
おはようございます。
撮影に出て2度目の朝を迎えました。起床は午前2時。眠ったのが早かったのでお目覚めるのも早いです。
暖房が効いていたのでぐっすり眠れました。体調も回復しています。

午前2時30分、トイレを身支度を済ませて乗鞍へ向けて出発。

午前3時、乗鞍に到着。観光案内所でトイレ休憩をしつつ夜明けを待ちます。

午前5時30分。しびれを切らして善五郎の滝駐車場に移動。やはり道の駅で起きたのが早すぎましたね(笑)。

防寒具やアイゼンなどの準備を始めます。
どんなにトイレを済ませておいても、ここで準備をしているとトイレに行きたくなります。これはおそらく「ここからはトイレがないぞ」という心理的な不安から来るものだと思います。
本当にヤバそうなときは観光案内所まで戻りますが、今回は2度もトイレに行ってきたので大丈夫そうです。

午前6時20分、空が明るみ始めたところで荷物を背負って出発です。

山道に入るとフカフカな雪世界。時間が余ればここでドール撮影したいのですが、今日は無理そうです。

いよいよ谷へと降りていきます。

つづら折りの階段を下っていくのですが、完全に急斜面の坂道になっています。アイゼンやチェーンスパイク、スノーシューなどは必須です。

坂道……階段を下りきると橋があり、それを渡ったら鉄階段を上ります。

もう一度橋を渡ると観瀑台に到着。誰もいないうちに全景を撮影しておきます。

モフモフと雪の河原を歩いて至近から撮影。大寒波の影響のためか、とても良く凍っています。中腹で段になっているのは、既に一度凍ったものが崩れているからです。

左岸中腹。ここからのアングルは迫力があります。

右岸中腹。こちらも良く凍っているので立ち入ることができました。
ご覧のように右岸側はなかなか凍らないので、滝壺の雪が抜け落ちることがあり、ガッチリ凍らないと危険なのです。

望遠レンズに交換して、開口部を狙います。

一旦下がって中腹の鋭い氷柱をアップで狙います。

斜めから飛沫の輪郭を表現するように狙ってみます。

最後は煽り構図。すなわち見上げる構図で撮影です。私としては普段あまりやらない撮り方です。

氷瀑撮影は終わったので、ドール撮影に移ります。まずは座りポーズから。
今回のモデルはこのはさん(SD-F-98)。雪シーズンで定番となっているコートです。

もう少し滝に近づいて立ちポーズ。

もっと滝に近づいて……というより氷瀑に丁度良いサイズの穴があったので、穴の中に立ってもらいました。

傍から見るとこんな感じでとてもデンジャラス!!
それと、ここにきてようやく観光客が訪れました。時刻は午前8時30分。どうしてこんなに人が来ないんだろうと、考えてみたら今日は平日でしたね。

さて、つぎの撮影ポイントを探そうと、よじ登った氷壁から下りてきたらドールスタンドがちょこんと雪面から生えていました……。
(立ちポーズのあと、回収するのを忘れてた……)
この後も撮影を続けるので置き忘れて帰ってしまうことはないと思いますが、危ない危ない……。

右岸へ移動してみました。
全てが急斜面なので、まずはアイゼンで窪みを作ってからこのはさんを立たせます。それでも何かのはずみで転倒したら滝壺へ真っ逆さまなので超慎重にセッティングします。撮影中も気が抜けません。
一番怖かったのはこのれぽ~と用の写真を撮っているときですね。

ドール撮影もなんとか無事に終了しました。
そこで、この氷瀑が一度ほぼ出来上がり、自重に耐え切れず崩れた痕跡を観察してみましょう。中央の氷塊の断面を見てください。氷柱の向きが他と異なっていますね。
元々垂直だったものが崩れたことで斜めになってしまっています。

観光客もちらほらとやってくるようになったので撤収します。
氷瀑のあとは、駐車場近くの森林で白樺を使ったドール撮影をするのが定番なのですが、今回はタイムアウト。

駐車場に戻ってきました。

乗鞍のお山は見えず。

撤収します。その前に温泉に入っていきましょう。

そして湯けむり館へやってきたのですが、どうやら様子がおかしい……。
最後にひとっ風呂浴びてから帰りたかったのですが、休館していました。残念!

仕方ないのでそのまま帰路につきます。山を下る方々はみんな安全運転。

だいぶ下りてきたところでう〇こ漏れそうなクルマが!!

私の二台後ろから信号待ちの先頭までぶっちぎっていきました(笑)。
こういう輩を見ると毎度思うのです。今やドラレコ搭載率は50%以上で、それでなくてもスマホは小学生からご老人までほぼ全国民が持っている時代となり、常識から逸脱した行為をすれば即ネットの海に公開される時代です。そんな時代なのによくやるよなぁ……。まぁ、私としては毎度味気ないこのブログに付け加えるスパイスの素材になってくれるので有難いですが(笑)。

帰りは松本ICから長野道に入ります。

中央道に向かって南下すると思わせて、上信越道を目指して北上します。左手には北アルプスの美しい山並みを見ることができます。

更埴JCT。関越道方面へ進みます。どうして上信越道ではなく、さらにその先の関越道と案内するのでしょうね。

さて、なぜ帰りは遠回りしてまで北回りの上信越道ルートを選んだのかというと、その答えは横川SAにあります。

それは!
おぎのや「峠の釜めし」です!
長野へ撮影に出た帰りにはだいたい立ち寄っています。いつもは土産に買っていくだけなのですが、今日はここでも食べていきます。
釜めしは日本全国各所にありますが、おそらく関東圏だとおぎのやが知名度も人気も一位なのではないでしょうか。少なくとも私のなかでは、峠の釜めしがスタンダードになっています。

横川SAをでたあとは特記するような出来事は無かったので、このストーリーはここまでとなります。
帰宅後、洗車場でジャンジャンモリモリと水をぶっかけて洗車をしたかったのですが疲労に負けてGS洗車でとりあえずボディだけ綺麗にしました。翌日、仕事帰りにコイン洗車場でジャンジャンモリモリ下廻りを洗いました。
今回のれぽ~とはここまで。