
おそらく華厳の滝はまだ少し早いだろうけど、湯滝は良い感じに雪化粧が仕上がっているようなので奥日光へと出かけてみました。

関越道。毎度の鶴ヶ島JCTから圏央道を久喜白岡方面へ……。この日は午前4時前に出発しました。

久喜白岡JCT。東北道を宇都宮方面へ……。

宇都宮ICを出て日光宇都宮道路に移ります。有料道路ですが、東北道から直通ではないので初見さんに優しくない作りです。

日光宇都宮道路を終点まで進んでさらにその先。ついに紅葉シーズン渋滞の名所「いろは坂」を上ります。上りと下りはそれぞれ別のルートで一方通行です。間違っても逆走することのないように。

明智平まで上ってきましたが……雪がありません。

そして奥日光の入り口にやってきました。華厳の滝は右折してすぐです。なのに雪が全くありません……。

第2駐車場に到着しましたが、除雪も綺麗にされていてこれっぽっちも雪がありません。ここでラッセルするのを楽しみにしていたのに(笑)。

なんと! 精算システムが新しくなっています!!
昨年までは出口精算だったので慣れないクルマが渋滞を作ったり、投入口や釣銭口などが低いので背の高いクルマは降車して精算していました。
そうです、私も降車して精算していました。
ついに……その面倒臭さから開放されるのですね!!

華厳の滝エレベーター前。綺麗に除雪されています。積雪していると、ここを横切るだけでも転倒の恐れがあります。

恐怖のスロープも全く雪がないので安全です。が、寂しい……。

滝の様子も、やはり雪の迫力に欠けますね。やはり下旬か2月上旬が見頃かなぁ……。

今回はPENTAX67ⅡではなくNikon D850です。お約束の切り抜き構図をさらにピンポイントに絞り込むため、70-200mmに星撮り用に購入したテレコンも装着。

今回は無料観瀑台からの撮影だけで切り上げます。事前精算なので楽チンですね。

中禅寺湖沿いを走ります。右手に見える精肉店直営の「トンカツ浅井」が美味しいらしいです。いつか立ち寄ってみたいところです。

中禅寺湖から離れ山を登り始めると積雪が始まりました。そして竜頭の滝に到着。

龍頭之茶屋の観瀑台から定番の滝姿を見ることができます。お茶屋さんはまだ営業前ですが、観瀑台は常時開放されているので自由に見ることができます。
紅葉シーズンになるとカメラマンでごったがえしてマナーのないク〇カメラマンが罵声を上げたりして不快なので、何年も来ていませんでした。

左岸側は氷瀑になりかけています。厳冬期ならではの美しさです。

右岸は凍る気配すらなく流れは激しいものの、隣り合わせる樹氷とのコラボが「静と動」の対比を楽しませてくれます。

今度は軽アイゼンを装着して遊歩道を進みます。坂道自体も滑りやすいですが、階段はアイゼンなしでは危険です。

階段というよりもスロープですね。

ビューポイントが何ヵ所かあったと思いますが、雪も降ってきたので今回は一番近いところで撮影します。

キャラバンへ戻ってきました。結構雪が降っていたので、キャラバンも少しかぶっています。

次は最深部の湯ノ湖を目指します。
途中、戦場ヶ原を突き抜けるのですが、ここもまた樹氷で美しい。なのに毎度撮影しないで突き抜けてしまいます(笑)。
撮影したいのなら朝限定です。湯ノ湖の帰りには既に溶けてしまいます。

湯滝の入り口。昔は除雪して駐車場に入れたのですが、近年は除雪されず封鎖されてしまうみたいです。

奥日光湯元に到着。ですが、湯ノ湖畔の積雪や凍結具合がいまいちです……。

あれ? もしかしたら駐車時に除雪した雪山に突っ込んじゃったかな……。傷になっていなければ良いのですが……。

奥日光湯元ではろくに撮影しないで湯ノ湖南側駐車場まで引き返してきました。本来は10台くらい停められるのですが、除雪が中途半端なうえ、放置車両(?)が横向きに停まっているので、私を含めてあと2台ってところでしょうか。

放置車両とは反対側に、私も横向きで停めます。というか、道路との境に雪が盛ってあるので横向きじゃないと入らない(笑)。

まずは湯ノ湖を撮影。こちらのほうがいくらか良い景色です。

さて、今度は10本爪アイゼンを装着して湯滝の撮影に向かいます。

というのも、湯滝は行きにみた封鎖されている駐車場から行くルートの他に、今いる湯ノ湖南側駐車場から滝横の階段を下って行くルートがあるのです。

というわけで、スタート地点は湯滝の落ち口の横!!

折り返しが続く階段を下りていきます。下りるってことは帰りは上るんだよなぁ……(汗)。

滝前にやってきました。閉店中の湯滝レストハウス。
……お分かりいただけただろうか……。
カメラがあります。

それはさておき、たまにスノートレッキングの人が訪れますが、殆ど独り占め状態なのでバンバン撮っていきます。と言っても、構図が限られるのですぐに撮り終わってしまいますけどね。

そして「湯滝ライブカメラ」を検索して覗いてみると……
いました! 左下に見切れた赤いジャケットの男が!!(笑)
そうです。湯滝レストハウスに付いていたカメラはここを映しているライブカメラなのです。しかしこれは動画ではなく静止画。それも15分間隔に撮影されるため、ポーズを狙うのはちょっと難しい。
一応、カメラに向かって手を振るポーズで数分間耐えてみましたけど、その間には撮影されませんでした(笑)。

撮影を終えてライブカメラも楽しんだのでキャラバンへ戻ります。そう、この階段を上って……。

厳冬期は柵が意味をなしていないので滑落注意です。因みに正面の右上から左下への斜面が滝です。45度近くある斜面を末広がりに流れ落ちています。

呼吸も荒々しく、無事にキャラバンへ戻ってくることができました(笑)。

そういえばキャラバンが良い感じに仕上がっていたんですよね~。撮るのを忘れていました。

日光華厳の滝駐車場に戻ってきました。何のために?

これのためですよ!!
厳冬期の日光華厳の滝でこれを食べずに帰るなんてできません!!
あぁ、すいとん。1年ぶりだなぁ……。冷えて疲労しきった体に、これでもかというほど具だくさんでアツアツなところに七味をのせてピリッと頂くのがたまりません!
このためだけに、駐車料金を課金しました!!! その価値は充分あると思っています。

下り方面のいろは坂。凍結していないので安心です。
その後、疲れが出たせいなのか、何を血迷ったか一般道で帰るルートを選んでしまい大失敗。R122の異常な長さに気が付いたところで後の祭り。進むしかありません。
結局、前橋ICから関越道を使ったので高速料金はかかるし疲労はハンパないしで大後悔しました……。

帰宅する前に錆予防のために洗車します。疲れているのでGSの機械洗車。
以前から気になっていた下廻り洗車を私の前のクルマで見ることができました。洗車機左右の角から拡散するように水が噴射されています。見たところ一応それなりの圧がありそうですね。

というわけで、私もホイール洗浄と下廻り洗車をオプションで追加しました。ボディは綺麗になればそれでいいのでシャンプー洗車です。
洗車後の拭き上げスペースは空きがないのでそのまま帰宅。毎度思うのですが、拭き上げスペースを長時間にわたり占拠するほどボディケアに拘るならコイン洗車場のほうが有意義だと思うのですが……。
とりあえず、幸いにも自宅はGSから近いので真夏でなければ問題ありません。むしろミラーやボンネットの隙間(キャラバンはボンネットが開かないのでこれがやっかい)の水が走行中のラムエアで吹き飛ぶので、拭き上げが楽になります。
今回はドール撮影は一切なし(一応キャラバンには乗せていましたが)。久しぶりに滝撮影三昧な一日でした。昔はこれが当たり前だったんですけどねぇ(笑)。
しかし、積雪状況がいまいちだったのでもう一度行ってみたいところです。こうやってもう一度が増えていくんですね。今のところ、赤城山、浅間大滝、そして奥日光。しかし、行ければ長野県の氷の神殿にも行きたい……。こりゃ日数が足りないや!
今回のれぽ~とはここまで。