
ディーゼル4WDのキャラバンにスタッドレスタイヤを装着してさらにタイヤチェーンを購入しました!

その名も「豪」! なんだかとても強そうな名前ですね!
さらに上には「鎧」ってのもあったのですが、数千円高いのとチェーンは万が一のお守りなので欲は出さずに安い方を選びました。
因みに昔と違って今はチェーン規制区間ではチェーンを装着していなければ走行禁止です。スタッドレスタイヤだけではダメなのです。そういった意味でもお守り的な存在です。
T32までは非金属チェーンのバイアスロンを愛用していたのですが、ケースが大きくて嵩張るので今回は金属チェーン、それも憧れの亀甲チェーンにしてみました。
しかし問題がひとつ。非金属チェーンが2万円前後もするのに対して金属チェーンは4千円前後と、とてもお財布に優しいところも魅力的ですよね。195/80R15のタイヤサイズで探してもやはり4千円弱といったところでした。
安さに小躍りしながらポチってしまうところで気が付きました。
「乗用車用」
え? 乗用車?
そうです。キャラバンは小型貨物。つまりこのタイヤチェーンではダメなのです。
おそらくサイズは合っているので、装着することはできるでしょう。しかし、強度などの問題からこれをキャラバンに装着しても安全は全く保障されないわけです。
あ、あぶなかった……。
というわけで見つけました。ハイエース・キャラバン用!
それが

豪!
気になるお値段は……。1万8千円!!
乗用車用のおよそ4倍近くもしますね! こいつは驚きです!!
収納性を考えないのであれば、間違いなく脱着が簡単で乗り心地も良い非金属チェーンのバイアスロンを選ぶ値段です。
理由は先程のとおり、乗用車用は1.8t未満の制限が記載されており、豪は重量制限はないと記載されています。
おおっ! やっぱりキャラバンは貨物車なんだな! と実感できますね(笑)。

さて、積雪した現場でいきなり初めて扱うチェーンを装着なんてド素人ドライバーみたいなことはしません。
事前に実際のタイヤに装着できるかも兼ねて練習をします。
因みに梱包された箱にはこのような注意書きが入っていました。
このような気遣いは嬉しいですし、「自社製品を買ってほしい」ではなく「自社製品を使ってほしい」という意識の高さが感じられますよね。
特にそれを感じとれるのが、「寒さや気持ちのあせり」とか「取扱説明書がみつからない」とか、チェーンを取り付ける技術的な面以外について注意してくれているところです。
こういう細かいところで信頼感が得られるので、次回買う時もこのメーカーにしようという気になります。

作業に入ります。
まずは分かっていますが念のために装着するタイヤを確認。キャラバンの取説を読むと「4WD車も後2輪に装着」とあります。ここ大切です。期末テストに出ます。

そして、いざスタート。まずは手順書を読みながら……。
タイヤはヨコハマタイヤのiceGUARD iG91 for VAN。スタッドレスタイヤです。
今どきのチェーンはとても楽ちんですね。私の知っているチェーンはなんだかとても強いゴムの輪っかを引っ張って引っかけてなどやっていました。もう十年以上も昔の話です。

ものの数分で装着できました。

最後に引っかけるフックがとても小さいのが心配です。走行中に振動とか遠心力とかで外れないだろうか……。
そのためにも装着後は少し走らせてタイヤに馴染んだところで緩みがないか確認が必要です。

ラチェットが付いているのは有難いですね。おそらくこの辺りの機構が昔で言うところのとても強いゴムの輪っかなのでしょうか。

一点気になったのがテンション用のチェーンをくぐらせるのに使うSカン。使用しない場合はオレンジ色のチェーンの下に入れてタイヤと挟んでおかないと、常にプラプラしてホイールに接触してしまいます。
こうして挟んでおいても、実際のところ振動でまたプラプラにならないだろうか……ここも心配なところです。ペンチで曲げられるようであれば外してしまおうかな?

取り外しも簡単でした。
まったく走っていないので簡単なのかもしれません。実際はフックが上になるように停車させるとか、タイヤに馴染むときつくなっているとか、雪がチェーンに纏わりついているとか、条件が変わってきそうです。
ホイールに傷もついていないので接触についても先程のSカン以外は問題ないでしょう。
最後に、反対側のタイヤで手順書を見ないで装着してみましたが、計ってはいませんが体感2分くらいで装着できました。
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CARAVAN | クルマ
Posted at
2022/12/03 14:09:05