車載映像でドライバーの顔が映る。
その瞬間なにか直感的に、ヤバいなって感じさせる。
すると次の瞬間、ドライバーが「おうっ!?」って。
んんん?
ゴン、ドガン、ガッション。。。
あ、やっぱやっちまったかぁ。(;^。^A
モータースポーツと言うと、とかく人の目はマシーンへ行く。
けどそれを扱うのは、生身の人間だ。
解説の元TTE副社長・福井氏は、「バイオリズム」と言う言葉を
使って漠然と言っていたが、それが何かはともかくも、とにかく
最終的には人間なのだと言うことを物語っているようである。
とかく不振が続けば、精神的ダメージは大きくなる。
プレッシャー、焦り、不安、不信感・・・
それによる波長の不一致は、更に悪いことを呼び寄せてしまう。
しかし一度ズレた波長を元に戻すのは、容易なことではない。
おそらく今正にPソルベルグは、そんなアリ地獄の中に居る。
口を開けば具体的にマシーンの不具合を電波に乗せる。
最悪だ。(--;
ちょっと前のグロンホルムも、不振の時は、本人らしからぬ
つまらないミスを多発していた。
そう言う時期って、そんなもんなんだ。
そう言う意味では、かつてのマキネンは最も恐ろしかった。
ミスと言うには、あんまりだと思わせる行動。
正直私は、異常だと思った。
命を落とさなかったことの方が、奇跡的だと思う。
・・・けじめを付け、割り切ったとき、ようやく彼は蘇った。
良い形で終えることが出来たのは、本当に幸いだ。
ズレた波長を戻せるのは、結局自分自身しかないと思う。
しかしそうして復帰できれば、その分人は強くなれる。
信じること・・・これこそが大きな力。
全てを信ずる人の顔付きは、やはり他とは違う。
自信に満ちたオーラは、多くのラックをも呼び寄せる。
そしてその先には、勝利が待っている。
Posted at 2006/10/23 15:36:30 | |
トラックバック(0) |
モータースポーツ | スポーツ