日光華厳の滝

　長野県へ紅葉の滝撮影に行こうと思っていたのですが、台風19号の影響で道が通行止めになってしまい、急遽予定を変更して栃木県日光華厳の滝の撮影に出かけました。

　台風直後は通常の50倍、毎秒94トンもの水量があったそうですが、数日経過しているのでそこまでの水量はありませんでした。しかし、それでも増水しているので迫力は十分あります。

Nikon D850 40mm f/5.6 ISO-100

　良く見ると二重の虹が出ています。油断するとレンズに飛沫が付着してしまうほど滝風が舞っています。

Nikon D850 95mm f/5.6 ISO-100

　縦構図です。あえて下部を見せないことで水の流れを画面内で完結させず、高度感と不安定感を出し水の迫力を演出しています。

Nikon D850 24mm f/11 ISO-100

　縦構図です。こちらは左下から右上への対角線構図で滝へと視線を誘導しています。画面内で完結しているので安定しているため、見ている側に安心感を与えています。

Nikon D850 500mm f/5.6 ISO-100

　焦点距離500ｍｍという超望遠、そして1/400秒という高速シャッターで落下する飛沫の波形模様を狙いました。

　ファインダーを覗かず肉眼で落下してくる飛沫を観察し、良い形の波形模様が狙っているエリアに落下した瞬間にシャッターを切ります。波形模様の形状は無限にあるので何枚も撮っておくと良いでしょう。

Nikon D850 240mm f11 ISO-100

　帰りに湯ノ湖へ立ち寄ってみました。木々も色づき始め、来週には紅葉も見頃を迎えるのではないでしょうか。