スバル純正 スプリング&ショックセット
我が家の「インプレッサスポーツハイブリッド」は、2023年9月末に中古で購入。その時は、8年落ちで走行距離は、86000㎞。
見た目もピカピカで、わりと極上車を買ったように満足していました。
そして、購入後に乗った印象は・・・。
60㎞ほどの走行で路面の凹凸を拾うと、車が前後左右にゆらゆら揺れたり、ピョコピョコ跳ねたりと乗りにくい車でした。また、アクセル、ステアリングの操作に対し、車が遅れて反応する状態で、操作しにくく、それは丁寧に操作をする必要がありました。
「あれ?この車、乗りにくい」と感じ、この乗りにくい状態を販売店の方に相談しましたが、担当の方にうまく車の状況を伝わることなく、そのまま乗ることに。
とはいえ、やはり車の挙動がおかしく、とにかく乗りにくいため、嫁さんは、「車の挙動が敏感で、運転するのが恐ろしい」とまで言う状態。
乗りにくさの原因は、経年劣化による剛性不足との結論を出し、下記の補強パーツを付けてなんとかしのいでいました。
CUSCO ハイブリッドストラットバー
https://minkara.carview.co.jp/userid/228723/car/3500268/12659476/parts.aspx
CUSCO パワーブレース
https://minkara.carview.co.jp/userid/228723/car/3500268/12804669/parts.aspx
2024年春から、中距離通勤で使い始めますが、車の挙動変化がおこらないように、丁寧に走り続けることで、なんとかしのいでいましたが、秋から職場までの通勤で高速道路の使用ができることになり走行したところ、常に「直線でふらつくな」という印象。そして、路面の継ぎ目で、車がタイヤ一本分ほど横っ飛びする状態でした。「高速って風が強いのね」位のイメージでした。この高速は、片道一車線のため、制限速度は70㎞なので、それ以上のスピードを出す機会がありません。とはいえ、不思議な状態。
※実質半年の走行で、フロントタイヤの左右のトレッドが丸坊主になっています。
妻との約束で「購入後一年は、購入した状態のまま乗る」という約束を果たしたあとのため、「雪が溶けたらサス交換を」「どのパーツを付けようかな」と妄想しながらのそれなりに楽しい通勤。
そしてそのまま、11月からは、北海道の雪道通勤となります。
雪の降り始めは、どの車も雪道走行になれていないので、スピードを抑え気味の中、自分は車がふらつき、たくさんのハンドル修正をしながらも、他の車をリードしながら制限速度で走行。
それが、雪が積もり始める12月になると、状況が一変します。
こちらが70㎞の雪道で必死に走っている中、後続車に煽られたり、高速の二車線区間でガンガン抜かれるようになります。
そして、圧雪路面では、高速道路なのに50㎞の走行でも難しいことが続くようになりました。
さすがにこの頃には、「この車、なんかおかしいぞ」とじわじわ思い始めます。
で、年末の仕事納めが終わった直後に、購入した担当に電話し、足回りのパーツ交換をしていくことになりました。
交換したのは、
一回目
①純正ショック(リア)左右(オイル漏れ)
②アッパーマウント(リア)左右
③ロアアーム(フロント左右)ブッシュ左右(ちぎれてた)
で、効果は、
・リアの左右の揺れが収まった。
・ゼロスタートで、車が前に進むようになった。
・ステアリング操作で車がしっかり曲がるようになった。
・ステアリング操作に対して、遅れなく車が反応するようになった。
・一般道の走行では、劇的に車の動きが変わり、乗りやすくなった。
・まだフロントがピョコピョコ跳ねる(変わらず)
・60㎞以上の走行では、車が左右にぶれる(変わらず)
2回目
④フロントショック交換左右(抜けてた?)
⑤アッパーマウント交換左右
効果は、
・フロントのピョコピョコ跳ねるのが収まった。
・リアが、まだばたつく。路面の凹凸で車が跳ねたあとの収まりが悪く、何度もバウンドする
・まだ60㎞以上の走行で、車が左右にぶれる。
3回目
⑥スタッドレスタイヤ&ホイルのバランス確認(問題なし)
4回目
⑦純正スプリング交換(4本:へたってた?)
⑧ダストブーツ交換(4本分)
⑨リアスタビリンク
⑩リアスタビブッシュ
⑪他、ネジなどの消耗品交換
これに加えて、以前から考えていたSTIパーツ
⑫フレキシブルドロースティフナー
⑬トレーリングリンクセット
の2点も交換。
そして、
⑭4輪アライメント調整(狂ってたっぽい?)
これらのパーツ交換&調整の効果は・・・。
車の動きが激変しました!
路面の凹凸、ステアリング&アクセル&ブレーキ操作で、車が前後左右にゆらゆら揺れ、ピョコピョコ跳ねていた症状がなくなり、車の揺れがなくなりました。
また、ゼロスタートで車がしっかり前に進んでいるのも実感。
コーナーも、「スッ」とフロントが入り、きれいに曲がっていきます。
またSTIパーツの効果で、ロールを抑え、車の状態を常に路面に対して平行に保とうとしているのが分かります。油圧ダンパーか、アクティブサスでも付いているみたいな、不思議な感覚。
いままで不快に感じていた挙動がなくなり、新車以上に乗り味が上質になりました。
「新車ってこんな感じだったのか」と思うのと同時に、改めてスバル車本来の安定感&安心感を感じる良い車に仕上がりました。
修理を担当してくれた方の話しだと、「ノーマルのインプレッサスポーツ(GP7)に比べて、我が家のインプレッサスポーツハイブリッド(GPE)は、車重が重いため、足回りの消耗が激しかったのではないか?」とのお話しがありました。
ディーラーでのパーツ交換が始まったのが今年2025年1月。その後、車の状態を見ながら、少しずつ車のパーツを替えていき、2025年5月末で、交換終了。ほぼ4ヶ月間、ほぼ2週間~一ヶ月に一回のペースでのディーラー通いが終わり、ほっとしました。
これらのパーツのいくつかは、販売店の補償で直りましたので、時間がかかった分、安く交換ができました。
車のパーツって、10年10万㎞が交換の目安というのは、本当なんですね。
2023年9月に9年86000㎞で購入した車も、2025年5月には、10年半と112000キロ越えの車両に。一年半で、25000㎞ほど乗ってるんですね。
今回のことを教訓に、「インプレッサスポーツハイブリッド」との楽しいカーライフを続けていきたいです。
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