエンドオーディオ | ビジネス/学習
2026年07月08日 イイね!

音響 デノンの人はAL32の目的効果を理解していない。









今もデノンアメリカのホームページで間違った解説動画が公開されてます。

00:06:52_ALPHA processing explained






























2026年07月08日 イイね!

HA1000はパクリだ!FET入力でインプットコンデンサレス回路のMCヘッドアンプを設計部長の岡本さんに提案した新入社員

昭和52年4月。ココは日本コロムビア株式会社の川崎工場建屋の一室です。


日本コロムビアと言う会社はちょっと変わった企業でした。
美空ひばりさんとか都はるみさんとか石川さゆりさん、榊原郁恵さんなどの

歌手が歌う演奏をスタジオで録音・編集して、その音源をカッティングしてレコード盤にプレスするソフトウェア制作部門と

それらのレコード盤を再生するための音響機器を企画・設計・製造・販売するハードウェア部門が一つの会社の中にある形態。

新入社員16人が集められてデンオンの新製品についての説明会オリエンテーションが開催されています。

昭和52年入社の新入社員に対して、川崎工場の第一設計部長の岡本さんがHA1000の初段トランジスタをパラレル化することで高S/Nを実現したと自慢げに説明するもんだから意地悪な指摘をした。

実はこの16名の新入社員は、レコードディレクターになる人や売り出されるレコードを販売店に仕入れて貰う営業マン、それから赤坂録音スタジオにて使用されるPCM録音機の開発者等、ソフトウェア部門の人達が半数。

残りの半数はオーディオ機器を設計業務に従事する者、そしてオーディオ製品を販売店に営業する全部門の人。

オーディオ機器の設計部に配属予定の人はこんな自作オーディオマニアは居ませんでした。(電機部門の営業マン志望の文系大学出身者の1名を除いて)

コレが岡本さんご自慢のHA1000回路

🔳新入社員てっちゃん🔳
『岡本さん。(設計部長をさん呼び笑)
ヤマハも初段トランジスタをパラって高S/Nをアピールしてますけどバイポーラトランジスタのベース入力だから初段は電解コンデンサでカートリッジの信号を受けてます。』

『電解コンデンサで受けているこの部分で音が劣化してるんじゃないですか?』

『トランジスタの並列接続はパラレル数を増していってもS/N比の改善効果は限界に達するし、そもそもMCカートリッジ用ヘッドアンプの電源をOFFにした時、電解コンデンサからMCカートリッジへ電流が流れます。』

デンオンDL-103の十字形アマチュア

パーマロイなので帯磁しないのか心配

ちなみにDL-103はデノンが開発したと言っている昭和55年入社の詐欺師が居る。DL-103を開発したのは当時砧にあったNHK技術研究所の山本武夫氏なのにデノンが開発したと言ってる。
そしてコイツらは世界で初めてPCMデジタル録音したのはデノンと言っている。世界初のデジタル録音をしたのはNHK技研の中島さんと林さんなのにこう言う出鱈目を書いて恥ずかしく無いのか?

さてHA-1000の話に戻る。

『こう言う技術的な課題を検討せずに、ヤマハのMCヘッドアンプと同様に、トランジスタ並列数を増やしてヤマハよりもS/N比を向上させましたと言うモノマネ後追い発想が、商品企画的に間違ってるんじゃないですか?』

『MCヘッドアンプの商品企画をするならば、単にS/N数値を競うよりも音質を考えてMCヘッドアンプの初段デバイスは高入力インピーダンスでカップリングコンデンサレスのFET差動入力回路とすべきです!』

文系大学を卒業して東証1部上場企業日本コロムビア株式会社に潜り込んだ自作オーディオヲタクのペーペーの新入社員の若造が1910年から脈々と続く川崎工場の巨匠の誉高い設計部長に対して毒を吐いた瞬間でした。

当時、秋田大学教育学部の金田明彦氏のDCアンプを自作してた某大学経営学部出身の意地悪てっちゃんは、こんな自作アンプを作ってました。

おっとスピーカーもこんなのを自作。
音研製作ホーンSPとアルテック製の38cmを自作箱で自作LC回路で組む
某雑誌のヲタク度の影響が感じられる

音研製作のシナ材ランバーコア砂入ホーンSC500Woodと

ミッドレンジドライバOS-500MT、

そしてツイータのOS-5000Tを

港区霞町の小泉永次朗氏のマンションに買いに行った時に指の指紋がない理由を説明してくれた事が懐かしい。

ALTECの416-8Aはアフリカコンゴの紛争によって希少金属のコバルトが不足してしまったのでフェライト磁石になってしまった。当時、秋葉原駅前のテレオン一号店の大矢店長にアルニコ磁石のはありませんか?と尋ねたら、五階事務所の渋谷部長が『あるよ。』と言われて即ご購入。

買ってから、余りに重いのでタクシーで帰宅したのも懐かしい。この数年後、テレオンの営業担当になって鈴木七之丞社長とカートリッジの商談をしてたのも思い出した。

LCネットワークは秋葉原の九州電機で1.6mm径のホルマル銅線を買って五円玉14枚を重ねたボビンに手巻した
コンデンサはラジオセンターでジャンク品のオイルコンデンサで作った。
アッテネーターはラックス製。
想い出しつつ書いてたら正にヲタク。

このオリエンテーションでMC用ヘッドアンプの初段はFETの差動回路で受けて入力はカップリングコンデンサレスにすべきですと言ったらば翌年昭和53年9月にHA500というヘッドアンプが発売されました。笑


HA500はFET差動入力カップリングコンデンサレスの回路によって高評価を得て昭和60年迄長きにわたって販売されました。

ちなみについ最近レコードプレーヤーの低域共振による混変調歪みの問題やレコードプレーヤーの低域共振周波数は10Hz辺りと言う自説を基にMCヘッドアンプにDCアンプはスピーカーが破損するので絶対ダメ的な説を説いている弱小オーディオメーカーの動画が目に付いたので、

① ハイコンプライアンスカートリッジをロングアームに重量級ヘッドシェルで取り付けると低域共振周波数が4Hzとか6Hz辺りになる事と、DCアンプのダンピングファクターが高い場合のスピーカーのウーハーがゆらゆら揺れないのは無関係ですよ。

とか

② DCアンプといえども出力にはカップリングコンデンサーと抵抗でACカップリングになってる。


バイポーラトランジスタのベース入力のMCヘッドアンプは信号入力部に電解コンデンサが挿入されているのでこの様なACアンプのMCヘッドアンプは良くない。

とコメントしたけど、最近の人達は電気的知識はプロ級でも「機械工学的知識」は素人が多いんだねと思った。

こう言う人達に私が制作した低域共振周波数確認用テストレコードを使ってみて欲しいと思った。

1987年に私がDP-57Lの販売促進に携わっていたときに同期入社のソフト技術本部で勤務していた高橋幸夫君に頼んで音源を制作して赤坂スタジオのデンオン製ACサーボモーターに換装したノイマン製カッティングマシンでラッカー盤を制作後、川崎工場で五百枚だけ限定出版したDENON製電子制御低域共振防止機構ダイナミックサーボトレーサーのデモンストレーション用テストディスク

実は誠文堂新光社MJ無線と実験誌で発売したこのレコードのテスト信号面はDP-57Lの販促物として制作した金属原盤が川崎工場の倉庫から発見されたので米国RTI社で180g重量盤として市販したものです。
現在Amazonで売られています。

MJ Technical Disc竹松舞 月の光
Analog System Check Disc
米国RTI製造HQ180重量盤 2LP
20世紀最後の究極HiFiディスク
https://amzn.asia/d/2tR3pBv


日本オーディオ協会のテストレコードの金属原盤も同時に川崎工場で発掘された為AD-1として再版プレスしました。
作業全般は私が担当して納品しました

こっちのテストレコードを制作したのは1994年当時、私の上長だった穴澤建明さん。

この人は1972年に世界初の「実用PCM録音機」を開発した有名人です。

低域共振周波数を確認する時に、日本オーディオ協会の「AD1」はスイープ信号だったのでストップウォッチが必要でした。

しかし誠文堂新光社MJ無線と実験誌のテストレコード「月の光」はスポット信号なので測定は再生するだけで簡単です。


片チャンネルに3Hz,4Hz,5Hz,6Hz,7Hz,8Hz,9Hz,10Hz,11Hz,12Hz,13Hz,14Hz,15Hzのスポット信号が記録されていて、もう一方のチャンネルには1kHzの正弦波が記録されてるので、トーンアームに取り付けたカートリッジ&ヘッドシェルが低域共振周波数で揺れると1kHzが変調されて、ピィぃぃぃぃ・・と言う音になるのでわかりやすいのです。
Posted at 2023/11/08 07:44:08 | コメント(0) | トラックバック(0)

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何シテル?   05/28 09:34
てっちゃんフェラーリ458は2011年7月納車で2021年1月に走行距離36万キロで1番シリンダーのバルブガイドが折れて3.9LのV型7気筒になっちゃった。 ...
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