risaSpec、お城を買う episode 14 庭⑤ ~グランドカバー~
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
episode 14 庭⑤ ~グランドカバー~
この時点では、土の上にテラスと枕木の小径があるだけの状態。
そして庭の隅には、あちこち掘ったとてつもない量の土の山。
(この土、どうしたらいいんだろう)とは悩んでましたが、水没しても枕木とテラスはちゃんと形を維持したままびくともしてませんでした。
そして水没したことにはちょっとしたメリットもありました。
テラスのタイルを並べた後は、その隙間(目地)に珪砂という細かな砂を流し込んで固めるんだけど、それをする前に水没しました。
でも、この水没のおかげで細かな粉のような土が目地に入り込み、それが乾いて自然の土がコンクリートのようにガッチリと固まってくれたのです。
珪砂って高いしかなりの量が必要ですが、ここでまたコスト削減できました。
まだ水捌けもちゃんと解決はしてなかったんですが、マシにはなったので、工程を進めていくことにしました。
次は全体をグランドカバーで覆います。
ふつうに考えれば、それは芝生です。
サブの坪庭では人工芝を敷きましたが、リアルな人工芝も長期には紫外線で劣化して、数年経つと変色し、ビニール感が出てきて張り直しです。
だからやるなら生芝ですが、芝生も、水を撒いたり芝刈りもしないといけません。
芝刈りをして桃太郎やかぐや姫に会えるならいいけど、賢いわたしはそんなこと起こらないことを知っているのでしたくありません。
それに、地面はグリーンで覆われてはいたいけど、森の中に綺麗に整った芝生って、そんなのおかしいじゃないですか。
つくりたいのは「ヨーロッパの森」で、日本の住宅街の庭じゃあないのです。
そして当然ですが、夏が終わると芝は枯れます。
それも自然の摂理なのでいいんですが、枯れてしまうと冬の間、イメージする庭の色彩バランスが崩れます。
またソファに寝転んで、ネットでガーデン関係の動画をいろいろ観ていて「これだ!」と思ったのが「クリーピングタイム」。
グランドカバーとしてはディコンドラも人気のようですが、じっさいにディコンドラを見に行くと、葉っぱが大きくて、わたしのイメージとはちょっとちがう。
でもタイムなら葉っぱもお花も小さくてかわいらしく、ヨーロッパの森の原っぱのイメージです。(行ったことはないけどね)
水も植えたときだけで、その後は雨水だけで育ち、春から夏にかけて小さな花をたくさんつけ、お料理の香辛料にも使われる植物なので、靴で踏むといい香りがたちこめます。
刈り込みも年1〜2回でいいそうです。
さらに繁殖力が強いので雑草の種が飛んできても、その根に勝つので、雑草が成長できずほぼ生えない。
これに決めました。
ネットでは「白やピンクの小さな花をたくさんつける」と書いてあり、わたしは白がよかったんですが、どこのホームセンターに行ってもピンクしか売られてません。
調べるとタイムってびっくりするほどたくさんの品種があり、花の色だけでなく、這性ではなく立性のものもあり、また繁殖力が強いと書きましたが、こういうハーブ系って一様に繁殖力が強く、ミントなんかだと次第にコントロールできなくなり、自分の家の庭のミントがご近所の敷地に伸びていき、やがて日本中を覆ってしまうのです。
これはけっこう慎重に調べる必要があります。
そしてこれだと思った品種の白を、やっとネットで見つけて60株くらい買いました。
栽培農家さんからの買い付けで、購入したのは60株なのに100株近く送られてきて、正直者のわたしはメールで「注文数より多い苗が届いてしまいましたが、どうしましょうか」と送ると、「最初にうまく育たない場合もあるので予備でおまけです」ということ。
外構業者さん、ホームセンターの課長さんといい、一人で庭をつくっていながらも、自分の庭が多くのいい業者さんとの出会いに支えられてることがとても幸せです。
送られてきたタイムは1株がちょうど植えやすい大きさになっていました。
ホームセンターなどで売られているのは一塊のブロックなので、これはほんとに助かりました。
また、これはその後タイムが成長してわかったことですが、ふつうタイムも秋冬は枯れるんですが、品種のせいかこのタイムは秋以降少し色みは変わるものの1年を通して常緑.。冬もうちの庭は色彩を失いません。
また夏までのはずのお花も、春から秋の終わりまでかわいい白い花が庭のどこかしらで咲いてます。
夏は「こんなに咲かなくていい」っていうくらいに一面お花で真っ白です。
タイムの苗は、3月に植えました。
小さな穴を掘ってそこに肥料が入った土を入れて、30cmくらいの間隔でタイムを植え、お水をたっぷりあげます。
ディコンドラだと、春に植えると梅雨の季節に爆発的に増えるそうですが、タイムの成長は遅く、うちのタイムが全体を覆ったのは2年以上経ってからです。
けっこう時間かかりましたが、あまり成長が早いと不必要に広がっていくのでこれくらいの成長速度がちょうどいいです。
「タイムは繁殖力がすごいので植えてはいけない」とも言われますが、ちゃんと調べたのでもちろんそんなことにはなってないです。
また仮にそうなってもタイムの根は土のごく表面にしかついてないので片手でかんたんにバリバリと剥がせるので、そんなにおそれることはありません。
そしてこれはちょっと悩みでもあるんですが、タイムは春先に花芽がかなり上に上がってきて、そのとき土も一緒につかんできます。
この土の盛り上がりで夏は枕木が少し隠れてしまいます。(秋になるとちゃんともとの高さに戻り、枕木より低くなります)
これがちょっと悲しくて切りたいのですが花をつけてるときはさすがにちょっと切れません。
ところで!
何もしていないのに庭の水はけ問題が解決したのは、この「タイムが広範囲に土をつかんで盛り上がる」ことを季節のたびに繰り返してくれてるからだと思うのです。
空気がそこに入り込み、土の密度を緩和して雨水を吸収してくれてるわけです。
今はまったく水捌け問題はなくなり、水溜まりなんかどこにもできません。
はっきりとはわかりませんが、でもそれ以外に水捌けが改善された理由が思い当たりません。
そうだとすればこれはまったく想定になかった、タイムの働きです。
さて、最初のコンセプトで「ポッカリと何もない空間があって〜その奥はまた森が続いてる・・」と書きましたが、この「その奥の森」はテラスの後ろ2mくらいのラインが庭の終端になりますが、そこに生垣のようにシルバーリーフのラベンダーをずらっと並べました。
そしてそのラベンダーからテラスまではタイムも植えず、将来家庭菜園をつくってとうもろこしを栽培する予定でいます。
ただ、このラベンダーとタイムの花で、夏は蜂がたくさん来て、早朝でないとちょっと庭には出られなくなってしまいました。
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