メローイエロー＠千葉のブログ一覧

　父の日の祝い酒として、津田沼の某酒コンビニに足伸ばした際にラベルで絆されて買った品です。写真撮ってないけど背面には『ねこと日本酒が好きな人はみんないい人です』との文言も（笑）

　これは私見ですが、各酒蔵でちょっと変わったラベルを企画してる酒というのは総じて、結構中身が面白いものが多いと思うんですよね。顔(ラベル)こそネタを含むとはいえ、その目的はご新規さん含めお客のフックな訳で、故に中身もそんなに変なの入れられないというか。今回のコレもその例に漏れず、ちょいと面白い酒でした。

　美山錦50％磨きって事で非常にすっきりしていて、酵母も癖のないのを用いているのか初期口当たりはスムーズそのもの。だけど含有している炭酸が結構あるのと、一度火入れ故なのか口中あとの方で軽い渋みというか、舌の上に置くような刺激が残ります。

　最初の印象だけでいえば刺身や寿司に合う感じだけど、後半を考えるに少し癖のあるアテもあうかも。臭いの強い和食材(酒盗とか）やスモークチーズあたりがいいかな。実際、父の日の夕餉に出したときはメインのちらし寿司よりも、副菜の合鴨スモークの方がしっくりきましたし。

　酒自体をメインに据えるとアテに悩みそうですが、食中酒としては最初と奥で味が違う分、何食べてても併せやすいお酒かと思いますー。

　コロナ騒ぎによる巷でのアルコール不足を鑑み、消防法やら酒税法やらが臨時緩和されたことにより、全国各地の酒造会社が『消毒用にも使える高濃度アルコール商品』を順次生産しておられるそうで。

　うちの方も話には聞いてたもののなかなか店頭で見かけない（その一方で転売ヤーのニュースだけが入ってた(-_-;))代物だったんですが、本日食材仕入れに行ったイオンで見かけたので一本調達してみました。

　飲むのを想定したモノじゃないですが、一応封切ってペロッとしてみた所案外アルコール臭くないというか、刺激が少ない印象。濃度は高くても精製水ベースでないし、若干何かしらの香料も添加されてるらしいので噴霧しても使いやすいかもしれません。

　しかしまぁ、これも本来であれば上等な日本酒になったはずのもんですよねぇ...この生産分通常製品が少なくなっちゃうのはやはり残念であり、改めて早期の終息を願うばかりです(´・ω・｀)

　先日のこうざき発酵まつりでもお世話になった鍋店酒造。
そこそこの規模の蔵故に色々と限定酒商法をやってますが、今日の夕餉のコレもまたその一つ。
成田山門前から少し左に下がったところにある直営店舗「鍋屋源五右衛門」の限定販売品です。

　風味としては本醸造の生らしく舌の真ん中に甘みがドンと乗っかる濃い口。が、生なので微発泡してるのと相まってスルリと入ります。度数19度のアル添ですが鼻につくアルコール臭さはなく、ロックで頂いたところ米の香りと相まってちょっとしたサイダー風味でした。

　合わせるおかずは大原の干物屋「ぴん太郎」の紅鮭切り落とし。ここの干物美味いんですよ…ミーティングとかに持っていきたいといつも思うけど、いかんせん温度維持がねぇ(^_^;)

　昨日買った限定酒を早速夕餉に出してみました。本日は純米、滓の薄く漂うかすみ酒で。

　歩合70の普通酒らしい、よい意味で少し酸味と雑味のある含味と新酒故の強く立ち上がるアルコール臭。それをおりがらみの甘みで迎え撃ってて飲みやすい、といった印象。

　今日は揚げ物(イカフライ)で合わせたので、油と併せてさらっといただけました。
　大吟と吟醸をまだ残してるので、どこで出すか…楽しみです。

　本日は表題イベントに行ってきました。

　昨年は車で行ってハンドルキーパーでしたが、今年は電車。特別編成の特急は乗り鉄さん要素も相まって激込みなのでスルーして、下総神崎10時着の列車で行きましたが…やっぱりイモ洗いでしたw

　

　まずは仁勇/不動の蔵元、鍋店（なべだな)酒造さんへ。限定酒を含む無料試飲は例年馬鹿みたいに並ぶと学習してるので、まずは酒蔵内のしぼり比較試飲に突撃です。

　

　今年は道の駅やちよでよく見かける、八千代産米を使った「八千代桜」の特別純米、それを吊るししぼりと機械(圧搾)しぼりでそれぞれ比較提供されてました。
　元から少し酸味のあるお酒なんですが、元が同じでも吊るしの方が香りの立ち上がりが丸く、圧搾はアルコール香が立って辛く感じたり。とはいえ圧搾もまずいとかではなく、すっと入りやすくはあるので結局は好みの問題なのかな。

　

　しぼり試飲をでて、持ち帰り限定酒の引換チケットを先に買っちゃってから有料試飲の列へ。
　こちらは通常市販のものとはちょっと違った銘柄を1杯100円で提供してます。紙トレイ持って好きな酒取って、最後に合計杯数でお会計するカフェテリアスタイル。


　酒は純米2002年ヴィンテージ・吊るししぼり火入れ大吟醸山田錦40・無濾過生原酒彗星・山廃純米生原酒(ぬる燗)・吟醸濁り生原酒の5種をチョイス。
　つまみは県内チェーンの割烹波奈が出店してたので、そこからカニの甲羅みそ焼き・イカの沖漬け・もつ煮を購入。
　真昼間から完全に呑み助モード。ヒャッハー。

　

　その後も適宜飲み歩きましたが次第に混雑にやられ始めたので、湾を跨いでクルマで梅酒を買いに来た(？)しでんさんのシロッコに載せてもらって退散し移動。ハンドルキーパー感謝です。



　途中、トイレに寄った道の駅でガレージ伊太利屋物のランチア・テージスなどという珍車を見かけたりしつつ、小見川の丸昇へ。

　

　酒の締めにレトロ販売機のトーストサンドを入れて、イベントは終了。

　

　…なのだけど、昨日のみよしさんとの飲みに続いてこちらは後泊が取れたもりもりさんと西千葉で後夜祭もしてたのでした。やー、終日飲んべ旅、楽しかったっす(´∀｀*)