
画像のクーパーは代車です、運転していて楽しい車ですね。
M2の初回の車検でディーラーへ預けて問題発生。
「純正マフラーの音量が規定オーバーでNGです」
走りを唄うMの車がたった2年で終わり!?純正マフラーでしょ?
エキゾーストは消耗品なので連日サーキットで酷使した影響なのですが、ロードスターは焼けて穴が開くまでは車検は通ったから純正ならセーフだと思いこんでおりました。国産より攻めてる音量でしたからちょっとの劣化でオーバーしちゃったんですかね。
1年点検時に担当メカさんから「音でかいですね」と言われておりましたから既に1年目で終わっていたかもしれません。あとは使ったことがなかったリアフォグが点灯しないなどの不具合もありました。これが噂に聞くBMWクオリティか?
他にもプラグやキャリパーなどの消耗品が終わっている箇所を交換&オーバーホールで合計56万円也…。競技やってる頃よりはお金かかってないからまだいいですが、次は国産にしようかしら。
とりあえずマフラー関連の部品を本国からの入荷待ちで1ヶ月お預けです。

車検に出す前に開発中のショックの為に採寸していました。持ち込んだSCM435材のショックはシェルケースが太すぎて利用できず。フロントを別タンにすると構造上倒立にできなかったため正立式でシャフト径を純正より太くすることで剛性を確保することになりました。シェルケースは大阪の競技屋さんと開発したものがあったものの、こちらもスペシャルでフロントのシェルケース2本の制作費だけで30万オーバー…。材料費やら加工やらでそれくらいになっちゃうんですね。

故あってピストンバルブも新造。
ピロアッパーマウントはまだ開発中なので写真を上げられませんが、剛性を出すために一般のアッパーマウントの倍近くの厚さと形状。また、ピロのマウント変更により様々なショックに対応可能。純正アッパーが非常に良くできており、剛性を確保しつつの位置出しに苦労しているようです。素人目には簡単そうに見えるのですがそうでもないみたい…。完成すればそこそこの値段になるでしょうがM2用のピロアッパーが市販されるかもしれません。
別タンは中のピストンがかなり動くことからめちゃくちゃ発熱するので可能ならグリルの中に設置したかったのですが…脚は青天井の世界なのでどこかで妥協しなきゃだめなんですね。
採寸が全て完了する前に車検に出しちゃったので、1月に車両が戻って来てから開発作業を再開です。プロトタイプができるのは2月頃でしょうか。完成後は社長と現地で実走行をしセッティング出しになります。夏前には仕上がるといいな…。

地球の裏側のショップにオーダーしていたロールケージがようやく届きました。
取り付け位置が理想でポンド安のパワーでかなり安く済みました。T45材、とても良くできています。
INDにあるロールケージなんて70万くらいしますから…ちょっとむり。
実際の製品は1ピースのフル溶接ですが、運搬費用が製品価格を上回ってしまうのでショップさんがFIAのジョイントを組み込んで2ピースに分割してくれました。
実物の大きさを見て分割してもらって本当に良かったです。感謝!
メーカーはランエボのチューニング屋さんの
ROSS SPORTです。
純正穴を利用しボルトオンで取り付けが可能ですが、取り付け剛性を出すためにボディ側に穴数を増やす必要がありそう。取り付け前に現車合わせでアイボルトを溶接。

純正ステアリングの「LIM」ボタンが厄介なのと径を小さくしたかったので代替品を探したところ、色々と都合がいい
kmpステアリングにたどり着きました。33Φです。4つのボタンのうち上2つは機能を自由に設定できます。

国内の有名所のショップではkmpでの販売価格の1.5倍(36万円!さすが!利幅大きいですねー)で販売されている&紹介されたエネブルさんと橋本さんがアレだったのでkmpから直接購入しました。大変親切で信頼できるメーカーさんです。2ボタンとクイックリリース付きタイプ(01.06.02120-Q)。ボタンの文字はオーダー可能です。
必要な部品が揃ったので、無事に車検が完了することを願うばかりです。
Posted at 2019/12/23 23:16:26 | |
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