
前回訪れた時はCOVID-19対策による自粛と縮小をしていましたが、今年は盛大に盛り上がっていました。
その名も……
「鴻巣びっくりひな祭り2023」

川幅うどんの由来ともなった、川幅日本一2,537m。

しかし、土手を超えても延々とのどかな風景が続きます。

人だって住んでいます。この辺の住民は川の中に住んでいることになるのでしょうか(笑)。

川幅日本一の票があった場所からおよそ2km進んだところでようやく荒川を超える御成橋に到着です。
川幅とはいったい……。国土交通省では河川敷を含む堤防から対岸の堤防までの距離を川幅としているそうです。

10時40分。エルミこうのすショッピングモールに到着。渋滞というほどではありませんが、駐車場へは並びました。

高さ制限2.1m。ほとんどの立体駐車場の制限はこの高さなのですが、エルミこうのすの天井1F~2Fにかけては構造の為かとても低く感じます。
す……擦りそう。

6Fまでは満車だったので7Fまで上ります。景色が良いですね!

いきなりですが、メイン会場のメインシンボル。段数31段、ひな人形1,526体、高さ約7mのピラミッド型超巨大雛壇です。

縦撮りしても迫力があります。

ステージにはさらに244体のひな人形が。
ピラミッドも合わせて、これらのひな人形は全国から集まるそうです。私はてっきり鴻巣市内で集めたものだと思っていました。
本当はもっとたくさん集まったそうなのですがこのイベントでは飾り切れないため別の地へ送ったそうです。

至近距離では24mmの画角に収まりません!

全体ばかりを見てしまいますが、個々を見てもとても美しい仕上がりです。

斜めアングルでなんとか24mmの画角に収めることができました。

望遠レンズに切り替えて3Fからピラミッドの頂点を撮影。ヘリから空撮したタワーみたいな写りになりました。
落下対策で、ひな人形は見えないところで雛壇にビスで固定しているそうです。

超巨大ピラミッド型雛壇の一番好きな構図です。もはや、模様のように見えますね。

2Fの案内コーナーには竹に佇むひな人形がありました。

竹取物語? と思ったのですが、考えてみたらひな祭りとはまったく関係ないですよね(笑)。でも、これはこれで可愛らしいですね。

今回の大収穫! 作成風景が上映されていました。どうやって飾っていくのか気になっていたのです。
この雛壇、人間が乗っても平気な頑丈な作りだったのですね。

ひな人形作成の実演もされていました。縮小中はこういったものが見られなかったので、今回は見ることが出来て良かったです。

昔ながらの作り方……とか勝手に想像していたのですが、グルーガンを多用していました。やはり時代に見合った進化もしているのですね!

ゲームコーナーにも飾られていました。ただし注意が必要です。
先にひな人形を見て楽しんでおきましょう。もしも、先に景品を見てしまうと……。

その後に見るお雛様の顔はすべてアーニャに見えてしまうことでしょう(笑)。

さて、次の会場へ向かいます。それにしても、素晴らしい眺めですね!

12時5分、花久の里に到着。
ローズガーデンで何度もドール撮影をさせて頂いている場所です。バラ目的以外で訪れるのは初めてです。

こちらにも竹を使ったひな人形がありました。

会場に入る前から可愛さが炸裂していますね!

エントランスに入ると器用にカットされた竹にひな人形が飾られています。

天井からは大きな吊るし雛が垂れ下がっています。

会場に入ると、様々なテーマのひな人形が展示されています。こちらは輪になって遊んでいる風景ですね。

竹灯籠をアイディアに取り入れた花火大会。ブラボー!!

ピアノの上でピアノ協奏曲の演奏会。

学校では授業をしたり……。

音楽授業をしたり……。

サッカーをしたり……。

足デカッ!!

牛車の牛たちは仕事のないときは牧場にいるみたいですね(笑)。
などと、楽しい作品が溢れています。が、それだけではありません。

エルミこうのすにある日本一高いピラミッド型雛壇には及びませんが、こちらにもピラミッド型雛壇があります。

各会場ごとに形が違うのも見どころです。
会場はまだまだあるのですが、今年はこの2ヵ所を見て回りました。ということで、昼食を食べに行きます。

花久の里をあとにします。バラの季節にまた会いましょう!

写真では伝わりませんが強風がハンパじゃありません。ハンドルを握る手を緩めるとクルマが流されていきます。
それにしても空は快晴。見晴らしもバツグン。正面やや右に見えるのは赤城山、右隅に見えるのは男体山でしょうか。

話は変わりますが、先日取り付けたナビバイザーの反射具合は2月の昼頃の陽射しでこのくらい。フロントガラスに映り込んではいますが、この場合は既にダッシュボードの映り込みのほうが激しいですね。つまり気になるレベルではありません。

途中、うっかり道を間違えて立ち寄った深谷駅。
東京駅に深谷市の煉瓦が使われていることから、東京駅を模したデザインに改築されています。実物を見るのは初めてですが、とてもお洒落で素敵です。観光で訪れることがあればじっくり見学してみたいですね。

13時50分、目的地「煮ぼうとう 元祖國良」に到着。

武田信玄が武士の宝とも言える己の刀で麺を切って振る舞ったことから「宝刀=ほうとう」となり現在で言う煮ぼうとうの起源となったそうです。
具材も現地の野菜を刀で荒々しく切って鍋に放り込むといった、戦国武将ならではのワイルドな調理法です。
ほうとうと言うと山梨のかぼちゃと味噌の味が有名ですが、深谷市の煮ぼうとうはしょうゆ味で野菜がたっぷり入っているものとなっています。

煮ぼうとうアジフライセットを注文したら、煮ぼうとうとアジフライ定食のようなものが来ました!
もう一度メニューを見たのですが、定食は載っていなかったのでこれが間違いなく煮ぼうとうアジフライセットです。多い!!
こんなことになるとは思っていなかったので、ゼリーフライというものも注文していました。名前から気になってしまったので。
どうやら、昔の貧しい時代(戦後?)おからをどうにか活用できないかと考案したのがゼリーフライだそうです。
おからと深谷ねぎの緑の部分(当時殆ど捨てられていた)などを混ぜ込み揚げ物にしたもので、小判型をしていたため「銭=ゼニー=ゼリー」と変化していったそうです。ですのでゼリーとは全く関係ありません(笑)。
結局食べきれなかったのでテイクアウトさせて頂きました。

深谷まで来てしまうと、帰りは花園ICから関越道を使ったほうが早いので、帰りはこちらのルートで。
今回は撮影ではありませんが、楽しい一日となりました。基本的に、1日1イベントをこなすのがやっとの私なので、3ヵ所も回れたのは奇蹟です(笑)。