
例年だと6月中旬にさしかかるあたりで紫陽花撮影をしているのですが、今年はなんだか遅く感じます。しかし、ツイッターなどを見ると既に満開を迎えている紫陽花もあるようなので、場所によるのでしょうか……。

5時に頑張って起床したのに7時に出発。まったく意味のない早起きとなりました。
訪れたのは横瀬町農村公園。朝一番なので駐車場の一番隅に車を停めます。こうすると5台停めることができます。

公園に向かう通路。この右側にも紫陽花が並んでいるのですが、どうやら咲いていないようです。やはり今年は遅いのでしょうか。

公園に到着。なんだか様子が変です。
いくらか咲いていない、いくらか咲いているというレベルではなく、完全に咲いていません。

近くまで寄ってみると、咲いていないのではなく枯れてしまっていることが分かりました。

ローラー滑り台沿いに100メートルほど紫陽花があるのですが、おおよそ半分ほどは壊滅状態に陥っていました。
管理をしくじったのか、それとも病気などで自然にこうなったのか……。どちらにしても、お気に入りの場所なので心配でなりません。

場所を変えて美の山公園に行こうと思っていたのですが、今回は皆野町金沢地区浦山にあるアジサイ園に行ってみることにしました。
途中に採石場があり、そこまではダンプも通れる広い道幅なのですが……。

それを過ぎると途端に狭くなり、山道らしくなってきます。道端の紫陽花が期待を高めてくれます。

カタクリの里案内図まで来ると目的地までもう少しです。

しかし、道幅は更に狭くなり車同士のすれ違いをほぼ不可能になります。殆ど地元農家の生活道路です。

対向車が来たらどうしよう……という不安を抱えながら800メートル進むとトイレと2~3台車を停められそうなスペースがあります。

そこに車を停めて奥にある入口からアジサイ園に入ります。こんな山奥でもトイレを完備しているのは有難いですね。

木々に囲まれた山の斜面一帯に咲く紫陽花を期待していたのですが、どうやら訪れるのがまだ早かったようです。部分的には咲いていましたが、となると他が満開の時期にその部分は終わってしまっているかもしれません。
標高が上って冷えたせいか、どうもお腹の調子が悪いのでそそくさと駐車スペースまで戻りトイレに駆け込みました(笑)。
すっきりしたところで山を下ります。

と思ったら、恐れていた対向車とにらめっこ。しかも相手は町営バスです!
若干、道幅のあるエリアだったので良かったもののすれ違いはできないので、下り側の私がバックで再び山を登ることになりました。どのみち、こんな狭い山道でバスにバックさせるなんて危険なことはさせられませんからね。

このまま美の山公園に行っても良かったのですが、おそらく今見た場所と条件は似たり寄ったりだと思うので、秩父の山を下りて狭山市の智光山公園の紫陽花を見に行くことにしました。

午後1時頃に到着。駐車場は充分空いています。
雲がかかっていて社内温度が上がりそうにないので、一度コンデジだけ持ってロケハンをします。

こちらもあまり咲いていません。やっぱり今年は開花が遅いですね。

ひょうたん池のほとりにある紫陽花は日照が良いためか綺麗に咲いていました。ドールを地面に立たせて撮影できそうです。

少し前に訪れた花菖蒲田。その時はここを探すのに歩き回ったのですが、紫陽花園のすぐ近くでした。まだ満開です。
園内には花菖蒲園もあるので、この週末にそちらも見てみたいです。

バラ園もまだ綺麗に花を咲かせています。バラがこんなに長く楽しめる花だとは思いませんでした。
さて、ロケハンも済んだところで一度車に戻りドールと機材を持って撮影を始めたいと思います。

まずは美紗葵さん(SDM-F-33)。青いガクアジサイで撮影。ヘアブラシも櫛も忘れてきてしまったので、手櫛で済ませます。
このエリア、表側の入り口はロープが張られていましたが、裏側の入り口はロープが開いていたのでそちらから入ることになりました。

次は四葉さん(SDM-F-48)。まだ色が付く前の白い紫陽花で撮影。四葉さんを花と撮影すると、つんつんハンドを使いたくなります。

続いて四葉さん。低い位置にガクアジサイがあったのでスタンド直置きで撮影。うまい具合にスタンドが隠れたのですが、念のために合成用のドール無し写真も撮影しておきます。

紫陽花園からひょうたん池へ場所を移します。モデルは美紗葵さんでスタンド直置きです。こちらはスタンドが完全に隠れたので合成用の撮影は無し。

高い位置に色づき始めの花があったのでそちらでも撮影。紫陽花園とは異なり、人がまったく訪れないので落ち着いて撮影することができました。
一日ワンジョブが基本なので、3ヵ所巡ったこの日はかなり頑張りました(笑)。
とは言っても撮影は智光山公園だけでした。来週あたりからが各地見頃を迎えそうな感じがします。
本格的にガンガン撮るのはそれからになりますね。
今回のれぽ~とはここまで。